2018年10月27日、公開初日に旅行先の大阪(なんばパークスシネマ)で鑑賞しました。プリキュア15周年記念作品ということで、歴代プリキュアが総出演します。タイトルの通りメインとなるのは、最新作ハグプリと初代です。主人公は完全にはなさんですね。昨今の社会問題ともなっている、完璧な母親像に対するアンチテーゼのような作りになっています。
突然の襲撃で仲間がどんどん赤ちゃんにされてしまい、解決方法もわからない絶望的な状況下。それでも赤ちゃんの世話をしなくてはならず、一生懸命に世話をしても報われないような赤ちゃんたちの反応。自分は全然立場が違うので共感は出来ませんが、映画を通じて体感することは出来ました。如何に絶望的で、辛い状況であるか、強く感情を揺さぶってきます。
後半は、逆転攻勢に至るいつもの流れです。プリキュア総出演による攻撃シーンは賑やかで圧巻。敵との説得シーンは涙を誘う部分もありますが、やっぱり肝は前半部分ですね。メッセージ性の強い映画だと思いました。劇場でかなり涙腺が緩みました。でも冒頭部分のルールー=ボルト説のくだりは、とても笑いました。
あと、予告映像を見ていて気になった3DCG風タッチは、実際の上映を見た際には特に気になりませんでした。タッチの違い自体は分かるのですが、実際に動いている様子を見続けていると、特に違和感なかったです。