ロードバイク購入時から一度も交換していないバーテープ、実に15年物になります。さすがに表面の剥離が目立ってきて、スポンジ部分も露出するようになってきました。手が汚れたりするわけではないし、そのままでも特段困ってはいなかったのですが、やはり見た目が良くないので、この機に交換に挑戦してみることにしました。
最初勘違いしていたのですが、バーテープ交換ではブラケットカバーを外す必要はありません。これを外す必要があると思い込んで、無駄にハードルを上げていました。
というわけで、大した予備知識なしにショップへ行き、店頭で気になったバーテープを購入。選んだのがFabricのシリコンタイプでしたので、ネットの説明記事にあった両面テープが見当たらず、最初「???」となりました。カラーはオレンジ色を選びました。何となく黒以外のビビッドなカラーを巻いて、イメチェンを図りたかったからです。
2022年06月12日、交換作業を実施。まずは古いバーテープを外します。こちらは両面テープで貼りつけるタイプなので、粘着成分でハンドルバーがベトベトしています。完璧にきれいにすることは出来ませんでした。
続いて、新しいバーテープを巻きます。巻く作業自体はそれほど難しくありませんでした。両面テープタイプではないので、隠しテープ方式は採用しづらく、自ずとたすき掛け方式となります。苦労したのは、バーエンドキャップをはめるところ。なかなか上手くはまりません。日が暮れ始めて手元が暗くなってきたことも、作業のやりづらさを加速させます。バーエンドキャップは、少しハサミで削って押し込みました。もっと力を加えていれば、特に削る必要はなかったのかもしれません。初めての作業なので、いまひとつ加減を掴みきれていません。指先も少し痛くなりました。
前述の通り、日没後まで作業していたこともあり、終盤はだいぶ雑です。本来はベルを外してバーテープを巻くべきところを、そのまま巻いてしまったので、巻いた範囲が1-2巻きほど短くなっています。
後日お試し走行しましたが、特に違和感はありません。緩みなども感じないです。前述の通り少々雑な作業となった部分もありますので、今後の耐久性が気になるところです。まあ、シリコンタイプなので、何か問題があった場合に巻き直しができるのは強いですね。