Pretty series 10th Anniversary Pretty Festival

2021年5月22日、23日にかけて開催された、プリティーシリーズ10周年を記念したライブ、Pretty Festivalに参加してきました。会場は幕張イベントホールです。最速先行では2公演しか申し込めなかったので、1日目と2日目の昼を申込み、両方当選しました。2日目の夜は現地か配信か迷いつつ、配信にしました。配信購入の動機のひとつは、応援チケットによるアイドルネーム掲載です。なお、現地と配信の両購入という選択肢もあるのですが、リアルタイムで実況したい、という気持ちもあったので、配信のみにしました。

ライブの基本構成は3公演とも同じです。開演後、純白のプリフェスコーデを纏ったキャストの皆さんが登場して、10周年イベント感が高まります。まず前半に、プリティーアワードと称した表彰企画が執り行われます。3公演を通して、登場している全キャラクターに賞が授与されます。賞の名前はくだけた感じのものが多いのですが、プリティー愛に溢れたものばかりです。そして後半がライブパートになります。

盛りだくさんの公演で、きれいに文章にまとめるのは大変なので、箇条書きで感想や気に入ったシーンなどを書きます。

Day1

感想

1日目夜公演は、スタンドのB席です。前から3列目の端席ですが、メインステージから多少遠いので、前半はオペラグラスで眺めたりしました。なお、ここ最近は1席空けた配置が続いていましたが、今回は通常どおり全部埋める形式のようです。チケットの当選率からして、そんな気はしていました。

  • 「フライパンの匠で賞」を貰ったメルパンへのプレゼンターはあんな様。なのに、メルパンより前に出るあんな様、そして当のメルパンもいつも通りあんな様を盛り上げて、どちらが受賞したのかよく分からなくなるくだりが面白かった。これ仕込みなのか、アドリブなのか。
  • 「かわいいいたずら大賞だよ~ん」では、だいあさんからアナザーだいあさんへ。一人二役!ユニット曲も上手いこと考えて実現してくれそうな気がしてきた。
  • 「赤眼鏡は皆勤で賞」の授賞式で、セインツからめが姉ぇへ贈られた際に、セインツから「今からおめでたい言葉を贈ります。『ありがとう』」といったやり取りがあって、微笑ましかった。プリパラ以降のキャストとは違うノリも新鮮。
  • 告知コーナー、伊達ゆいさんが自由すぎる。茜屋らぁらさんがそれに乗っかる。
  • 最後のあいさつ、林鼓子さんの涙。
  • 伊達ゆいさん、最後のあいさつでも自由。たくさん喋って、山田みちるさんに「何か喋るー?」と話を振るも、「いや、今ので伝わったと思う」と返される。
  • しゅうかさんの挨拶、10周年といわず、100周年でもゼロがいくつくっついてもいい、というセレブリティ発言。

ライブ終演後の帰り道で、観客が「いいライブだったね。明日もきっといいライブになる。あ、ハム太郎みたいなこと言っちゃった」と言ってたのが、ツボりました。

セットリスト

  • 好きにしてI-I-Z-E
  • DARKNESS SOUL
  • Burn! Cosmic Liberty
  • Miss.プリオネア
  • Believe My DREAM!
  • トライアングル・スター
  • Brand New Girls
  • フレンドパスワード
  • プラネタリウムの殻
  • Lustro della LUNA
  • スパイシー♪ホット*ケーキ!!!
  • Neo Dimension Go!!
  • プリマ☆ドンナ?メモリアル
  • Make it!

闇プリからの「DARKNESS SOUL」は、これまでのプリパラにはなかったハードな楽曲で盛り上がりました。そして初披露の「プラネタリウムの殻」「Lustro della LUNA」は、染み入りますね。「フレンドパスワード」は、”光の射す場所 知ったその先”あたりで、スポットライトになるのが好きです。

そして「Brand New Girls」は嬉しかったです。この手の曲ってなかなかライブで歌ってくれないので、聴き入りました。初披露かな、と思ってたら初披露だったようです。ユニット名はRun Girls, Run!ではなく、「ブランニュー☆ガールズ!」なんですね。作中ユニット名という扱い。

終盤では、プリティーシリーズの歴代主人公が、みらいさんからあいらさんへ順番に登場する映像が流れて、「プリマ☆ドンナ?メモリアル」を歌います。何度見ても良いですねえ。ある意味今回のイベントの核ともいえる部分かと思います。ラストはお馴染み「Make it!」で締め。

Day2 昼公演

感想

アリーナA5ブロックで、前から6列目で左端席。キャストの表情まで見えますし、臨場感がすごくて、近いのは大正義。ただ着席鑑賞なので、背面ステージを見るには首が痛くなります。

  • プリティーアワード「永遠の憧れで賞」をのんさんからファルルさんへ授与した際の語りで、赤崎ファルルさんによる解釈が聞けて良かった。第34話で、まだ眠ったままのファルルに、のんさんが生き物係のこととかを語り掛けるシーン
  • 「パスワードはいらないで賞」のくだりで、虹ノ咲さんが「8枚のモニタのパスワードは全部”みらい”にするね」と言ったら、みらいさんが「モニタ8枚もあったら色んな映画が見れそうだね!」という距離の取り方が妙にリアルで面白かった
  • 「なんでもいっちばーんで賞」はみあさんへのプレゼンターがヘインさんで、なるほどそう来たか
  • マイドリがどんどん自由になっていく。カーテンコールで自由といえばガァルマゲドンだったけど、最近はマイドリも負けていない
  • 阿澄さん、「プリマ☆ドンナ?メモリアル!」のラストであいらのコケを再現できていなかったことを謝罪
  • 澁谷さん、まだ曲があるのに”最後の曲”と言ってしまったことを謝罪

