白神山地・弘前旅行~2日目

 

お酒で夜中に数回目覚めたものの、6時30分には起床。お風呂に入り損ねたので、軽くシャワーを浴びます。それから最上階のレストランで朝食ビュッフェ。メニュー豊富で良かったです。

 

8時20分ごろホテルを出発して、弘前バスターミナルまで歩きます。窓口でアクアグリーンビレッジまでの往復切符を買い、バス乗り場で待機。9時15分に白神山地へ向けて発車しました。

 

乗客はそこそこですが、席は十分確保できる程度です。車窓からは、リンゴ畑や黄金色に稲穂が輝く水田などが見えます。しばらく進むとカーブが続く細い山道に入り、1時間30分ほどでANMONアクアグリーンビレッジに到着です。

さっそく世界遺産の径ブナ林散策道へ向かいます。当初はがっつりと登山コースのつもりでしたが、帰りのバスがわりと早いことと、本格的な装備が必要になることから、断念しました。看板に従い進んでいくと、暗門川沿いの山肌がところどころ紅葉していてきれいです。散策道の入口では、遊歩道整備の協力金を募っていたので、300円を払いました。300円払うと協力証みたいなものが貰えるからです。

    

散策道はそれほど長くないので、ゆっくりと森を眺めながら進みます。大小2個の周回コースがあり、先に奥の周回コースへ向かいました。様々な木々が程よい間隔で並んでおり、適度な光が森の中に差し込みます。紅葉にはまだ早いですが、うっすらと黄色味が掛かっているようにも見えます。眩しい緑の中を歩くのは気持ちいいですね。多少高低差はありますが、それほどきつくはありません。ただ、前日の雨で地面がぬかるんでいる箇所があり、そこを歩くのが大変でした。そうした雨水も、ブナの森に濾過されて、やがて何本もの清流となり、森の中を流れています。水場の傍に生える苔は美しいですね。また、時折姿を見せるブナの巨木は圧巻でした。

散策道を抜けたら、暗門川の河原で少しまったりします。それからANMONアクアグリーンビレッジに戻りました。

ちょうどよい時間でしたので、レストランにてお昼ごはんにします。注文したのは、暗門ランチとシードルドライ。山の幸がたっぷりでした。周りにカメムシがたくさんいたのは気になったけど、こればかりはどうしようもありません。

お腹を満たしたら、暗門の湯で一風呂浴びます。脱衣所にはカメムシ対策の蚊取り線香が焚かれています。人工温泉ですが、のんびりと寛いで、体がさっぱりとしました。昼間ということもあり、他に誰も来なかったので、貸切状態でした。なお、露天風呂はだいぶ前から閉鎖中のようです。タオルは有料レンタルがありました。

 

バスの発車まで少し時間があるので、ぶらぶらと散策。真っ赤に紅葉している木々があって、きれいです。歩いていると、マタギ小屋や暗門神社があったので、見学や参拝をしました。

14時20分、バスが出発して、一路弘前へ戻ります。車窓から見えた津軽白神湖がきれいでしたね。何故か往路に比べて所要時間が短く、15時30分には弘前バスターミナル前に着きました。

ホテルへ向かい、1階にあるル・キャッスル・ファクトリーで一服します。ドリンククーポンを貰っていたので、それを使ってコーヒーをいただき、追加でパンケーキベリーをいただきました。甘味と酸味が程よく口に広がります。ベリーソースもたっぷりでうまうま。

小腹を満たした後は、夕暮れの弘前公園を散策します。7年前の桜の時期に来て以来ですね。紅葉にはまだ早い時期なので、園内は空いています。東門から入り、東内門を通り、追手門へ抜けるコースを歩きました。有料区域は閉場間近でしたので、明日に取っておこうと思います。

 

ちょうど夕日が見られる時間でしたので、良い場所を探しましたが、見晴らしの良い高台って案外ありません。二の丸付近でかろうじて見える場所を見つけたので、そこから撮影しました。程なくして日は落ち、空はすっかり紺色に染まっています。ライトアップされた追手門を抜けて、弘前公園を後にしました。

 

向かった先は、弘前の繁華街である新鍛冶町や土手町界隈。お店ははっきりと決めていませんでしたが、和食が続いたので洋食を食べたいと思い、おしゃべりに入店しました。多少時間が早かったこともあり、自分が入った時は他の客はいませんでしたが、徐々に増えてきました。注文したのは、牛タンシチューと赤ワイン。単品なので、肉の味を堪能しました。

赤ワインでほろ酔いの良い気分で、ホテルに戻ります。弘前の町は、和風な建物に混じって、洋風の立派な建物が時折姿を見せます。百石町展示館や青森銀行記念館などがライトアップされて、きれいでした。

18時30分ごろにホテルへ戻ったら、ダラダラと過ごします。翌朝は早起きの予定なので、22時すぎには寝ましたが、あまり疲れていないせいか、寝付きは良くなかったです。

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