初夏の北鎌倉散策2018

2018年6月8日、平日休みでしたので、鎌倉へ紫陽花を見に出かけてきました。今年は明月院の紫陽花をメインに、北鎌倉を巡ろうと思います。

    

混雑が予想されるので、開門と同時くらいに行くつもりでしたが、起きられなかったので、9時30分すぎに北鎌倉駅へ到着です。既にそれなりの人がいて、人が映り込まないように撮影するのはなかなか難しいですね。たまに人が途切れる一瞬があるので、そこを狙って撮ってみました。人の数は多いですが、明月院ブルーに染まる境内は美しいです。花想い地蔵や瓶の井などのスポットに生けられた紫陽花も楽しめました。

   

そして方丈裏庭園も観賞してみました。方丈の円窓の向こう側です。円窓は正面から撮影すると反対側から撮っている人が映り込むので、斜めから撮ったほうが良い雰囲気でした。方丈裏庭園は比較的空いていたので、境内の人混みに疲れた身としては、ほっとひと息つけます。庭園内には赤地蔵と青地蔵が鎮座し、それぞれの色の紫陽花が生けられています。奥の方には菖蒲畑が広がり、紫や白色の花菖蒲がきれいです。こちらも季節を感じさせてくれますね。さらに奥には姫紫陽花が咲いていました。小振りな姿がかわいらしいです。

  

続いて向かったのは長寿寺です。こちらは季節と曜日限定で公開されているので、いつでも拝観できるわけではありません。この日は運よく拝観出来る日でしたので、拝観してきました。まずは方丈に上がり、本堂へ行って御本尊に参拝します。それから書院に行って、縁側に腰を掛けて、庭園の様子を楽しみます。涼しい風が吹いて心地よいです。建物の中も、花瓶に紫陽花が生けられていて、雰囲気がありました。建物の匂いが、両親の実家の匂いを思い出させて、ちょっぴり感傷の浸りました。

  

その後は観音堂に参って、足利尊氏の墓にお参りします。それから庭園観賞へ向かいます。色々な種類の紫陽花が咲いていますが、赤いガクアジサイは珍しいなあ、と思いました。

長寿寺の拝観を終えて外へ出ると、亀ヶ谷坂切通しに出ます。こちらも紫陽花がずっと並んで咲いており、きれいですね。

 

そろそろお腹が空いてきたので、昼食を探します。去来庵は定休日でしたので、道中気になっていた、ぬふ・いちに入ることにしました。ちょうどお昼時でしたので、40分くらい待ったような気がします。本当は鎌倉野菜メインのセットを注文したかったのですが、皆考えることは同じようで売り切れでした。そこで選んだのが、鴨ハンバーグとスープカリーセットと、グラスビールです。鴨ハンバーグは、絶妙な甘味と旨味があって美味しかったです。優しい味ですね。スープカリーも美味しいですが、鴨ハンバーグが記憶に残っています。ビールもすっきり飲みやすかったです。グラスビールと聞いて、量がもっと少ないのかな、と思っていたら、満足の量が出てきました。なお、注文が飛ばされるトラブルがありましたが、少しサービスしていただきました。

   

お腹を満たしたところで、次に向かった先は浄智寺です。庫裏の前の草が生い茂った、自然な雰囲気の庭が好きです。トトロでサツキとメイが遊んでいた庭を思い出します。紫陽花はそれほどたくさん咲いているわけではないですが、棟門近くでコスモスと並んで咲いている光景がお気に入りでした。他には、ホタルブクロやヤマブキ、イワタバコなどの季節の花々を楽しみました。

 

最後に向かったのは東慶寺です。山門に続く階段の脇に咲く紫陽花がきれいですね。他にも鐘楼や本堂のそばなどで咲く紫陽花が、建物との雰囲気も併せて楽しめます。そしてこの時季はちょうど本堂裏のイワガラミが公開中です。と言うわけで、本堂をぐるりと一周して、裏の崖一面に咲くイワガラミの白い花々を観賞しました。他にも花菖蒲や崖一面に群生するイワタバコを楽しみました。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。

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