現在続編もスタートしていますが、一応デスパライア様との和解をもって、プリキュア5は一旦完結しました。
まずは最終話の感想。カワリーノさんやブラッディさんの一幕は意外で、楽しめました。自分のしてきたことの無意味さに絶望したカワリーノさん自身が、絶望の闇に飲まれるという皮肉。そして、ただでは消えなかったですね、ブラッディさん。個人的に、ブラッディさんはカワリーノさんと渡り合える戦闘能力を持っていると確信しています。
一方、プリキュアサイドでは、「気球」の話や、大団円でのオレンジ・グレープジュースなど、これまでの設定や伏線が生かされているのが、すごく好印象でした。また、仲間の大切さがよく伝わった話だったと思います。
思えば、本作を見始めた頃は、プリキュアシリーズに対して敵視政策をとっていた時期でしたね。うちはふたご姫信者だったので、プリキュアは宿命のライバルだったのです。
そんななか、ふたご姫の放送が終了したこともあり、チラチラと見始めます。その過程で、うちをここまで引きずり込んだのは、間違いなくのぞみ。5月くらいまでは、のぞみ目当てに見ていました。
そもそも、作中の他のメンバーものぞみが好きでプリキュアになったわけですし、うちもそれで視聴者になりました。のぞみは、そういった人を引きつける魅力を、作品内にも、そして作品外にも放っていると思います。
そこから、他のキャラも好きになり、番組作品自体も好きになっていきます。しかし、好きなキャラが広がっていくなかで、なかなか好きになれないキャラもいました。ところが、仲間同士のやり取りを見ていくなかで、それぞれの良さが分かり、全員を好きになったことが、自分としてもとても印象的でした。6月くらいだったと思います。この時期に、番組に対する印象が固まりました。
そんなわけで、これまでの1年を締め括りつつ、新たな1年に期待を膨らませたいと思います。
最後に蛇足で、ものすごい今さらな話なんですけど、うららのマネージャの鷲尾さんって、東映のプロデューサーだったのですね。最終話にして、OPテロップ見て気づきました^-^;)