高千穂・宮崎の旅~3日目

3日目、いよいよ最終日。予報通り天気は冴えません。朝食はホテルのビュッフェでいただきました。しばらくまったりしたら、ホテルをチェックアウトです。

今にも雨が降り始めそうな中、宮崎市内をぶらぶらと散策します。とりあえず見たいと思っていた宮崎県庁舎へ。それっぽい建物が見えてきたので、てくてくと近づいていきます。何かちょっと違うなあ、と思ったら、裏手でした。表にいくと、ヤシの木が生えるロータリーもあって、なかなか素敵な感じになっています。ヨーロッパとかだと、歴史的な建造物を市庁舎に使っていたりして素敵だなあ、と思っていたのですが、こちらも素敵ですね。

その後は県庁舎の向かい側にあった小さな日本庭園をぐるっと回ります。本当に小さいので、1分と掛からず回ることができます。池にはたくさんの鯉がいて、人のいるほうに寄ってくるので面白いです。たまに水を跳ねるので、びっくりしますけど。

次の目的地のため、バス停のある駅に向かいます。すると、宮崎八幡宮の案内板が目に入ってきました。せっかくなのでお参りしていこうと思い、寄り道です。街中に馴染んだ程よい広さの神社です。子供を連れてお参りに来ている人たちがちらほらいました。

寄り道したら、思いのほか時間がなくなってしまい、駅前まで駆け足で向かいます。何とか無事、目的のバスに乗れました。

向かう先はシーガイア。特に目的があるわけではないけれど、何となく見ておきたいなあ、と思ったのです。バスでわざわざ行く人はいないみたいで、終点まで乗ったのは自分ひとり。フローランテ宮崎前にて下車です。時間があればフローランテ宮崎も寄ってみたかったですが、時期的にあまり花も咲いてなさそうなので、今回は寄りませんでした。

とはいえ、特に目的の場所もないので、適当にシーガイアのあたりをぶらぶらします。基本的に車でやってくることを想定しているので、徒歩だととても移動しづらい構造になっています。あと、1個1個の施設が意外と大きいので、距離がありますね。

どこに行こうか迷いつつ、ランドマークとなっているシェラトンの周辺をうろうろ。敷地内に入ると、遊歩道や庭が整備されており、きれいです。少し先へ行くと、日帰り温泉施設もあるようですが、設備が良い分値段もそれなりです。あまり時間がなく、のんびりできないので、今回は諦めました。

それから色々散策していくと、廃墟になっている建屋が多いことに気づきます。箱が大きいだけに、何だか寂しさもひとしおですね。そんな廃墟の脇にある駐車場では、賑やかな催し物が開かれていました。何とも言えない対比です。

さて、実はそんなシーガイアに来たら、やりたかったことがあります。それは乗馬。UMARUという乗馬施設がシーガイア内にあるので、初乗馬にチャレンジしたかったのです。しかし、残念ながら雨が降り始めてしまいました。路面状況の都合で、雨天の場合は開催されません。待てば止むかなあ、と少し期待しましたが、思いに反して本降りに。素直に諦めました。松林の中を乗馬するコースが楽しそうだったのですが、いつか乗りたいですね。

その後は、ゴルフ場のある道路を横切って海岸のほうへ出ます。看板の案内に従って進むと、一ッ葉海岸に到着です。ビーチではなく、防波堤でがっちり固められたタイプの海岸です。押し寄せる波が砕ける様子がなかなか迫力あります。ブロックが敷き詰められた海岸ですが、よく見ると小さな蟹などがいて、楽しいです。どこから流れてきたのか、そこそこ大きな流木もありました。

さて、そろそろお昼を食べたい時間ですが、シーガイア内にあるレストランはどこも高そうだし、郷土料理っぽい感じでもないので、いまいち気乗りしません。そこで、GoogleMapsで調べると、海岸沿いにレストランが1軒あったので、そちらへ向かいました。

海沿いのレストラン、BluePoint。今日はあいにくの天気ですが、晴れていたら気持ちの良い眺めを楽しめそうです。ピザやパスタのお店ですが、それらのメインとは別に、ビュッフェから好きなものを食べられる仕組みになっており、新鮮に映りました。ただし、お腹に溜まるものが多いので、そんなに食べるわけにはいきません。自分が頼んだメインは、ズッキーニたっぷりの大盛パスタ。かなりの量があって、最後はちょっと苦しかったです。普通盛りで十分でした。

店を出ると、みやざき犬の自販機がありました。宮崎空港に到着したときから気になっていましたが、ようやく写真に収めることに成功。その後は、シェラトン入口にあるバス停に戻ります。当初、一旦宮崎駅まで戻るつもりでしたが、空港行きのバスがあったので、それに乗りました。

宮崎空港に着いたら、さっさと搭乗手続きを済ませてしまいます。それから喉が渇いたので、再び愛のスコールを購入です。今度はマンゴー味。そう言えば、マンゴースイーツをがっつり食べるのを忘れていました。

そうこうしているうちに、飛行機が出発。窓側の席を取ったので、雲の眺めを楽しみます。もこもこだったり、真平だったり、様々な表情があって、面白いです。東京に近づくころには、ほのかに赤く染まる雲平線も見られました。機体の進行方向が少し東になっているので、夕日を正面に見ることは叶わず。

こうして今回の高千穂と宮崎の旅は、お開きです。

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