2022年05月08日一覧

飛鳥と吉野の旅~最終日

2日目、7時ごろ起床しますが、昨晩の飲みすぎのせいで、体調がよくありません。アルコールが残って頭が重いというより、胃の内容物が消化しきれていない感じで気持ち悪いです。朝食なしのプランで良かったです。

体調は万全ではありませんが、先の予定もあるので、9時45分ごろホテルをチェックアウトし、橿原神宮前駅に向かいます。そこから吉野線に乗って吉野駅に向かいます。大阪方面から来る電車なので、そこそこ混んでいてしばらく座れませんでしたが、途中から徐々に空いてきて座れました。

吉野駅に着いたら、駅前は結構賑わっています。とりあえずさくらのポストとか撮影して、コインロッカーに荷物を預けます。小銭がなかったので、券売機で帰りの切符を購入して崩しました。

それから、バスに乗って中千本エリアまで移動します。増便しているようで、ほとんど待つことなく乗れました。中千本エリアから上千本・奥千本エリアに向かうためにはさらにバスを乗り継ぐ必要がありますが、このバスが大行列。とても待つ気になれないので、歩いて登ります。

最初は建物などがある道を進んでいきますが、途中から九十九折の山道に入ります。基本舗装路ですが、そこそこの斜度の上りが続くので、それなりに疲れますね。上千本エリアの桜もほぼ終わってしまっていますが、新緑の森の眺めは気持ちよかったです。

やがて、吉野水分神社に着いたので、拝観します。境内の枝垂桜は散り始めつつも、かろうじて残ってくれていました。拝殿、幣殿とコの字状に回り、最後に本殿で参拝します。本殿は三殿一棟の造りとなっており、各殿の前に賽銭箱があります。

歩き始めてから1時間弱で、ようやく金峯神社に着きました。修行門の鳥居をくぐり、参道を上ります。沿道には桜の木がありますが、残念ながら既に葉桜。路面を花弁が埋め尽くしています。拝殿の傍の桜が何とか花弁を留めてくれていました。さっそく参拝します。

続いて奥千本エリアに向かいます。この先は未舗装の山道となります。多少険しい箇所もありますが、街歩きの靴で行ける範囲です。10分ほど歩いて、奥の千本エリアに着きました。

予想通りこちらも満開は既に過ぎていますが、何本かぎりぎり咲いてくれている木々があります。一方で向かいの山肌には、若い桜の木々がちょうど満開を迎えていました。数十年後には見事な景観を作ってくれそうで楽しみです。西行庵を見学し、少し寛いだら、奥の千本エリアを発ちます。

帰りは往路とは違うルートとなります。ぐるりと山肌を歩いていくルートになっており、眺望が良いです。先ほどいた奥の千本エリアも上から見下ろすことができます。時折強い風が吹くと、桜の花びらが宙を舞い踊る様子が見られます。なお吉野の山を彩る桜は、一般的な桜の名所で見かけるソメイヨシノではなく、シロヤマザクラになります。

金峯神社まで戻ったら、バスで帰ります。行列はありましたが、上りほどではなかったので、待つことにしました。すると、運よくちょうど1席だけ空席があり、一人客だった自分が乗ることができたので、ほとんど待ち時間がありませんでした。

中千本エリアまで戻ってきたら、寺社仏閣に寄りつつ、歩いて下山します。最初に寄ったのは竹林院です。庭園の様子や築山からの眺めを楽しみました。続いて桜本坊に寄ります。こちらは境内にたくさん咲く八重桜が見事でした。シロヤマザクラはほぼ終わってしまいましたが、八重桜はまだまだ楽しめます。

さて、お昼をまだ食べていないので、矢的庵に寄って昼食とします。遅い時間でしたので、待たずに入店できました。注文したのは、餅天のせ仁王そば。サクッとした衣に包まれた餅とお蕎麦を堪能します。

食後は再び道を下ります。勝手神社の鳥居を見学しつつ、続いて向かった先は、吉水神社です。こちらは南朝皇居であったこともあり、菊の御紋が掲示されています。さっそく境内に入ると、一目千本のスポットが現れます。しかし残念ながら、現在は一目十本程度ですね……

それから拝殿で参拝を済ませます。作法は二礼二拍手一礼ではなく、十七拍手となります。4*4+1が推奨されていますが、それでも何回拍手したのか忘れそうになりました。

続いて書院を見学します。源義経・静御前潜居の間や後醍醐天皇玉座といった居室の展示、そして鎧や楽器、美術品や調度品などの展示があります。太閤秀吉など日本史レベルのビッグネーム所縁の品々は圧巻です。秀吉の花見の品は、ちょうど時節柄ぴったりですね。一般的にこうした場は撮影が禁止されていますが、特に禁止の案内はなく、一方で見学者で撮影している人もおらず、どちらなのか不安でしたので、内部の撮影は後醍醐天皇玉座のみです。

書院内の見学を終えたら、外を見学します。北闕門や遠くに見える蔵王堂を見たりしました。それから力釘や吉水院庭園を見学したら、境内を後にしました。

さらに道を下り、金峯山寺の蔵王堂を拝観します。蔵王堂秘仏ご本尊の御開帳期間ですが、到着時には既に受付終了していたので、参拝だけ済ませます。

その後はさらに道を下って行き、途中のお店で柿の葉寿司を買い、銅の鳥居を抜け、さらに黒門を抜けて、七曲坂を下りたら、吉野駅に着きました。

電車の出発まで時間があるので、出店でさくらソフトを買い、いただきます。ほのかに香るさくらフレーバー。

18時すぎ、吉野駅から電車に乗り、橿原神宮前駅で下車。ここから近鉄特急に乗車します。ここで吉野で買った柿の葉寿司をいただきます。鮭と鯖の2種類合わせて6個の寿司を味わいました。そしてスマホで京都からの新幹線を予約します。うーん、便利な世の中になりました。

