2022年02月19日にライブ配信されたアイカツスターズ!5周年記念番組である「Resound Stars!」をアーカイブ配信で見ました。本当はリアタイしたかったのですが、トロプリ感謝祭の予定を先に入れていたため、後日の視聴となりました。
歌唱担当コーナー
自己紹介
名前テロップと一緒に担当キャラクターのイラストが出て分かりやすいです。大体覚えているつもりですが。メンバ皆で「みきにゃんにゃん」の光景も懐かしいですね。この後は、お題に沿ったフリートークコーナーとなります。
歌唱担当になった頃の話
アイカツスターズ!へ移行する際に、皆会議室に集められて淡々と新シリーズを告げられ、それから別室へ移動した先に、せなさん・りえさんがいた、というお話。せなさん、りえさんは、他のメンバーが新シリーズについて告げられたばかりだと知らないので、その場が微妙な空気になり、とにかくすごい空気だったとのこと。
りささんは、マスカレードのヒメさん担当は、事務所の忘年会で知ったそうです。そしてスターズでのエルザさん担当は、他のグループとして活動していることもあり、受け容れてもらえるか不安だったとのこと。
そしてオーディション話へ。
ななせ「オーディション記憶に残っていることは?」
りえ「ちょこちょこ話すけど、せなは私のことは全然覚えてくれてなかった」
せな「やめてよ!やめてよ!ちょっとだけ、豆粒くらいは覚えてた。」
りえ「最終審査くらいかな、もう一人まだ来てないんでちょっと待ってください、てなったの。へ~かっこいいじゃん、みたいな」
そしたら周囲から、ローラと逆じゃん、とツッコミが入った。
ちなみにオーディション合格時に、りえさんはバイト中だったので、店長に「受かったのでバイト辞めます」と告げたとのこと。メンバからは、「かっこいいー!」とのコメントが上がりました。せなさんは福岡の専門学校にいたので、先生に報告したとのこと。
レコーディングの話
かなさんから、ゆずこしょうとスカイガールの歌い分けの話。同じ日にゆずさんと真昼さんを続けて録ったそうです。
ななせさんからは、”君にロックオン”でツバサさんとリリィさんの歌唱の話。何と左右にマイクがあって、それぞれ歌い分けていたそうです。ツバサ・リリィ間で声の違いはなくて、ビブラートがあるかないか、声を伸ばすか伸ばさないか、といった形で歌い分けていたとのこと。
そして今回のアコースティックバージョンのアルバム収録について。りささんは、アコースティックバージョンなのでアレンジした方が良いのか、元のキャラクターのままが良いのか、迷ったそうです。結局どちらも練習していったとのこと。
るかさんも迷ったそうですが、キャラクター達も成長しているのかな、と思って、いつもより包容力があるように歌ったそうです。
ダンスの話
「るかさんのご指導の下……」と語る一同に、「やめてくださいよ!」と謙遜するるかさん。それから、最初の頃緊張して全く笑わなかったりえさん話で、”りえに歯があったんだ”話に繋がります。
具体的な振り付けの話としては、POPCORN DREAMING♪で振りが反対になったりして脳トレ状態だったこと、普通のグループと違って曲ごとに立ち位置が変わるのは初めてだったこと、episode Soloは簡単なバージョンと難しいバージョンがあるけど、難しいバージョンはまず4人でどうするか話し合うところから始めたこと、などがありました。
るかさんは、ダンスでキャラクターを表現するとのお話。アリアさんを演じる時は、ふわふわな感じでいったとのこと。
そして話題は衣装の話へ。今回の衣装は、ショコラチェックコーデ。皆が「着れてよかった~」と口々に話す中、「私詰めたよ」と言い放つみきさん。そしたら「世界のみきにゃんにゃんの面積が減っちゃうよ!増やしていこー!」とのツッコミが入りました。”増やしていこー”が面白くて、つい笑っちゃいました。
それからるかさんが語る、帽子が吹っ飛んだ事件。この衣装を着ると帽子が吹っ飛ぶ呪縛があり、一度落ちた帽子を蹴ったら、袖の方へナイスゴールしたエピソードなどを話していました。帽子吹っ飛び、久しぶりに思い出して懐かしかったです。
あとは、みきさんのスカート回る事件や、りえさんのローラさんのチョーカー逆に付けていた事件など。チョーカーはCDの裏ジャケットになっているので、持っている人は探せば確認できるとのこと。
そしてりささん曰く「こんなにも衣装があるなら、大展覧会とかやってほしい」に対して、せなさん「また子供用マネキンになってしまう~」
TVアニメアイカツスターズの話
- みきさん
- 「あこまっしぐら!」からのS4戦。
- 「あこちゃんのすごいところは人前で泣かないの、お部屋に持ち帰るの」
- ななせさん
- アイカツスターズ!は、挫折がある描写が多かったりする。悔しい思いをして成長していくのが好き。
- りえさん
- 33話。
- 朝井さんが”Going my way”と書かれたプレゼントを送ってくれた。
- かなさん
- 64話。
- みほさん
- 香澄姉妹対決
- るかさん
- 49話。
- ゆめちゃんが海辺で泣いちゃうところ、やっぱり悔しかったんだな、って
- りえさん「私たちの現実の活動とアニメって重なる部分がある」
- せなさん
- 100話。
- 「未だに100話は定期的に見てます」
- りささん
- 後半でエルザさんが孤独になっていくが、レイさんたちがエルザママを探しにいくところ。まさに求めていた愛はここにあったじゃないか、となる。
アイカツスターズ!ファンの皆さんへ
メンバからそれぞれご挨拶。また10周年とかで集まれたらいいね、といったお話しをしていました。
アニメコーナー
続いて、佐藤監督、伊藤プロデューサー、富田美憂さんによるトークコーナーが始まります。
まずは、当時笑ったできごと、苦労したできごと、として、富田さんに聞きます。挙がったのは、某ファストフード店でコラボしたとき、日笠さんが買いに行こうとなって買ってきたこと。もはや伝説になっているこのお話。スタジオ中に香りが充満。日笠さんと藤原さんが買いに行ったけど、日笠さんのカードが使えなくて、藤原さんが現金で払ったとのこと。何だかまさにエルザさんとレイさんに見えてしまうエピソードだと思いました。
そして話題は富田さんのTwitterへ。”Aパート、アイカツスターズ!始まっています!”とのツイートが、佐藤監督がツボったとのこと。放送開始3-4分前ではなく、始まってからツイートするスタイル。
伊藤プロデューサーが挙げたのは、第97話。ヴィーナスアーク側を締める話をできたのは、100話あったからこそ。そこからアイカツ武道館で映像が先行して流れてしまった話。こちらも伝説となっていますが、監督も知らなかったそうで、伊藤さんによる連絡漏れだったとのことです。
そこから100話の話へ。富田さん曰く、100話がアイカツスターズ!の集大成なので、初主演作品で、卒業制作じゃないけど今まで学んできたことをここで全部出す気持ちで臨んだとのこと。100話では、リハーサル中に宮本さんが泣いてしまい、その後全員総崩れになったエピソードは、こちらも語り草になっていますね。
佐藤監督が挙げたのは、第41話。途中で入るエルザさんがただ肉を食べているシーンが良かったとのコメント。
そして、アイカツスターズ!無料配信の話題へ。富田さん、1週目はちゃんと告知してくれていたけれど、2週目からはアルセウスに忙しくて、とのコメントに、どちらも見てました!と返す富田さん。
それから、シリアスな話もいいけど、イベントや行事も好き、という富田さんのコメントから、ハロウィン回の話題へ。あれは出演者の多さに引いてしまうほど、たくさんのキャストがいたそうです。行事回は皆のびのびしているとのこと。
話題は変わって、富田さんからの質問。
富田さん「学園長はなんでバラを投げるんですか?」
佐藤監督「それはすごい問いになってしまう」
答えは明確には示されませんでした。2年目からはなくなっています。
さて、ここからシリーズ構成の柿原さんと電話がつながります。出たお話を箇条書きで書いていきます。
- 2015年9月当時のキャラクター設定資料を見て、1人だけすごく設定が変わったキャラがいる。それはローラさん。最初は秘書系お姉さんキャラだったけれど、木村監督から”あおいさんとラインが似すぎているので変えよう”という話になり、勝気キャラ、元気なゆめとバチバチやり合うような真逆なキャラにしよう、となってキャラを育てていった。
- 小春ちゃんが旅立つ回が切なかった。エルザさんが出てくるところとかも思い出深い。
- 小春が旅立つところは、視聴者大丈夫ですか?と。山口さんが一番ショックだっただろうけど。
- スターズで特殊だったと思うのは、ライターさんのキャリアがバラバラだということ。若手から構成をやっている人まで。若手の面白ネタに中堅が感化されたりといった相乗効果があって良かった
- 伊藤プロデューサー曰く、成田さんに営業の電話するとき、アイカツ!の中でも5本の指に入る緊張感だったとのこと
