「アイカツ!」あかりGeneration10周年記念イベント『キラッキラ!』

2024年12月15日、あかりGeneration10周年を記念し2024年12月15日、あかりGeneration10周年を記念したライブ「キラッキラ!」に参加してきました。会場は横浜BUNTAIで、初めての箱です。

開演前

席はCブロックの前から2列目です。スタンドはアリーナフロアからも入れる構造だったので、トイレへ寄りに1階へ行った時、2階へ戻らずそのまま入れば良かったです。席表の案内が廊下からホール内へ一歩入らないと分からない構造は微妙です。Cブロックはステージが正面に見えるスタンド席です。アリーナを挟む分、距離は遠いですね。どちらかというとスクリーンを見ている時間の方が長かったです。なお自分の席はステージに向かって左手の通路席でした。

なお入場待機時に見た案内標では、「公演中の撮影録画禁止」となっていたので、開演前や終演後であれば撮影可能か~と認識していたのですが、後述の事情で入場までに時間が掛かり開演5秒前に着席したこと、終演後は早々に物販へ行きたかったこともあり、撮り損ねました。以前のアイカツ!シリーズのライブでは、ホール内の写真を撮影した記憶がない(撮影タイムがあった特例を除く)ので、レギュレーションが変わったんですかね。

開演まで時間はありませんでしたが、早めにフラスタなどを見てきました。物販は行列になっておりさすがに開演前は無理なので見送ります。終演後も販売しているか不安でしたが、仕方なし。

イベント本編

イベントはライブと朗読劇を主軸に進んでいきます。朗読劇は書き下ろしが数本と、それ以外はテレビアニメからのセレクションとなっています。朗読劇の内容がその後のセットリストに繋がっているという粋な展開になっているので、次に来る曲を予想した客席が一層盛り上がるという化学反応を見せていました。

ちなみに、イベント中ではキャラクターとしての振る舞いや、出演者としての振る舞い、それらの中間など、状況に応じてニュアンスが変わってくるので、適宜出演者の名前を書いたり、キャラクター名を書いたりで、切り替えています。不統一に見えるかもしれませんが、一応意図的です。

今回はライブパートと朗読劇パートが交互に続くので、5thフェスティバルであった歌唱担当と声優が一緒に歌う曲は、終盤の全員曲を除くと冒頭のルミナスによる「Pretty Pretty」のみでした。

続いて、このイベントの開幕を告げるような「Lovely Party Collection」が披露され、その後にクリスマスにちなんだ、という前振りから「はろー!Winter Love♪」が来ました!この曲は大好きなので、季節的にもぴったりな時期に聴けて嬉しかったです。そしてアイカツ先生の朗読劇からの「ラブリー☆ボム」は完璧な流れです。フォトカツ!曲である「トキメキアンテナ」もセットリストに加えてくれて良かったです。

ご当地組のパートでは、みやびさんの”みやみやみやみやみやビーーーム!”を生で聴けて良かったです。そして「lucky train!」はさすがの強さで会場が大いに盛り上がっていました。

続いて「Future jewel」でせなさんが登場です。出演することは事前に告知されていたのでサプライズではありませんが、1曲歌ったらそのまま出番終了的な展開になり、ええ、早くない?と思いました。この後の展開も知らずに。

