アイカツ!10th STORY~未来へのSTARWAY~ トークショー付き上映

2023年2月9日に109シネマズ川崎で開催された、アイカツ!10th STORY~未来へのSTARWAY~ トークショー付き上映に参加してきました。1週間前に発売されたチケットは数分で売り切れてしまったので、無事購入できてよかったです。良席を狙って衝突してやり直しが3回くらい発生し、その間にもどんどん席が埋まっていくので、結構焦りました。

平日開催ですが、地元川崎の映画館であり、自宅から歩いて20分程度なので、在宅勤務のおかげもあって無理なく参加できました。

今回のイベント開催に合わせて、ロビーにはアイカツ!10th STORYのラゾーナキャンペーンポスターやキャラクターパネル、今回のイベント告知ポスターが展示されています。ラゾーナの特別ノベルティプレゼントキャンペーンは気になっていましたが、カードを作って一定額お買い物で抽選に申込みなので、なかなかハードル高いですね。

スタッフトークは上映後となります。登壇者は木村隆一監督、加藤陽一さん、こだまさおりさん、霧島若歌さんの4名です。「芸能人はカードが命」が劇場に流れ始めると自然と手拍子が起こり、登壇者の皆さんを迎えます。しかしスタッフトーク回でこの形は正直意表を突かれました(笑)。以下にレポートや感想を箇条書きベースで書いていきます。例によってメモはありますが、細かいところまで取りきれていないので、その辺はあやふやに補完しています。大意は間違えていないはず。

まず最初に、客席に向かって、今日が何回目の映画鑑賞か質問がきました。初めての人もちらほら。2回目以上の人が大半です。10回目となるとだいぶ数が減ります。自分はこの回がちょうど10回目でした。さらに12回目まで確認したところ、まだ何名か手が挙がったようです。

最初のトークテーマは、印象深いシーンについて。

  • 木村監督:ラストのソレイユが集まるシーン。自分で見ても、うっ……と来る。
  • 加藤さん:最初のフフッヒと、おやすみおやすみおやすみ、のところ。
    • おやすみ、のところは、自分でも自然に書けたなあ、と思っている。諸星さん、田所さんの演技も相まって良かった。
    • 木村監督から「おじさんが書いてるんですけどね」と茶々が入る
  • こだまさん:学園長とりんごさんが会話するところ。
    • 木村監督「学園長の部屋が出たのは今回が初めて」
  • わかさん:いちごに「きみ」と言われた時。
    • アニメに自分も入れてもらえた。アイカツシステムの中に入れた、という気持ちになった。
    • 加藤さん「”きみ”と言うかは迷った。上から目線にならないか、心配だった。ただ、いちごから、自分だったら言われたいと思い、決めた」

映画全体について。

  • わかさん「初めて見たとき、受け止めきれなかった」
  • 加藤さん「10年間を肯定しようというコンセプトで書いている」
  • 加藤さん「卒業ライブの映画かと思ったでしょ?」
    • 木村監督「そしたらまさかの鍋食う映画」
  • 加藤さん「いちご、未来、ライブ、という発注」
    • 木村監督「いちご、年とらなくていいのかな」
  • 4年前から時間を越えて届く想いを表現する際に、時を越える手段として考えていたのは、手紙か歌。
  • 3話分、という課題があった
  • 本編を長いこと書いてなかったけれど、その時を思い出して書いた

MY STARWAYについて。

  • 木村監督「ソレイユは新曲でいきたい」
  • わかさん「ソレイユのことを考える会、というのがあって、作曲の石濱さんからLINEがきて、新宿の焼き鳥屋に集まった。その時はまだ劇場版のことを知らないので、スタッフによる同人?と思った」
    • (ぼくぴコメント)豪華すぎる同人……!
  • 結局ソレイユのことを話していたのは最初だけで、その後は普通の飲み会になった。アクリル板の隙間から焼き鳥を渡したり。
  • 加藤さん「3話のシナリオを作る時に歌が必要で、細かいシナリオは曲が上がってから」
  • こだまさん「木村監督からのイメージを伝える文章、個人的に”手紙”と呼んでいる」
  • 加藤さん「(歌詞づくりに)プレッシャーはないんですか?!」こだまさん「やるしかない」
  • 木村監督「昔カレンダーガールだった子供たちが大人になって、自分時間のSHINING LINEが存在する」
    • 木村監督「石濱くんの曲がSHINING LINEのフレーズをたくさん使っている。最後はもうそのまま」
    • こだまさん「”自分時間のSHINING LINE”を言い換えると、MY STARWAY」加藤さん「その発想が欲しい」
  • 加藤さん「2Aのこだま、って呼んでる(2Aメロの歌詞が強い、の意)」こだまさん「TVサイズに入っていなくてすみません」
    • あおいさんが、自分こそがスターゲイザー、と歌っているところ。
  • わかさん「最後の1フレーズのところで、責任重大だな、と感じた」
  • こだまさん「OPの、いちごが振り返るといちごがいるシーン、あの歌詞はいろんな捉え方があるけど、自分がイメージしていた通りのことをちゃんと描いてくれて良かった」

鍋シーンの経緯について。

  • 加藤さん「仕事の会話をしない関係性を見せつつ、みんなの近況を伝えたかった。予定を決めて集まるのではなく、ハプニング的に集まるようにしたかった」
  • 加藤さん「『えびー』は監督が膨らませた」
  • 加藤さん「鍋シーンで一番伝えたかったことは、仕事の話をしなくてもいい関係性」
  • 加藤さん「自分の仕事の経験から、アイドル、仕事の話をしないプロフェッショナル、というものが、アイデアの引き出しの中にあった」

アイカツ!の繋がりについて。

  • 木村監督「アイカツ!のスタッフ、ずーっと繋がっている感じ」
  • 加藤さん「アイカツ!で出会ったスタッフは、SHINING LINE。ここまでは来られた、この先にも行ける」
  • こだまさん「違う作品でアイカツ!で会った声優さんが歌ってくれたり、そういうのを見ると嬉しい」
  • わかさん「当時アイカツ!を見ていた子が同じステージに立っている。当時は本当に好きなのか反応が不安だったけれど、先日の大阪の舞台挨拶で、大人になって当時好きだったという反応を見られて、10年経って届いてたことを実感した」
  • アイカツ!のグループLINEが存在する
    • 学園長がコスプレした写真が流れてたり。

質問はまだ用意していたけれど、残念ながらお時間となってしまったので、最後の挨拶。

  • わかさん「ミュージックフェスタもあるので、楽しみにしていてください」
  • こだまさん「10年前の第1話を見た時は、こんなに続くなんて想像できなかった」
  • 加藤さん「アイカツ10thレポで、反応が今までで一番可視化されている。この作品がこれからの支えになってくれれば」
  • 木村監督「思い出した話があったので、ここで紹介させてもらうと、カレンダーガールのEDで、高層階に住んでいるいちごがレコードを止める、という案もあった。タワマン、ということで、それで大人の話」
  • 最後は、アイカツ!と共にこれからも楽しく生きていきましょう、で締め。

色々と貴重なお話が聞けて、楽しいイベントでした。出口に向かう途中では、今回のイベントに合わせてアイカツ!10th STORYの巨大な幕が掲出されていました。

イベント終了後しばらくしてから、サイン入りポスターの掲出がTwitterでアナウンスされたので、週末に寄り道して撮影してきました。劇場スタッフが描いたウェルカムシートも併せて掲出されていました。手軽に再訪できるのが、地元の映画館の良さですね。

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