2014年晩秋の鎌倉散策

2014年11月15日、紅葉を見るために、鎌倉を散策してきました。今回は久しぶりに長谷エリアを訪れました。

鎌倉駅まで行き、そこから江ノ電に乗り換えて長谷駅へ。相変わらず江ノ電は混みますね。これが鎌倉より先へ行く機会が少ない理由です。

まず向かった先は長谷寺。前回は紫陽花の季節の行列を横目に通り過ぎましたが、今回はそこまでの人出ではありません。境内を散策しながら、花木や仏閣を楽しみます。マナーの悪い撮影者がいたのは残念ですね。階段を上り、地蔵堂に立ち寄り、そして観音堂へ。

鐘楼とその後ろにある赤黄の紅葉がきれいでしたが、上手く写真は撮れませんでした。ダイナミックレンジの幅が欲しいですねえ。

それから見晴台や展望散策路に行き、海辺の町を見下ろします。落ち着く風景ですね。風が吹くのですが、晴れた晩秋の程よい気温が心地いいです。しばらくまったりして、椿を愛でたり、和み地蔵に癒されたりしつつ、長谷寺を後にしました。

続いて向かった先は、高徳院。長谷寺から少し歩いて道路を渡ると、到着です。仁王門をくぐると、すぐに大仏さまが見えてきました。すごい久しぶり(前回は2007年10月10日)なので、こんなふうに広場になっていることを、すっかり忘れていました。さすがの存在感ですね。今回も胎内見学は並んでいたので、止めておきました。

その後は観月堂のある広場へ行き、イチョウなどの紅葉を楽しみます。そしてベンチに腰掛けてまったり。大仏さまが鎮座する広場に比べて、若干人の数が少ないので、落ち着きます。寺社仏閣でのんびりと過ごす時間は、心が洗われて良いですね。

高徳院を後にして、長谷駅への帰り道。往時に気になっていたクレープ屋さん、マリオンクレープに立ち寄ります。甘いクレープを食べたい気持ちもありましたが、結局鎌倉という言葉に惹かれて、鎌倉ガレットを選びました。緑黄色野菜のシャキシャキ感としらすの塩っ気、胡麻ドレッシングが見事に合っていて、美味しいです。人通りの多い表通りを避けて、1本裏通りを歩きながら、ガレットを頬張ります。

長谷駅に着く頃には、すっかり食べ終えていました。相変わらず混んでいる江ノ電に乗り、鎌倉駅へ。

向かった先は妙本寺。拝観には間に合いませんでしたが、参道手前にある木々の紅葉が見事でした。

続いて向かった先は、常栄寺。通称ぼたもち寺。住宅街の路地にひっそりと建っており、最初は気づかず通り過ぎてしまいました。境内は、山門から10歩でたどり着ける程度の小さな境内。参道の脇には、植物がみっしりと植えられており、どこかの家の庭へお邪魔した気分になります。参拝を終えて入口のほうを見ると、まっすぐ伸びる路地が印象的です。

路地を抜けて若宮大路に戻ると、日がだいぶ暮れていました。遠くの空は赤く染まっています。鎌倉駅舎も照明が灯って、雰囲気が出ていますね。いつも通り、駅の売店で鎌倉ビールをお土産に買いました。今回選んだのは、花。

こうして今回の鎌倉散策はお開きです。妙法寺や安国論時など、材木座方面で行けなかったお寺もあるので、また来たいですね。程近い距離に鎌倉というスポットがあって良かったなあ、と思います。

記事に載せきれなかった写真はこちら。

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