2023年06月10日、西オーストラリアのパース近郊のロッキンハムでダイビングしてきました。インド洋&南半球での初ダイビングとなります。もともとは翌日のロットネスト島のボートダイビングをメインに据えていたのですが、海況予報の悪化(波高3メートルで強風)により中止となったため、こちらのダイビングのみとなりました。
お世話になったショップは、パーススクーバです。ホテルまで迎えに来ていただき、ショップで器材を積み込んだら、ロッキンハムビーチへ向かいます。雲は多いものの青空が見える天気です。
今回は旅行の荷物を軽くしたかったため、マスク以外はレンタルです。ウェットスーツ5mmなので冷たさが堪えそうです。フロントジッパーのウェットスーツは初めて着ました。駐車場の横に芝生広場があるので、そこでセッティングします。
タンクを背負ったらフィンを持ってビーチに向かいます。波はやや強めです。肩を借りて足をもう片方の脚に掛けて、フィンのストラップを締めます。腰を曲げて地面に着いたままの状態で締めても、きちんと締まりません。フィンを履いたらいざエントリー。水面移動はやや長めです。波があるので早く潜行したい衝動に駆られます。
潜行したらガイドの後をついていきます。透視度は1~2メートル程度で、一面緑色の世界です。普段からここまで濁っているわけではなく、しばらく雨が続いた影響です。周りに目を遣るとたくさんのGoldfined sea breamを見かけます。圧倒的に見かける数の多い魚でした。
レック間を繋ぐガイドロープに沿って泳いでいくと、やがてレックポイントに到着しました。ダイビング用に沈められた船があるのですが、いかんせん透視度が悪いので全景を捉えることができません。
魚は、ウェスタンスムースボックスフィッシュを見つけました。こちらは事前に西オーストラリア固有種と知っていたので、テンションが上がりました。他にも大きなマダイやwrasse、Banded scalyfinを見ました。優美なヒレをなびかせるWestern king wrasseも見られました。
本数 | 174 |
日付 | 2023/06/10 |
エリア/ポイント | ロッキンハム/ロッキンハムビーチ |
エントリ方法 | ビーチ |
潜水時刻 | 10:20-10:48 |
水深(平均/最大) | 10.2m/14.8m |
水温(水面/水底) | 17.1℃/16.9℃ |
残圧(開始/終了/容量) | 210/120/12L |
1本目を終えたらしばらく休息です。風があるので寒さが堪えます。さらに雨まで降ってきました。水中も17度くらいなので冷え冷えですね。自前のオーダースーツではないので、余分に寒さを感じていると思います。
2本目も同じポイントですが、ルートを変えてセスナ機が沈んでいるポイントへ向かいます。しかし、ここでガイドを見失いロストしてしまいました。透視度がとても悪い状況下では、うっすら見えている状態は即座にまったく見えなくなる状態へ移行する恐れがあるので、もっと早い段階で距離を詰めるべきでした。1分ほど水中で周囲を見渡しましたが見つからないので浮上して、水面移動でガイドを合流しました。結構距離が空いていました。
合流後は再び潜行し、セスナ機が沈むポイントに着きました。コクピット部の窓を眺めたりしますが、やはり全景は見えません。そんな中、セスナ機の下にコブシメがいました。上手く隠れているつもりらしく、こちらを見たままじっと動きません。なので写真をたくさん撮らせてもらいました。
なお、タンクは1本目で使ったものを継続して使いました。このスタイルは初めてでした。
本数 | 175 |
日付 | 2023/06/10 |
エリア/ポイント | ロッキンハム/ロッキンハムビーチ |
エントリ方法 | ビーチ |
潜水時刻 | 11:24-11:49 |
水深(平均/最大) | 8.3m/11.7m |
水温(水面/水底) | 17.1℃/17.0℃ |
残圧(開始/終了/容量) | 120/30/12L |
ダイビングを終えたら、ビーチのシャワーで塩を流します。服への着替えは、公衆トイレを利用します。個室タイプで10分単位で利用できるので、その間に着替えを済ませてしまいます。ログ付けは別日に行なうことにして、この日はそのままホテルまで送っていただき、ダイビング終了です。
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