シミランダイブクルーズ最終日

2024年04月30日から05月02日にかけて、二泊三日でシミラン諸島のダイブクルーズに参加してきました。こちらは最終日の記事です。長く思えた二泊三日の船旅も乗ってしまえばあっという間ですね。

昨日と同じく5時すぎに起きて、デッキへ向かいます。船はシミラン諸島まで南下してきました。

1本目は、Elephant Head Rockで戻ります。島の先端にある岩場がそれぞれ象の鼻、頭、背に見えることが、ポイント名の由来です。朝一なので若干薄暗い中、目覚めたばかりの海の中を楽しみます。イエローバックフュージラーがたくさん泳いでいました。

それから岩場地帯に入って、水路の中を進みます。場所によって流れが激しく、その強さに応じてルート取りをしていました。潮流だけではなく若干うねりも入ってきていたので、軽く洗濯機のような状態でした。

全体を通してシミランでのダイビングは水温が高めで、5mmウェットスーツだと少々のぼせ気味になることもありますが、少し冷たい水塊に当たることも多いので、ウェットスーツは着ていたほうが良いと思います。特にこの1本は冷たいシーンが多めでした。ラッシュガードだけで潜っている人もいますが、皮膚をやられていたので、身体の保護という点でも安心です。ただ、ウェットスーツの着脱でエントリ時エグジット時の手間が増える点が、デメリットとなります。

本数203
日付2024/05/02
エリア/ポイントSimilan Islands/Elephant Head Rock
エントリ方法ボート
潜水時刻06:46-07:22
水深(平均/最大)15.1m/24.6m
水温(水面/水底)31.4℃/27.2℃
残圧(開始/終了/容量)220/80/10L

1本目を潜り終えたら、朝食ビュッフェをいただきます。それから#4島であるMIANG島へ向かいます。こちらは希望者のみボムボートに乗ってビーチまで行き、そこから海に飛び降りる形で上陸します。なので足元は濡れて良い状態にしておく必要があり、裸足かダイビングシューズが良いです。安全を期すならダイビングシューズを履いた方が良いでしょう。しかし全体的に裸足の人が多かったです。

上陸するとまず飛び込んでくるのは、白砂のビーチとエメラルドグリーンの海、そして青々とした木々で、まさに南国のビーチといった光景が広がっています。砂浜から一歩奥に入ると、広場になっており、ベンチやお店などがあります。

遊歩道が整備されており、5分ほど歩いていくと、島の反対側のビーチへ出られます。こちらは木の幹に吊るされたブランコがあり、フォトジェニックです。

クルーズ船に戻ったら、2本目を潜ります。ポイントはStone Hendgeとなります。元々3本目に潜る予定でしたが、2本目に予定していたポイントが混みそうなので、両者を入れ換えた形となります。基本的に流れがあり、流れに乗ったり或いは逆らったりしながら、散策します。前半はハードコーラルの華やかな景色が広がり、後半は岩場メインの構成でした。

本数204
日付2024/05/02
エリア/ポイントSimilan Islands/Stone Hendge
エントリ方法ボート
潜水時刻09:43-10:30
水深(平均/最大)10.7m/20.0m
水温(水面/水底)31.9℃/29.0℃
残圧(開始/終了/容量)220/80/10L

2本目を終えたら昼食となります。2本目以降は当日乗船組も加わるので、乗船人数が過渡的に増えます。到着時はあまり感じませんでしたが、前日がリチェリューロック行きで乗船がなかったので、混雑を感じますね。

昼食後は部屋の荷物を整理して、RETURN用の所定エリアに出しておきます。なおこのエリアはウェットエリアなので、荷物はある程度防水性のある状態にしておくと良いです。

そしていよいよ最終ダイビングである3本目を潜ります。ポイントはTSUNAMI Monumentとなります。広大な砂地の中に、干支で飾られた円盤状のオブジェや小さな寺院の像、女神像などのモニュメントを楽しみます。女神像は台座から落ちて砂の中に埋もれていました。

もしかしたら水中マクロのままにして撮影していたのか、後半の写真が全体的にピンボケが多く、少し残念でした。曲線メインで作られたモニュメントは、人工物と自然物の中間のようで、面白かったです。

本数205
日付2024/05/02
エリア/ポイントSimilan Islands/TSUNAMI Monument
エントリ方法ボート
潜水時刻12:54-13:30
水深(平均/最大)12.2m/25.8m
水温(水面/水底)32.0℃/28.9℃
残圧(開始/終了/容量)220/110/10L

3本目を潜り終えたら、ダイビング器材を片付けて着替えます。最後は全員デッキに集まっている状態になり、スピードボートが来たら階段を下りて移動する形になります。この際にチップボックスの前を通るので、下船のタイミングで1,000バーツを入れておきました。入れたことがクルーに分かるように、これ見よがしに入れるのが良いと思います。

スピードボートでタプラム港まで1時間ほど乗ったら、ガイドにチップを支払います。2,000バーツくらいだったかと思います。荷物が港から運ばれてきたら、自分でピックアップして、自分の名前が貼り出されている送迎車のところまで運んで、ドライバーに積んでもらいます。その後はパトン地区まで2時間ほど車に揺られます。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。

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