京都駅に着いたら、早々と新幹線に乗り換えます。何だかんだで結構歩いたため疲れが溜まっていたようであり、うとうとしながら品川まで揺られました。これにて今回の旅行はお終いです。


飛鳥と吉野の旅~初日

初日、品川駅から東海道新幹線に乗って京都駅まで移動します。京都駅から新幹線改札口を出ると、すぐ目の前が近鉄京都駅なので、そこで近鉄特急に乗り継ぎます。のんびりとした景色を車窓から眺めつつ、コンビニで購入した鯛むすびで小腹を満たします。

橿原神宮前駅に着いたら、コインロッカーに荷物を預けて、橿原神宮まで歩きます。天気が良く、境内の新緑が眩しいです。神武天皇の宮があったとされる地であるため、日本始まりの地とされていますが、橿原神宮自体は明治時代に創建された官幣神社です。表参道を通り、2つの鳥居を抜けて、南神門をくぐります。そこから巨大な絵馬が掲げられた外拝殿を通り、参拝を済ませます。それから廻廊を回って内拝殿を見学します。廻廊の壁面には、神武天皇御一代記絵巻のパネル展示があります。

その後は北神門を抜けて若桜友苑を見学します。慰霊碑や関連する航空機の説明板がありました。同じ苑内にあるイトクの森古墳やその上に建つ池田神社も拝観しました。

さて、そろそろお昼ご飯を食べたかったのですが、目を付けた麺屋いちびりは入店待ちの列があったので断念。電車で飛鳥駅まで移動します。

飛鳥駅に着いたら、珈琲の館 御園で一服します。注文したのはメープルワッフルとアイスコーヒー。アイスと生クリームとメープルシロップ、そしてワッフルと堪能しました。

食後は少し歩いて高松塚古墳のある公園エリアに向かいます。トンネルを通って道路の反対側に移動し、芝生広場を通り過ぎて坂道を登っていくと、高松塚古墳が見えてきました。芝生などが丁寧に手入れされているため、墳墓の形がよく分かります。何も知らなければ盛土にしか見えないのですが、日本史を学んでいれば、そこに太古の景色を重ねることができます。

当日は天気が良かったこともあり、周辺の景色も素敵で、とても気持ちが良いです。公園になっているので、軽く散策しました。ちなみに中尾山古墳も気になりましたが、園内は結構広く、この後の見学時間も考慮して、断念しました。

続いて高松塚壁画館へ向かいます。館内は1フロアであまり広くありませんが、壁画の再現模写などを見学できます。一部展示を除いて撮影も可能です。

高松塚古墳を一通り見終えたので、次はキトラ古墳に向かいます。せっかくなのですぐ近くにある文武天皇陵にも寄って行くことにしました。高松塚古墳のある公園から抜けて進んでいく道を左脇に入ると、文武天皇陵に着きます。敷地内は入っていいのか判断がつかなかったので、外から撮影しました。お社がありますが、墳墓自体は山形なので、パッと見よく分かりません。

文武天皇陵を見学した後は、キトラ古墳へ向かいます。そこそこの距離を歩きます。周囲には低い山々が連なり、盆地を感じさせます。そこそこ車は通りますが、全体的にのどかな雰囲気です。

やがて正面に小高い丘が見えてきましたので、とりあえず登ってみます。キトラ古墳に行くためのルートかと思っていたら単に展望台だったようです。古墳地区を見渡せる眺望は、気持ちいいですね。

それからキトラ古墳へ向かいます。途中には壁画の内容を複写できる乾拓板がありました。程なくして、キトラ古墳に到着します。斜面の下から、こんもりとした丸い丘を見上げる感じです。今でこそきれいに芝など整備されているからパッと見て分かりますが、最初の頃よく気づいたなあ、と思いました。

続いて四神の館へ向かいます。こちら地下のフロアは無料で見学できます。結構広くてボリュームもあります。1500年ほど前の天文図とか興味深いですね。有料の1階フロアは、ちょうど入場締め切り時間を過ぎてしまったので、見学できませんでした。

見学を終えたら、外のソファに座ってしばらくまったりとします。それから壺阪山駅まで歩きます。

壺阪山駅に着いたら、電車で橿原神宮前駅まで戻ります。当てにしていた電車が特急だったため、思ったより待ち時間がありました。

橿原神宮前駅に着いたら、本日の宿であるダイワロイネットホテルのThe KASHIHARAにチェックインします。橿原神宮前駅は3方向に線路が伸びていて、2つのプラットホームが斜めに交差する形になっているので、駅舎を跨いだ移動の感覚に慣れるまで、少し戸惑いました。

部屋で少し寛いだら、夕食のため外出します。最初に目をつけていた食べ処飲み処まるは満席で入れず、新たに調べて、徳寿庵に入店しました。

注文したのは、大和芋のとろろ冷奴、ささみ霜降り、白きくらげユッケ、三輪そうめん。お酒は、出世男(180ml)、吉野杉の樽酒(180ml)、春鹿(300ml)です。4人掛けのカウンターでちびちび飲んでいましたが、その後流れで、同じカウンターに座ったお二方およびそのお二方と顔馴染みと店員さんと、お話ししながら飲んでいました。久しぶりに終盤の記憶が完全に飛んでしまうほどに飲みました。一人で飲んでいる分には記憶が飛ぶほど飲むことはほぼないのですが、人と話しながら飲む時は少しペースコントロールを出来るようにならないとですね。

これ以降は記憶にないのですが、とりあえずホテルに戻って、眠りに就いたようです。