- 前のシリーズが偉大すぎて受けるときにプレッシャーだった。千葉さんも同じ。上井草駅傍の喫茶店から夜中の飲み屋までずっと話していた
続いて音響監督の菊田さんからお手紙が届いています。まずは第16話について、不安いっぱいから歌うと決めた瞬間の気持ちの切り替わり、そして駆け抜けていく感じが実にアイカツっぽい、とのこと。これを受けて、「その話を通して朝井さんとも絆深まる感じがあった」と富田さん。
2年間の花嫁修業、富田さん然り皆さん飛躍していったことに対して、「すごいですね、菊田塾」と伊藤プロデューサー。最後に富田さんへのメッセージとして、”ゆめを託せて本当に良かったと思っています”。これを聞いた富田さん、「託せてよかったと言ってもらえるとは役者としてうれしい」と応じます。
それからオーディションの話へ移ります。アイカツ!の頃からオーディションには来てもらっているとの話からスターズ!のオーディション話に入ります。伊藤プロデューサー曰く、表を持って丸を付けていくのだけど、富田さんは満場一致で皆丸を付けていたそうです。テープ段階では別のキャラクターの方が良いと言われていたけど、菊田さんがブースから出てきて、「ゆめやって」と言われてゆめ役になったとのこと。この話を受けて、「ご縁ですね」と。朝井さんも、時間がなくて、ローラかあこかで、ローラにします、と言って受かったそうです。
富田さんは朝井さんとはオーディションのスタジオで会っていたけど話はしていなかったので、初回の収録の時に”あの時いた人だ”と思ったとのこと。第1話の収録が終わった際に、菊田さんから”美憂は見込みのある下手さだね”と言われたそうです。
話題は、今回のCDのアコースティックバージョンについて。元々会場はキープしていて着席して楽しめるようにアコースティックバージョンにしたとのことでした。しかし、残念ながらコロナ禍が落ち着かずに、会場での開催は見送りとなりました。
最後は今後の展望を語ってくれました。
佐藤監督「そろそろ思い出話も尽きてくるので新作やりたいですね」
富田さん「わたし、いつでもゆめできます!」
伊藤P「構想だけは未来S4編ってのを持ってて。クラウドファンディングとかやればいいんですかね」
ライブ映像
幕間を繋ぐために、アイカツスターズ!感謝祭のライブ映像が流れます。現地で見ましたが、円盤化されていないので、貴重な映像です。
- STARDOM!
- ハッピー☆パンチ
- Summer Tears Diary
- ドリームステージ☆
- POPCORN DREAMING♪
- We are STARS!!!!!
生ライブ
5人が指で星を作るシーンから始まる演出、素敵です。曲リストは下記。
- アイカツ☆ステップ! (せな・りえ・みき・かな・ななせ)
- ピアノアレンジ
- Bon Bon Voyage! (りさ・みほ・りえ・るか)
- Forever Dream (りさ)
- フラメンコ風。アレンジで一番印象が変わった曲かもしれない
- Dreaming bird (ななせ)
- episode Solo (るか・ななせ・かな・みほ)
- 間奏のギターカッコいい
- MUSIC of DREAM!!! (せな)
最後はせなさんによる「MUSIC of DREAM!!!」かあ、と思っていたら、2番の始まりから富田美憂さんが参加するサプライズ!少し考えれば想像できそうですが、この時は想像できていなかったのでめっちゃ驚きました。アイカツ!シリーズ5thフェスティバルの、声優&歌唱担当のユニット歌唱を思い出します。しかも、このペアは初めてです。富田さんは、5thフェス初日はりえさんとスタートラインを歌い、2日目は4人で、スターズ!感謝祭でも4人だったので、せなさんと2人で歌うのは初めてとなります。
歌うという話になった時、どんな気持ちだったか、という質問に、富田さん「いいんですか?!」という気持ちだったとのこと。「ゆめの大事な曲だから、5周年というタイミングで歌わせてもらえるのがすごい感慨深い」とのことでした。
「変わらず3人で1人といった感じで、今後とも末永くよろしくお願いします」と、せなさん、富田さんがお互いにご挨拶。それから各メンバがカメラ前にやってきて、一言ずつメッセージ。佐藤監督、伊藤プロデューサーもかわいくご挨拶。
そして最後は、「せーので!アイカーツ!」で締めとなりました。うわー、この締めのコールも懐かしすぎます。もう何年くらいやっていないのかなあ。