紙の手帳を使わなくなった

10年近く前、数年間に渡ってほぼ日手帳を愛用してきたのですが、いつの間にか使わなくなっていました。これはほぼ日手帳というより、紙の手帳離れですね。

ほぼ日手帳は仕事用に使っていたのですが、IT関係という仕事柄、メモはPC上でテキストファイルに書ける環境が整っています。会議等でも基本的にノートPCを持ち込みますしね。スケジュール管理についても、Outlookなどで管理する仕組みが整っているので、紙の手帳で二重管理する必要もありません。そして検索の点でもPC上の方が便利です。

一方で、もちろん紙の手帳の良さもあります。図を交えた描き方をする場合は、紙の手帳の方がお手軽だったりします。或いは、読み書きできるシチュエーションが多い点も挙げられます。しかし、そうした機能面での利点以上に、紙の手帳は純粋に書いているときが、心地よいんですよね。ボールペンの色を変えて書いたりとか。たまにメディア媒体で見る著名人の手帳の書き込みとか見ていると、ワクワクします。持ち主の個性が反映されて面白いですよね。

こうして紙の手帳を使いたい気持ちを持ちつつ、実用面では電子メモを採っているので、無理に紙の手帳を使い続けても中途半端になってしまいます。まっさらなページがしばらく続く手帳を見ると、そんなふうに思ってしまいます。

2014年を最後に紙の手帳を使わなくなりましたが、それまでの手帳は何となく捨てずに取っておきました。しかし今回部屋の整理に合わせて、処分することにしました。書いてある内容は仕事のことなので、展開しようもないですしね。捨てる前にこうして振り返る記事を書いてみました。

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