夏の鎌倉散策

2012年08月11日、夏の鎌倉を散策してきました。花めぐりを中心に、これまで行ったことのない寺社を回ってみるお散歩です。訪れた場所は以下の通り。

  • 大巧時
  • 本覚寺
  • 鶴岡八幡宮
  • 海蔵寺
  • 源氏山
  • 銭洗弁財天

まずは横須賀線で、北鎌倉駅から鎌倉駅へ。毎回思いますが、北鎌倉駅は大船方面にも入出場口を設けて欲しいです。自分は大船方面から歩いてくるので、ホームの端まで行くのが大変です。

鎌倉に着いたあとは、大巧寺に行ってみました。駅を出て、正面の通りを突き当たったところにあります。ここは安産祈願のお寺として有名なので、カップル夫婦や女性の参拝客が多かったですね。山門をくぐって本堂に向かう途中には、さまざまな植物が植えられ、季節の花々が目を楽しませてくれます。本堂前には、ハスの花もありました。

続いて、本覚寺へ。本覚寺は、砂利が敷かれた広い境内が印象的。お寺というより、神社という印象が強いです。白い砂利の上に、点々と島のように浮かぶ植込みが、きれいでした。アイリスやユリなど、色とりどりの花が咲いています。鉢植えのハスもいくつかあり、朝方来たらきれいだろうなあ、と思いました。サルスベリの赤い花も、素敵でした。

その後は若宮大路に出て、段葛を歩きます。桜の葉は思った以上に落ちていますね。そして、鶴岡八幡宮に到着です。

さっそく境内を見学。平家池と源氏池に広がるハスが圧巻です。たくさんの花がありましたが、さすがにこの日の高さでは、開いている様子は見られません。その後は白旗神社へ行き、本宮下までを回りました。すると、結婚式に列席したと思われる一行が、記念撮影をしていました。鶴岡八幡宮に行くと、大概見かける気がします。人気なんですね。

その後は、少し足を伸ばして扇ヶ谷の奥へ向かいます。横須賀線の踏切を越え、北鎌倉方面へ。途中、英勝寺にも寄るつもりでしたが、山門が閉まっていたので、そのまま通りすぎてしまいました。調べたところ、山門は常時閉まっており、通用門から入る形になっているそうです。しかし、あまり時間がなかったため、今回は諦めて、次の目的地へ向かいます。

そしてたどり着いたのは、扇ヶ谷の最奥にある海蔵寺です。小さなお寺で、まるでどこかの一軒家に遊びに来た感覚です。しかし、その小さな境内には、萩やキキョウ、サルスベリ、丁寧に手入れされた苔など、様々な花木が目を楽しませてくれます。出入口付近には、底脱の井もありました。ちなみに、底が無いというのは逸話のなかの比喩で、実際は普通に底が見えます。

次に向かったのは、源氏山。海蔵寺方面から入ると、結構険しい山道を登ることになります。ただ、少し歩けば、舗装された道が現れます。広場にある源頼朝公像を眺めたら、しばしベンチで休憩。それから、山を下りて、銭洗弁財天に向かいます。

下り坂の途中に、洞穴が見えてきました。ここが銭洗弁財天の入り口です。提灯の灯された入り口をくぐっていくと、開けた場所が現れました。連なる鳥居をくぐって本宮へ行き、参拝を済ませます。それから奥宮で、手持ちの50円玉を洗いました。境内には、様々な末社もあり、賑やかでした。そういえば、銭洗弁財天はよく名前を見かける有名スポットですが、今回が初訪問です。

こうして、気づいたら17時近く。帰りは道なりに進んで行けば、鎌倉駅の西口に出ます。しかしここは道幅が狭いのに、徒歩の人が多く、車の通行もそこそこあって、危ないですね。一歩間違えば、事故を起こしそうな不届きな暴走車もいました。住人以外の一般車両は、通行禁止にしても良い気がします。

だいぶ歩き回ってお腹も空いてきたので、少し早いですが夕食にします。小町通りに入り、久しぶりに峰本で食事です。注文したのは、夏らしく磯しぶき。きゅうり、ワカメ、カニ、海老天が乗ったぶっかけそば。そして、鎌倉ビール。食後の甘味には、くず切りを頼みました。

こうして、今回の鎌倉散策は終了です。まだまだ行っていないお寺はたくさんあるので、次は秋の花めぐりに行ってみたいですね。

記事に載せきれなかった写真は、以下をご覧下さい。

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