声優陣によるトークコーナーは、色々と裏話が聞けて面白かったです。トーク中に下地さんが「なーんも覚えていない」と数回話されていたのが印象的でした。そりゃもう10年前のことですしね。衣装の話で、これだけ女性陣がいる中で、一番キャラクターに寄せて仕上げているのがメンズ(田丸さん、保村さん)というくだりが面白かったです。もちろん女性陣の衣装もそれぞれキャラクターにちなんだポイントを盛り込んでいる素敵な衣装です。矢野さんの関西弁ネイティブなのにエセ関西弁キャラのニーナさんを演じた時の苦労話や、和久井さんのアフレコ時に下地さんから背中にパワーチャージして貰った話、踊る稲妻な高田さんのチュチュ・バレリーナのダンス披露など、色々楽しい内容が詰まっていました。そして田丸さんから、瀬名さんは劇中でも舐められがちだけど、自分も後輩に雑に扱われがちという話で、ルミナス役の声優陣からあだ名(だっけ?)を3つくらい挙げられてどれがいいですか、と訊かれたり、というエピソード披露がありました。選択肢の内容何だったっけ、という田丸さんの質問に対する下地さんの解答が、前述の「なーんも覚えていない」です。楽しくてもっと聞き続けたかったですが、うかうかしてたら楽しい時間は過ぎ去ってしまいました。倍くらいの時間が欲しかった!

そして「ワタシナビゲイト→」の登場です。あれ……聞いたことないな……フォトカツ!曲かな???と頭の中が軽く混乱しつつ聴いていたのですが、何と服部ユウさんの新曲でした!今回初めて歌唱担当がつき、その役をせなさんが担うことも発表されました。いやー、10年間を振り返るイベントかと思っていたら、まさかの新しい展開に、キラッキラな気持ちになりました。

「Poppin’ Bubbles」は10年間幾度となく振り付け講座を受けているにも関わらず、未だに覚えられません。振り付けパート自体結構長いですし、微妙な違いがそれぞれあるし、難しくないですかね。

オオゾラッコーンの新規朗読劇では、ここまである意味縦軸っぽくなっていたまどかさんの「高鳴る、私の胸のBPM!→ドキドキ!」を、オオゾラッコーンの元気玉的なシーンで使うことになるとは予想していませんでした。この流れを受けてのライブパートの「コズミック・ストレンジャー」ではジョニー別府先生歌唱担当の保村さんがオンステージ!

終盤はルミナスメンバーのソロ曲が続きます。スミレさんの曲だけ「タルトタタン」のショートバージョンで、おや?と思っていたらその後で「いばらの女王」でした!それから瀬名あかの朗読劇を挟んで「START DASH SENSATION」に繋がります。「START DASH SENSATION」は曲の性質上多人数歌唱の印象が強かったので、ソロ歌唱は久しぶりではないでしょうか。そしてこの曲順は、スターライトクイーンカップでの曲順と重なる、熱い流れでした。

最後は10th Anniversary Albumから「After Lovely Party」で締めとなりました。2曲目の「Lovely Party Collection」と繋がるきれいなセットリストでした。

アンコールでは、最初に声優の皆さんがキャラクターとしてライブの締めの挨拶をしてくれました。朗読劇からの流れを引き継いだ形で、本当にアイカツ!の世界に入ってあかりジェネレーションのライブに参加した気分に浸らせてくれる粋な演出でした。もちろん演者としての挨拶も聞きたいところですが、その枠は別に用意されています。

アンコールのセットリストは、まずルミナスとしての最新曲である「TRAVEL RIBBON」、そして歌唱担当および声優によるアイドル全員で歌う「Du-Du-Wa DO IT!!」が続きます。

そして出演者の挨拶となります。あかりジェネレーションにフォーカスしたことで、普段のアイカツ!のイベントでは為せなかったことが色々出来たイベントであり、皆さんの10年分の熱い思いを感じる挨拶が続きます。挨拶の中、感極まったるかさん、和久井さんが涙ぐみます。最後に下地さんからの挨拶となり、下地さん発案の感謝の拍手で締めました。ここを含めて下地さんの諸々の話しっぷりが、とても頼もしく感じました。

最後は男性陣も含めた全員で歌う「Lovely Party Collection」です。ステージ上は色々見どころがあって目が忙しいですが、保村さんと田丸さんが近づいていき、二人でハートを作っていて良かったです。

