自分の旅行記録を地図表示するTripMapのバージョン2が完成しました。前バージョンとの差分は以下の通り。
- 1つの旅行内における経路表示機能を削除
- 管理作業をブラウザ上から実行可能
各バージョンの運用ページはこちら。
使用している技術要素は特に変わりません。Javascriptが一番大きなウェイトを占めますね。
- クライアント:Javascript、HTML
- 通信規約:XML
- サーバアプリ:PHP
- データベース:MySQL
サーバプログラムが直接ビューを出力しない今回のようなケースでは、あえてPHPを使う必要もないのですが、MySQLとの連携について勝手知ったるとの理由で、採用しました。今後は、Rubyを使ってみようかな、と考えています。HTMLを吐かせるのでしたら、PHPのほうが使いやすそうですけどね。
今回は、設計と実装を行ったり来たりしました。実装してみて、これって本当に必要?と思うものが多く、ユースケースを改めて整理して、不要なものをどんどんそぎ落としていきました。例えば、1つの旅行のなかで、どこを回ったか細かく指定できる機能を、削除しました。実運用するときに、そこまで細かい情報を入力できないだろうとの判断です。あとはズームレベルに合わせて、マーカー表示を調整する機能も削除しました。ブラウザに負荷がかかるほど、大量のマーカーを登録することもないだろう、との判断です。
趣味プロなので、プログラミング自体を楽しみにしている分、自分はどうも技術主体の設計になりがちです。設計時にきちんとユースケースを把握することで、無駄なものはそぎ落とし、本当に必要な部分に注力したいですね。
そして管理機能をブラウザ上から実行できるようになりました。閲覧者側にはまったく見えない機能ですが、今回のバージョンアップの目玉はここです。これまで、MySQLQueryBrowserを使って、直接DB上に入力していましたが、これが結構面倒くさいのです。今回はGoogleMaps上から位置を指定できて、同時にコメントも入れられるようにしたので、運用コストがだいぶ低下したと思います。
というわけで、TripMapの刷新も完了したので、心置きなく旅行をどんどん楽しみたいです!