鎌倉紫陽花観賞2016

2016年6月20日、出社前に鎌倉を散策してきました。休日はいつ出かけても混雑していそうなので、平日の朝一を狙って出かけてきました。

主なお目当ては、鎌倉紫陽花名所のひとつでもある明月院です。前回明月院で紫陽花を見たのが、2009年で奇しくも同じ6月20日でした。開門とほぼ同じ時刻に到着し、さっそく境内を散策します。平日のこの時間にしては結構な人出ですが、ゆったりと回れる程度の混み具合です。参道に沿って紫陽花が壁のように咲き誇る風景を見ると、明月院に来たなあ、と感じます。青い紫陽花をメインに、ところどころに白い紫陽花も咲いていました。山門には竹筒に紫陽花の花が生けられており、可愛らしいです。

せっかくなので、これまで素通りしてきた方丈の円窓に並んでみました。10分弱ほどで順番になり、円窓越しの庭園を望みます。手前には花菖蒲が生けられており、風情がありますね。後ろがつかえているので、あまりのんびり楽しむことは出来ませんが、何とも心が落ち着きそうな空間でした。

それから開山堂のほうへ移動します。花想い地蔵や瓶ノ井などにも、紫陽花が生けられており、まさに紫陽花一色に染まっています。明月院やぐらを背景に紫陽花を撮ると、黒背景になって面白かったです。

帰り道、平家物語の冒頭にも出てくる沙羅双樹の花や、水鉢に浮かぶ紫陽花の花、木箱に現れるリスなどを楽しみます。境内を出る頃、太陽が差し込み、紫陽花が眩しくてきれいでした。

続いて、円覚寺に向かいます。明月院ほどの量ではありませんが、境内で紫陽花を楽しめます。円覚寺は広いので、紫陽花を様々な仏閣と合わせて収めることで、画になりますね。他には、仏殿でご本尊を拝見したり、妙香池で甲羅干しをする亀などを見たりしました。

紫陽花の種類はもちろん、色合いや花弁の具合もそれぞれ異なりますので、それらの違いを楽しめて良かったです。円覚寺では、濃い紫の紫陽花が印象的でした。

円覚寺の拝観を終えたら、出社するべく北鎌倉駅に向かいます。そこで見かけた踏切前にある紫陽花。寺社仏閣ではありませんが、鎌倉に咲く紫陽花という雰囲気が何だか気に入ったので、最後に一枚収めました。あまり紫陽花の色をきれいに写せませんでしたが、構図としてはお気に入りです。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。

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