2019年03月31日、皇居の乾通り春季一般公開に行ってきました。9時30分くらいに東京駅に着いて、そこから歩いて坂下門まで向かいます。中に入ってからはトイレへ行く機会が限られると聞いていたので、入口前にある仮設トイレで済ませました。来訪者の数は多いですが、特に並ぶことなく、スムーズにセキュリティチェックを終えて、中へ入れました。
坂下門をくぐると、さっそく宮内庁庁舎が見えます。右手には富士見櫓を望めます。天気予報では徐々に晴れてくるはずなのですが、曇天が続いており、ちょっと残念。滅多に入れる場所ではないので、ゆっくりと歩きながら写真を撮ったり、景色を楽しみます。
蓮池濠の石垣と桜は画になりますね。桜以外にも、山下通りや局門、富士見多聞といった史跡も見て回ります。乾通りは一方通行で逆走禁止なので、右に左に縫うように歩いていきます。乾通りは桜以外の木も色々植えられているので、遠くを見ると桜並木のように見えますが、近くで見ると点在している感じです。
乾通りで一番立派な桜は、下道灌濠の傍に生えている枝垂桜でしょうね。後ろの塀と併せて、とても画になります。
途中二手に分かれる箇所は、せっかくなので限定公開エリアである乾門ルートを選びました。乾門から外へ出る直前、一瞬太陽が顔を出してくれたので、桜と乾門を良い感じに撮れました。出門した後に振り返ると、乾門が額縁となって、絵画のように乾通りを望めます。
乾通りの人出は多かったですが、自由に動けないほどではなくて、良かったです。でも写真に映すと、ものすごく混雑しているように見えますね。
次に向かった先は千鳥ヶ渕。途中の道も桜並木できれいです。南側を歩いたけど、横断歩道を渡って北側へ行った方が良かったかもしれません。人出のわりには道が狭いので、なかなか歩くのが大変でした。でも最後に、千鳥ヶ渕公園の桜と菜の花とお堀を見られました。
そのまま千鳥ヶ淵緑道へ向かいます。人がたくさんいますね。ボートは2~3時間待ちとのことですが、並んでいる人たちが結構いました。まあ、覚悟の上で来ているのでしょう。展望台のようなスペースに登ると、お堀に桜が掛かる、ザ・千鳥ヶ淵な風景を見られます。ただ、ボートの数が多すぎですね(笑。水飲み場に落ちた数輪の桜の花もきれいで、写真に収めてみました。まだ曇天ですが、少しずつ晴れ間も見えてきて、天気の回復に期待です。
それから、内堀通りを北に進んで、靖国神社に向かいます。内堀通りの桜もきれいで、陸橋に登ると左右に広がる桜並木を眺めることができます。
靖国神社に着いたら、内苑に入ります。たくさんの桜が満開で、期待以上の華やかさ。拝殿で参拝するつもりでしたが、あまりの行列に断念。能楽堂では舞台が上演されていました。参集殿などの建屋と桜の写真を撮りつつ、内苑を後にしました。
その後は出店のあるエリアに行き、唐揚げと缶ビールを買って、プチお花見。スペースを見つけて座り、桜を眺めながら、ビールで喉を潤します。唐揚げは衣がいまいちな感じ。うーん、当たりはずれの少なそうな焼きそばにした方が良かったかな。
靖国神社を出たら、九段下駅で地下鉄に乗車します。北の丸公園にも行こうかと思っていましたが、人の多さに断念しました。
上野駅に着いたら、上野恩賜公園に向かいます。こちらは、ここまでで一番の混雑ぶり。人の流れに乗らないと、まともには歩けない状態です。でも、天気はすっかり晴天となったので、何とか桜を楽しみたいところ。人が多い大きな通りは避けて、間を縫うように歩きます。
清水観音堂の月の松と桜を楽しんだり、途中から入って短い区間だけ大通りを歩いたりしました。青空なので、白い桜が映えて良かったです。
朝から歩いていて疲れてしまったので、30分ほどの散策で帰ってしまいましたが、もう少し粘っていたら、友人と会えたようです。後のメールで知りました。
記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。