祝賀御列の儀を見学

2019年11月10日、天皇陛下即位パレードである祝賀御列の儀を見に出かけました。混雑が予想されますが、一生のうちに数回しか見る機会のないものなので、現地で見ておきたいと思いました。本当に気合を入れていくなら、朝8時くらいから並ぶべきなのですが、さすがに数分間のためにそこまで頑張れないので、2時間前現地入りを目安にしました。

 

有楽町駅から歩いて皇居方面に向かいます。交通規制が敷かれているので、都心で車がまったく走っていないという、珍しい光景を見られます。パレードの沿道には、複数個所見学スペースが用意されています。警視庁のTwitterで各スペースの混雑状況がアナウンスされていますが、どこも満員状態になってきました。最終的には入れる場所が桜田門前の会場のみになったので、そちらへ並びます。列は着々と進んでいきますが、あと一歩のところで開始時刻に間に合わないかなあ、と思っていたら、セキュリティチェックが解放されて、一気に人を流し込みました。

立ち位置は前から5列目くらいの位置。人の頭の隙間から何とか見える感じです。75-300mmの望遠レンズを持っていきましたが、とても狙って撮れる状況ではないので、撮れる可能性を上げるべく、TG-5による動画撮影で挑むことにしました。パレード開始に先立ち、警察官の方が場を和ますマイクパフォーマンスで注意事項を案内しつつ、大勢のSPたちが目を光らせています。

  

パレード開始5分後あたりから、車列が見え始めました。ただ、あまり良く見えません。やがて白バイがたくさん通っていき、周りが騒がしくなります。サイドカーの姿が見えた直後に、オープンカーに乗られた天皇皇后両陛下のお姿が見えました。ほんの数秒で、現地では主に雰囲気を楽しんだ感じです。細かな状況は、録画した映像を後で再生して、確認しました。その中から、両陛下がこちら側を向いて手を振られているタイミング、音楽隊と桜田門前を通過されたタイミング、これらをスナップショットとして取り出しました。動画が元なので、画質は粗いです。

パレードが通過し終えたら、順次解散です。わりと前の方だったので、出るまで結構待ちました。後ろの方に並んでいた人は、パレード終了後でもとりあえず沿道を見るために前方へやって来るので、脱出するのが少し大変でした。

帰りは日比谷公園に寄り道して、雲形池の畔にあるモミジを観賞します。斜陽に照らされていて、きれいですね。それから松本楼の前にある大きなイチョウなどを楽しみました。

パレードは、全然見られないことも覚悟していたので、一瞬でも見ることができて、良かったです。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。

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