購入までの経緯
昨年暮れに、Surface Pro3を買いました。それまで使っていたノートPCが、何をするにも重く、ストレスが溜まる一方だったので、ようやく重い腰を上げた格好です。最近はPCなどの物欲が薄れて、なかなか動けませんでした。特にこだわりのあるブランドはないので、何となくこれまでとは違うメーカーにしようと考えていましたが、どこも似たり寄ったりで、ここぞというところがありません。最初VAIOがいいかなあ、と思っていたのですが、分社化により、気軽に店頭で買えなくなってしまったので、候補から外しました。
そんな中選んだのが、MicrosoftのSurface Pro3。タブレットPCに興味があったことと、ノートPC並みの性能を持っていること、そしてSSD搭載であることが決め手でした。一般的なノートPCでSSD搭載のモデルって、案外少ないんですよね。ヨドバシで買ったら、キャンペーンでタッチカバーキーボードとUSB無線マウスが付いてきました。
感想
2か月くらい使ってみての感想です。さすがSSDといった感じで、起動時間がとにかく早いです。これはストレスフリーですね。OS面では、Windows 8のタイルインターフェイスに少し戸惑いましたが、スタートメニューの変形版ということで、普段のデスクトップ画面は従来と変わりないので、安心しました。
少し困るのが、解像度が高すぎることです。なので、アプリ毎に人間の目に見えやすいレベルにサイズが調整されているのですが、フォントの種類によってか、ぼやけてしまうことがあり、見にくいです。あとは、アプリによっては、一部のフォントが小さすぎることもあります。Photoshop CS4をインストールしましたが、メニュー部分のフォントがかなり小さくて、顔を近づけないと読めません。
でも、解像度が高いおかげで、写真などはとてもきれいに表示されます。デジカメで撮った写真を、フルサイズで残しておきたくなりますね。
解像度以外で不便に感じることは、SDカードスロットがないことです。デジカメの写真を取り込む際に、SDカードは頻繁に使うので、本体にスロットがないのは困ります。USB接続のカードリーダーを買うことになりそうです。
ちなみに、タブレットにしたことで、ノートPCとしての使い道以外に、就寝時の枕元でタブレットPCとしても使うことを想像していましたが、実際には一度机の上に設置してしまうと、なかなかそこから動かす気にはなりませんでした。
追加のアイテム
据え置きノートPCのように使おうとすると、Surface Pro3の素のままでは力不足なので、追加の装備を買いました。1つ目はUSBハブ。Surface Pro3にはUSBスロットが1個しかないので、4個口のハブを付けました。
2つ目はBluetoothキーボードです。タッチカバーキーボードがどうにも使いにくくてタイプミスが多かったので、購入しました。買ったのは、ELECOMのTK-FBM079黒。しかし、こちらもいまいち馴染みきらないです。以前のノートPCと見比べると配置はそれほど変わりませんが、キーピッチが少し短いので、そのせいですかね。でも、Bluetoothキーボードに絞ると、あまり選択肢がないのです。あとは、Bluetoothということで、スリープ後に操作できるまで若干の待ち時間が必要なことに、軽いストレスを感じます。まあ、慣れでしょうかねえ。職場のキーボードはとても打ちやすいのですが、触れている時間が圧倒的に長いので、そのせいなのかもしれません。
あとは、前述しましたが、SDカードリーダーも買うことになると思います。CDドライブについては、以前のノートPCにも付いていなかったので、ポータブルCDドライブを1台持っています。
とりあえずこれだけ揃えれば、ノートPCとしての使用感をそれなりに満たせると思います。