3日目、5時20分に起床して、ダイビングの支度を済ませます。この日の朝食は、バインミーを選びました。前日より少し早い7時出発です。本来はもう少し遅くても良いのですが、路線バスが結構遅れるので、そのバッファを見込まなくてはならないのです。
本日のダイビングは万座。前日の真栄田岬よりは遠く、車で10分程度移動します。ダイビングスタイルは真栄田岬と同様、1本毎に港へ戻ってくるスタイル。
1本目のポイントは、万座ホーシュー。馬の蹄のような岩があることが、ポイント名の由来です。エントリしたら、リーフから落ち込むドロップオフに出ます。水底は60メートル近くになるので、中性浮力必須です。ドロップオフに沿って中層を泳いでいき、サメなどの大物がいないか観察します。遠くに2回ほどうっすらとシルエットが見えた気がしますが、はっきりとは分かりませんでした。ある程度進んだら、引き返します。帰りは潮の流れが逆向きなので、少し疲れました。
なお、ここのポイントはすぐ近くが陸地になっており、そこから釣り人が釣り糸を垂らしています。なので、ガイドの指示に従い、ドロップオフから離れすぎないようにします。あまり外へ出ると、釣られてしまいますので。タイミングが合えば、釣り上げられる魚を見られます。
リーフに戻ってきたら、水路などを探索。ルーフ越しに見上げる水面の光や、そこを泳ぐ魚たちのシルエットが、とても幻想的で癒されました。
本数 | 96 |
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日付 | 2019/06/30 |
エリア/ポイント | 万座/ホーシュー |
潜水時刻 | 09:05-09:36 |
水深(平均/最大) | 10.3m/18.4m |
水温 | 26.1℃ |
陸の方では、万座毛を見られます。ちょうど先端のほうに目を遣ると、小さな人影をいくつか見ることができます、
2本目のポイントは、万座ドリームホール。万座毛で一番有名なポイントではないでしょうか。まずはリーフで、クロユリハゼを見たりします。それから縦穴に潜行して、洞窟の中を進んでいきます。中は真っ暗で、水中ライト必携です。一番下まで潜ると、濃い青色をした大きな出口が見えます。後で、ピカチュウみたいに見える、と聞いて、なるほどを思える形をしています。岩壁に沿って群れる魚もきれいですね。暗かったせいもあり、少しバランスを取るのに手こずりましたが、満喫できました。
その後はスカシテンジクダイの大群や、カスミチョウチョウウオなどを楽しみました。
本数 | 97 |
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日付 | 2019/06/30 |
エリア/ポイント | 万座/ドリームホール |
潜水時刻 | 11:04-11:37 |
水深(平均/最大) | 12.4m/27.9m |
水温 | 25.4℃ |
昼食は、近くにある花村そばにて、いただきます。ウェットスーツのまま食べられるので、ありがたいですね。注文したメニューは花村そばです。ソーキに三枚肉の全部乗せ、ジューシーもついてきます。
お腹を満たしたところで、3本目へ。3本目のポイントは、万座ナカユクイ。エントリポイントから緩やかに水底が沈んでいくコースです。通常は最初に深場へ行って、それから徐々に深度を上げてきますが、今回のような徐々に深場へ進むコースの場合は、引き返すタイミングを決めるために、NDL(無減圧潜水可能時間)に注意する必要があります。
スカシテンジクダイやオトヒメエビなどを楽しみます。途中小さな青いクマノミを見たのですが、あれはクマノミなのか、別の魚なのか。青いクマノミもいるらしいですが、一般的には赤ですよねえ。そんな疑問も抱きつつ、砂地に沿ってどんどん潜っていったら、30メートル近くになっていました。
そこで見たものは、巨大な漁網。全景を見ると圧巻です。コーラルなどが張り付き、周囲には魚たちが群れていて、すっかり漁礁となっています。ミナミゴンベなどを見ました。
その後は、クロスジリュウキュウウミウシ、タカラガイ、ボクサーシュリンプなどを見ながら深度を上げていき、リーフで安全停止をしてエグジット。
ちなみに、久しぶりにハウジング内の結露をやらかしてしまいました。昼休憩時に何故かハウジングからカメラを取り出してしまったんですよね。湿った熱い空気をハウジングの中に入れてしまったので、もうどうにもなりません。最近やらかすことがなかったので、シリカゲルも入れていませんでした。完全に油断ですね……。なるべく冷やして、水気を拭き取るなど、最善を尽くした結果、かろうじて撮影ができました。写真が全体的に白っぽいのは、このせいです。
本数 | 98 |
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日付 | 2019/06/30 |
エリア/ポイント | 万座/ナカユクイ |
潜水時刻 | 13:44-14:22 |
水深(平均/最大) | 13.5m/27.3m |
水温 | 25.6℃ |
こうして本日のダイビングは終了。ポイントによるのかもしれませんが、昨日の真栄田岬に比べて、難易度はやや高めに思えました。ショップに戻ってログ付けをしたら解散です。
昨日と同じルートでなかゆくい市場に行き、ブルーシールのダブルコーンアイスをいただきます。本日のフレーバーは、紅芋とサトウキビ。その後はバスに乗って宿へ戻りますが、遅延していてなかなか来ません。ここのバス停は日差しを遮るものがほとんどないので、ジリジリと焼かれながら待ちました。
喜名停留所で降りたら、喜名番所を見つつ、池城ストアーで夕食を買い出し。宿に戻ったら、カツカレーライスを食べつつ、ポテチとオリオンビールドラフトで晩酌しました。
その後は、ビーチタオルや衣類を洗濯します。廊下に洗濯機と乾燥機が設置されており、自由に使うことができます。有料で洗剤も買えますが、とりあえず水洗いで良いです。いやー、夏の沖縄で気軽に洗濯できる環境は、ありがたいですね。
そして20時30分ごろ、就寝しました。寝たのが早いせいか、途中数回目が覚めましたが、すぐに入眠。2日連続の3ダイブは、それなりに疲れているようです。