2022年05月22日一覧

御前山登山

2022年05月03日、奥多摩の御前山に登ってきました。お目当てはカタクリです。4月中旬に一度出かけようかと考えましたが、結局行かずじまい。カタクリの時期のうちに訪れたいと考え、大型連休の後半に出かけることにしました。2日まで鹿児島旅行をしていましたが、4日は別の用事があるため、天気も考慮した結果、3日に決行しました。

さすがに旅行翌日なので早朝出発は適わず、7時30分ごろ自宅を出発。南武線と青梅線で奥多摩駅に向かいます。大型連休真っ只中なので、電車がなかなかの混み具合です。一旦昭和記念公園のある西立川で大量降車しますが、青梅線の青梅以降で電車の本数と車両数が減るため、再び大混雑となります。

偶然に駅の出口に近い車両にいたため、奥多摩駅発のバスは着席できました。そこから満員のバスで向かった先は奥多摩湖です。

天気が良いので奥多摩湖に青空が映り込んできれいです。山の緑も気持ちいいですね。湖畔は整備されており、寛げます。藤棚が幾つかあり、撮影を楽しみました。

それから小河内ダムの上を歩いて、御前山の登山口を目指します。間違っていこいの路方面に行ってしまったりしましたが、無事登山口を発見。ダム関連の展示を見つつ、登山口に向けて階段を上ります。登山口周辺は草の広場になっており、ツツジが数株咲いていました。

熊鈴を付けたら、さっそく登山開始です。最初はいきなり階段上りです。その後は九十九折の道を登っていくと、一旦平坦になります。それから急登が始まります。このあたりから山装備でないと少し大変かもしれません。とはいえ、急なので体力は使いますが、道は登山道としてだいぶ整備されており、基本的に登りやすいです。でも雨天時の下りでは、使いたくないですね。

斜度は結構あるので、地面に這っている木の根で足元をキープしたり、滑りやすいところでは体重を上手く載せるなどして、バランスを崩さないように登ります。なお、急登が始まるところに”通行止”の看板があるのですが、今登っている登山道が通行止めにも見えて、少し混乱しました。

急登が終わると、緩やかな道になります。右手には木々の向こうに奥多摩湖が見えます。足元を見ると、ギンリョウソウが咲いています。キノコなどの菌糸類に見えますが、光合成を止めた植物です。

登山開始から1時間ほどで、サス沢山に着きました。サス沢山には展望台があり、奥多摩湖の姿を俯瞰することができます。地上からだとなかなか分からない奥多摩湖の形が分かります。

先へ進みます。しばらく平坦な道を進み、それから少し岩場っぽいところを登っていきます。ちょうどこの辺りで天気雨が降ってきました。少量で数分で止んだので、レインウェアは発動せず。少し広い道に出てしばらく進むと、大きな岩が並ぶ広場に出ました。山頂かと思いましたが、特に何でもない場所のようで、特に看板もありません。

このあたりはカタクリが見られるエリアですが、既にシーズン終盤なので、標高の低いところではほとんど見られません。代わりにバイケイソウの群生が現れました。林の中にもびっしり生えていてすごいですね。有毒なので食害にも遭わないそう。他にもニリンソウやツルキンバイなどを観察します。さすが花の百名山、カタクリ以外にも色々な花を楽しめます。

やがて惣岳山に着きました。カタクリの花は、ようやくここの手前の急登部で見つけました。惣岳山山頂には広場はありますが、展望はそんなに良くないです。今はまだ木々の葉っぱが揃っていないので抜けていますが、夏は木々に囲まれそうな気がします。

御前山を目指して先に進みます。この辺からカタクリの姿が多く目に入るようになりました。ただ時期が遅かったのか、群生というほど密集はしていません。なので、1本ずつの写真にフォーカスして撮影しました。

30分ほどで御前山に登頂です。ここで昼食のパンを食べて大休止。北西方面の展望が開けており、鷹ノ巣山などを望むことができます。

さて、下山は境橋方面に下ります。こちらも山頂からしばらくの区間はカタクリの花を楽しめます。避難小屋を過ぎて、どんどん下っていきます。サス沢尾根のような急勾配がない分、距離があります。また、下山道以外の分岐も多くあるので、道迷いに少し注意が必要です。一箇所下山道を見過ごして別の看板に従って歩いてしまいました。ここは何となくの違和感で気づけました。

少しずつ日が傾いて、山陰に入る部分も出てくるため、区間によっては薄暗くなります。ひたすら下山を続けて、ついに舗装路に出ました。

しかし舗装路に出てからも結構長いです。途中でゴハンギョウの滝を楽しみつつ、バスの時間を考えて、ペースアップしました。民家の姿が見え始めて、そろそろかと思いきや、実はまだ距離があったりします。終盤、バス停までの目安時間を案内する看板が出てきて、ありがたかったです。

山間に掛かる境橋の姿を目にしたときは、ほっとひと息。バスの混雑を懸念しましたが、増発便を出しているようで、大混雑は避けられました。

17時10分ごろ、奥多摩駅に到着しました。帰りの電車も混んでいましたが、最初を凌げばどんどん楽になるので、行きよりは気が楽でした。

このように大型連休のため電車やバスは混んでいましたが、御前山自体の人は少なく、静かな山歩きを楽しむことができました。一応カタクリの時期で大型連休なので、もう少し人が多いことを懸念していましたが、うれしい誤算でした。

当日の天気について、最初は晴れていましたが、山行途中で少し雲が増えて、日が陰ることがありました。ただ終盤では再び晴れていました。

今回の山行データは以下の通りです。

距離12.23km
山行時間4:42:13
経過時間5:01:42
高度上昇922m

奥多摩湖から登り、境橋から下るルートです。基本的に往路と復路では別のルートを使いたいので、この形にしました。御前山の王道ルートかと思います。

各ピークでもう少し下ったイメージでしたが、グラフで見ますと概ね上りですね。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。