3日目、5時すぎに起床します。ダイビングの準備を済ませて、朝食をいただきます。7時すぎにホテルをチェックアウトして、紀伊勝浦駅へ向かいました。7時17分発の電車で古座へ移動します。
古座駅に到着。それまで曇天でしたが、自分が駅に着いたタイミングで土砂降りになってしまいました。今回お世話になるダイブショップはKoozaさん。車でショップまで移動します。
ショップは港の前にあるので、便利。申込み書類等の記入手続きを済ませたら、準備をしていざダイビングへ。この日のポイントは2本とも上の島で、ルートを変える形になります。
なお今回の旅行では外部ストロボを持ってきたのですが、光接続ケーブルを忘れてしまいました。んー、ストロボに付けっ放しにしておくべきだったか。取り回しの過程でケーブルにダメージが入る可能性を嫌って外していたのですが、確かに忘れそうな予感もありました。一応カメラ本体のストロボをワイヤレスで拾うことも出来るので、今回はそれに頼ります。反射板もないので、かなり精度は落ちると思いますが。
1本目、表層は流れがあるので、サイドロープを伝って水面移動し、アンカーロープを掴んで潜行します。水底の方は特にうねりはなし。透明度はそこそこ。水温はひやっとする程度。19度から20度の間で、ちょうど寒さを感じる境界線がこの辺りだと思います。古座は黒潮がダイレクトに流れ込まないので、串本より少し水温が低いらしいです。オハグロベラ、ムチカラマツエビ、イソバナカクレエビ、オルトマンワラエビ、ニシキウミウシ、カザリイソギンチャクエビ、イロカエルアンコウなどを見ました。ソフトコーラルが色鮮やかできれいですね。
本数 | 110 |
日付 | 2020/07/25 |
エリア/ポイント | 古座/上の島 |
潜水時刻 | 09:30-10:12 |
水深(平均/最大) | 13.8m/21.5m |
水温 | 20.4℃ |
ショップに戻って水上休憩。この時いただいたフルーツ入りゼリーが美味しかったです。
2本目、1本目と同じくサイドロープ伝いに潜行します。ゼブラガニ、ガラスハゼ、スズメダイの卵、キイボキヌハダウミウシ、アオサハギ、クダヤギクモエビ、ゾウゲイロウミウシの交接する様子や、カンザシヤドカリなどを見られました。ササッと移動してしまうガラスハゼは、シャッターを切るタイミングが悩ましいです。ゼブラガニはもう少しきれいに撮りたかったですが、岩陰にいたこともあり、これが限界でした。
本数 | 111 |
日付 | 2020/07/25 |
エリア/ポイント | 古座/上の島 |
潜水時刻 | 11:21-12:07 |
水深(平均/最大) | 13.8m/21.8m |
水温 | 20.4℃ |
2本目を終えたら、コンビニで買った蕎麦弁当で昼食をとります。それからログ付けを終えたら、串本のホテルまで送っていただきました。
なお予報では大雨でしたが、結局朝の土砂降り以外は概ね晴れたり曇ったりでした。降水量を見るとさすがにダイビングとて中止にならないか、前日に不安になるほどでしたが、良い方に外れてくれて良かったです。
ところで、光接続ケーブルがないとやっぱり外部ストロボの精度はガタ落ちですね。上手く働くときもありますが、明るすぎたり、暗すぎたりすることも多いです。一応カメラ本体のストロボでは難しい発光量で撮れた写真もあるので、外部ストロボ自体を活かせる機会があったのは救いです。
串本での宿は、ビジネスホテル串本駅前店になります。15時すぎにチェックイン。夕食まで時間があるので少し街を散策するつもりでしたが、ベッドに横になったらそのままグダグダしてしまいました。ダイビング後あるあるです。
17時30分手前、ダイビングショップにて予約していただいた旬彩おおはしに向かいます。着いたら本日予約満席の看板。予約していただいて良かったです。まずはビールで喉を潤します。それからお造り盛り合わせ、まぐろフライ、ごま鯖の唐揚げ、梅真鯛の塩焼きを頼みました。海に近いので、海鮮系ばかりを頼みました。実は山も近いので、山の恵みもいただけるのですけどね。そしてせっかくなので地酒もいきます。注文したのは潮岬を1合。すっきり飲みやすいお酒でした。〆はめはり寿司。熊野の郷土料理で、高菜の葉でご飯を包んだもの。ご飯には醤油ベースの味付けがなされています。程よいしょっぱさで良いです。
食事を終えたらコンビニに寄って明日の朝食等を購入。ホテルに戻った後は離れにある温泉へ浸かりにいきます。足し湯はセルフで蛇口を捻る方式。硫黄臭が強く如何にも温泉といった感じの温泉でした。海が近いので塩化物泉かと思っていました。
部屋に戻ったら、22時30分ごろ就寝しました。やっぱり日本酒1合を飲んでしまうと、どうしても眠りが浅くなってしまいますねえ。でも、旅先で地酒を飲むのは、国内旅行でのルーティンなので止められません。