セットリスト

  • 好きにしてI-I-Z-E
  • DARKNESS SOUL
  • 君100%人生
  • サンシャイン・ベル
  • アドリブ・デスティニー
  • Awakening Light
  • コトバ・ブーケ
  • アメイジング・キャッスル
  • おやくそくセンセーション
  • ラン♪for ジャンピン!
  • プリマ☆ドンナ?メモリアル!
  • Make it!

「Awakening Light」圧巻ですね。よくお互いに引っ張られないなあ、と思います。「おやくそくセンセーション」は、合いの手入れたい~!

Day2 夜公演

この回は配信で鑑賞しました。ピザなど飲食しながら、そして実況しながら鑑賞という、配信ならではの楽しみ方をしました。最終公演なので、キャストの皆さんの自由度が増しています。それと同時に、みらいさんからあいらさんへの表彰など、グッとくる要素も増しています。

応援チケットでしたので、アイドルネームが掲載されていました。名前のコンフリクト対策の意味も込めて、後ろに「@祝10周年!」を付け加えています。応援チケットは5月13日に購入したので、もう少し後ろかと思っていましたが、先頭から6ページ目くらいでした。もうひとつの特典であるチケット風画像データのことはすっかり忘れていて、メールを見た時にはちょうど前日がダウンロード期限orz。公演終了4日後の18時にURL(jpg/pdf形式)が届いており、まあ忘れちゃいますね。公演後に送られると気づく前は、色々リンクを探したりしていたのですが。

感想

  • 「おしゃれリーダーで賞」を受賞した阿澄あいらさんが「りずむちゃん、みおんちゃん、見てるー?!やったー!」と語りかける。うわー、うれしいー!10周年イベントで、名前を呼んでくれることの意味、すごく大きいと思う
  • 林みらいさんから「いつも私の憧れの存在です」阿澄あいらさん「皆が自分自身のおしゃれリーダーになってくれたらいいんじゃないかと思います」阿澄さんが途中から、林みらいさんではなく、林鼓子さん宛に言葉を贈ってくれたの、エモい
  • 頭が大きければかわいいから、シルクちゃん最高にかわいい説を提唱してくる厚木りんかさん
  • 「Brand New Girls」の間奏部分で「プリティーシリーズ大好きだー!」と台詞が入って熱い
  • カーテンコールで、林みらいさんが語っていた「憧れに手を伸ばすことの怖さ」というフレーズが印象的だった。ラストの「Make it!」の”憧れのままじゃ嫌だから”を林みらいさんがソロで歌う演出も良かったなあ
  • 阿澄あいらさん、「皆さんの心に、、ちょっと間違えましたけれども、ぎゃふん。プリズムも輝きがこれまでもこれからもいつだってずっと皆さんの心の中にあり続けますように」

セットリスト

  • Neo Dimension Go!!
  • Miss.プリオネア
  • アドリブ・デスティニー
  • フレンドパスワード 〜Another World〜
  • コトバ・ブーケ
  • Brand New Girls
  • Believe My DREAM!
  • アメイジング・キャッスル
  • スパイシー♪ホット*ケーキ!!!
  • Get Over Dress-code
  • プリマ☆ドンナ?メモリアル!
  • Make it!

男プリ勢がプリティアワード回でしたので、前の2回と出だしのセトリが変わりました。冒頭が変わると結構印象が変わります。そして公演ごとのだいあ&アナザーだいあによる曲の切り替えが実現しました。

物販

コロナ禍の影響で、通販形式が続いていた物販ですが、久しぶりに現地販売が再開しました。ただしLINEを用いた整理券方式になります。2日目の朝行くつもりでしたが、1日目の夕方時点で整理券不要で購入可能になっていたので、購入しました。元々パンフレットくらいのつもりでしたが、祭りの勢いで8,000円ほど使っていました。購入した品は、パンフレット、アクリルプレート、アクリルチャーム2個、フレークシール。特典で貰えるクリアフォトフレームは、みあさんでした。いっちばーん!

総括

全体を通して、楽しいイベントでした。個人的にはもう少しプリティーリズムに触れて欲しかったですが、キャストの人数比からして、難しいだろうなあ、とは思っていました。

プリティーアワードは、受賞者とプレゼンターの組み合わせがあるのが良いですねえ。当然関係のあるキャラ同士なので自然とやり取りが発生しますし、また作品の振り返りトークが出たりもしますし。

ライブパートの尺について色々意見を見ますが、腹八分くらいなので良かったのでは。昼夜公演の時点で全体の尺は普段と同じでしょうし、全編ライブでは10周年イベント感が足りなくなるでしょうし、絶妙な時間配分だったように感じます。

ライブパートの選曲については、ライブの定番曲から新曲、過去曲の初披露など、色々あって良かったです。10周年を振り返るだけなら、もっと違う選曲だったと思いますが、アドパラに向けた編成も見られて、むしろ次の10年に向けたライブという気概を感じました。

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