終演後は余韻冷めやらぬ中、そそくさと物販へ向かいました。ちょうど物販会場が席から対角線上なので遠いのです。

セットリスト

まずはイベント本編のセットリストです。

  • Pretty Pretty
  • 朗読劇 (10th STORY卒業ライブの裏側)
  • Lovely Party Collection
  • はろー!Winter Love♪
  • シアワセ方程式
  • 朗読劇 (アニメシーン)
  • ラブリー☆ボム
  • ハローニューワールド
  • MY SHOW TIME!
  • トキメキアンテナ
  • 朗読劇 (アニメシーン)
  • 恋するみたいなキャラメリゼ
  • ミエルミエール
  • lucky train!
  • 薄紅デイトリッパー
  • Future jewel
  • 声優キャストトークコーナー
  • ワタシナビゲイト→
  • Poppin’ Bubbles
  • チュチュ・バレリーナ
  • Chica x Chica
  • 朗読劇 (オオゾラッコーン 横浜)
  • ロンリー・グラヴィティ
  • コズミック・ストレンジャー
  • 朗読劇 (アニメシーン)
  • フレンド
  • ハローハロー
  • タルトタタン
  • いばらの女王
  • 朗読劇 (アニメシーン)
  • START DASH SENSATION
  • After Lovely Party

ここから、アイ!カツ!アイ!カツ!を挟んでのアンコールのセットリストです。プリティーはアンコールシステムないから、アンコールのコールをしていると、アイカツのライブだ……!となります。

  • 出演キャラ挨拶 (キャラクターとしての挨拶)
  • TRAVEL RIBBON
  • Du-Du-Wa DO IT!!
  • 出演キャスト挨拶
  • Lovely Party Collection

物販

グッズ付きチケットを買いましたので、ミニトートバッグとパンフレットとペンライトは入場時に貰いました。物販コーナーで追加購入したのが缶バッジ4個になります。ののさん、リサさん、みやびさん、ニーナさんで、ここにここねさんがいれば完璧でした……揃う保証はないけど5個買っておくべきでした。

パンフレットの内容は盛りだくさんです。特にQ&A形式のインタビューでは、活字に載せる皆さんの思いが強くて、フォントが超小さくなっています。割けるページ数は変えられないから、フォントを小さくして対応しているのだと思いますが、老眼にはきついです(苦笑

ロビー・フラスタ

入場直後の廊下に、アイカツ!ライブ恒例のミニグッズ展示コーナーと、デミカツ!の等身大アクリルパネルが立っていました。

フラスタは、物販コーナーがある体育室に置かれています。開演前は柵の内側に入ってフラスタまで近づけましたが、終演後は柵の外から見る形になります。以下フラスタギャラリーです。5枚目のせなさん宛てフラスタとユウさん照井さん宛てフラスタが隣同士で並んでいるのは、ライブ後に気づかされる心憎い配置ですね。

終演後

4時間半近くになる長丁場でしたが、朗読劇パートでは着席となりますので、それほど疲れませんでした。ずっとスタンディングだったらさすがに疲れたと思います。

入場の段取りについて

時間の経過と共に不満も和らいできたので敢えて書くべきか迷いましたが、今回は過去有数の段取りの悪さだと思いますので、書き残しておきます。

イベントの内容自体はとても良かったのですが、入場の段取りが悪すぎたと思います。開場後の入場列の最後尾を誰も誘導していないので列が自然形成され、動線がめちゃくちゃになり、人の滞留を招いていました。

自分は事前物販を見送り、16時くらいに会場に着きましたが、この時点で人が多すぎて会場敷地内に収まらない状況でした。多少列が落ち着いてきた16時30分すぎに列に並びました。列に並んでから入場まで大体20分ほど掛かりました。開演5分前には入場列が解消していましたが、来場者が遅く来たわけではなく、開場時からずっと行列が絶えることがなくてこの状況です。

今回のイベントのボリュームでチケット代10,000円未満はいささか安すぎるので、予算上運営に割けるリソースが限られているのかもしれませんが、チケットの値段を上げてでもきちんと体制を設けた方が良かったと思いました。

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