デジタルお絵描きの手順

パソコンを用いたデジタルお絵描きは20年以上前からやっていますが、一向に進歩しません。お絵描きをして作品自体はウェブサイトに保管しているものの、描き方とかは特に残していないことに気づきました。今も昔も大して変わっていないのですが、自分の備忘録代わりに残しておきたいと思います。とりあえずざっくりしたレベルで。細かいところは今後トライ&エラーで挑戦した際に、まとめます。

主線描き

昔はケント紙にGペンで主線まで描いて、それをスキャナでパソコンに取り込むというスタイルでした。現在はルーズリーフにシャープペンシル描きした下描き絵をスキャナで取り込み、その後板タブレットを使いPhotoshopCS4上で主線を描いています。

顔部分とそれ以外は、レイヤーを分けています。顔パーツは髪などと重なったりしますし、特に目は細かく調整したいので、別レイヤーにしておいた方が都合が良いからです。

なお取り込んだ下絵が主線を描く際に鬱陶しいことがあるので、間に不透明度を50%程度にした白塗りレイヤーを1枚挟んだりしています。

アタリから全てパソコン上で完結させるスタイルは一回試してみましたが、まだ馴染む感じがしないので、シャープペンシル描きのスタイルで続けるつもりです。

色塗り

ベース色のレイヤーを1枚用意して、広範囲部分は主線レイヤーで範囲を自動選択して、その後1ピクセル拡張します。アンチエイリアスが掛かっている部分が目立ってしまうので、その対策です。細かい部分は範囲選択せず、直接塗ります。また、陰の効果は別のレイヤーを用意し、乗算で重ねます。ハイライトも別のレイヤーを用意し、スクリーンで重ねます。

顔の部分は、専用のベース色レイヤーを新たに用意します。特に目の部分はレイヤーを重ねまくりです。だいたい下記の4枚を重ねています。

  • 白目
  • 虹彩
  • 瞳孔
  • ハイライト

その他

お絵描きをする際には、音楽を聴いていることが多いです。絵を描くことと音楽を聴くことは、互いが脳内で干渉しないみたいで、とても心地よいからです。

パソコン上での作業に入ってから完成までは、だいたい4時間くらいかと思います。細かい書き込みもしていませんし、もっと手早く描き上げられそうな気もしますが、何やかんやでそれくらいの時間が掛かってしまっています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする