都内で桜のお花見2020

2020年3月26日、午前中に検診で年休を取得したため、午後から都内へお花見に出かけてきました。新型肺炎の件もあり、微妙な判断を迫られましたが、平日ということでそこまでの混雑は見込まれないと予想しました。

 

最初に向かった先は上野公園です。さくら通りの桜並木は概ね満開で圧巻です。時折風が吹いて、桜吹雪が起こりました。天気が良いこともあって、閑散とはしておらず、それなりに人出はありましたが、例年の休日のような、歩くのも大変な状況ではありません。

小松宮彰仁親王像と桜を眺めたら、そのまま上野東照宮へ向かいます。石鳥居を抜けると、桜並木と石灯籠、奥には五重塔が見えます。桜の枝には、ヒヨドリが数羽ほど羽を休めています。望遠レンズでじっくり狙ってみました。後は海外観光客から写真撮影を頼まれたりもしました。

桜並木を抜けると、社殿や神楽殿が見えてきました。桜と合わせると一層画になりますね。社殿を背にして振り返ると、神楽殿や五重塔、桜の木が青空の下に収まる美しい光景を見られます。

上野東照宮を後にしたら、売店で桜ラベルの缶ビールを1缶購入。ビール片手に桜を眺めて、プチお花見気分。自分は桜の下で宴会をするタイプのお花見はあまり好みませんが、お酒は好みます。

満開の上野公園の桜に満足したので、次のスポットである六義園へ向かいました。駒込駅で下車して、染井門から入園します。六義園と言えば枝垂桜が有名ですが、先日Twitterで散り始めとの一報が入っていました。うーん、確かに下の方に青葉が目立ちます。けれど、見る方向によっては、まだ全体がきれいに桜色に見えます。桜の花の方は、豪華と言うより可憐な印象ですね。

その後は日本庭園を散策します。立派なコブシの木を眺めつつ、吹上茶屋の前まで歩きました。ここではヤマブキが黄色い花をたくさん咲かせており、その奥には桜の木が控えています。

それからこの季節ならではの青椛も堪能しました。秋に見る紅葉も素晴らしいですが、新緑の季節に見る青椛も生命力の眩しさを感じられて好きです。他には、名前が分からなかったですが、ピンク色の花の蕾を携えた低木が可愛らしかったです。

最後に休憩処で、桜茶のセットをいただきました。暖かい桜茶と和菓子がセットになっています。

六義園を後にしたら、駒込駅から山手線をぐるっと回って目黒駅まで移動します。最初は新宿御苑にも寄るつもりでしたが、時間が足りなくなりそうなので、断念。

目黒駅から権之助坂を下り、目黒川に出ました。さっそく両岸の桜並木を望みますが、五分咲きから六分咲きといったところでしょうか。前情報の通り、満開にはまだ早いようです。全体的に西側の方が開花が進んでおり、東側の方が遅れている印象でした。しかし、西側の方が建物の陰になってしまう時間帯でしたので、何とも口惜しい状況です。

中目黒方面に向かって、目黒川沿いを歩きます。道は結構細くて、2-3人並んで歩くと幅いっぱいです。陰にはなっていますが、桜自体はそれなりに咲いているので、楽しめます。途中何回か一般道と交差しますが、アンダーパスはないので、横断歩道を渡らなくてはなりません。地味に面倒です。

中目黒駅に近づくと、人の数が増えてきます。駅前は大賑わい。撮りたい写真を撮れたら、中目黒駅に入り、東横線で離脱しました。

後はおまけの1枚。3月29日に季節外れの雪が降った際に、近所の公園の桜を撮りました。雪桜という珍しい被写体でしたが、あまり画になるショットを狙えそうになかったことと、寒さに負けた結果、あまり頑張らない出来となりました。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする