2024年12月07日、鎌倉へ紅葉を見に出かけてきました。もはや毎年の恒例行事となっております。今年は鎌倉駅周辺を巡ります。
鎌倉駅から出て、小町通りを見送り、若宮大路へ出ます。信号を渡って向かった先は大巧寺です。細い散策路に様々な花木が植えられています。空は青空なのですが、ちょうど大きめの雲が太陽を隠してしまい、陰っている時間帯でした。
その後は若宮大路に戻り、鶴岡八幡宮の二の鳥居をくぐって段葛を歩いて鶴岡八幡宮へ向かいます。三の鳥居越しに、舞殿と拝殿が見えます。
鶴岡八幡宮の境内に着いたら、平氏池を散策します。池の周りに椛が紅葉していたのですが、相変わらず日が陰っていていまいち映えません。そして源氏池の方へ向かい始めたら、日が差してきました。何とも源氏の力を感じさせる一幕です。ちなみに平氏池に浮かぶ島の数は「死」を意味する4つで、源氏池は「産」を意味する3つになっています。
元々青空でしたので、日が差したことで紅葉は完璧に映えてくれます。旗上弁財天社のある小島へ渡り、その後は源氏池の池畔にある紅葉を楽しみました。
続いて研修道場の前にある紅葉を見にいきます。ここの紅葉は色合いがよく、日が傾いても比較的よく照らされるので、夕方ごろは特にお薦めです。順光と逆光、それぞれの風合いを楽しみました。
その後は柳原神池で紅葉を楽しみます。橋の欄干と紅葉の色合いが素敵な組み合わせです。池の水面を覗くと、これまた色鮮やかな錦鯉が泳いでいる様子を見られます。
それから舞殿の前を通り、拝殿に向かって階段を登ります。台風で倒れてしまった大銀杏ですが、残った根っこから再生した二代目にすっかり貫禄が出てきました。拝殿で参拝を済ませたら、次の目的地へ向かいます。
続いて向かった先は荏柄天神社です。こちらも境内に立派な銀杏がそびえています。青空に浮かぶ真っ黄色な葉がよく映えます。拝殿で参拝を済ませたら、絵筆塚に寄ってきました。
最後に向かった先は鎌倉宮です。こちらは椛がメインとなります。全体的に色合いが濃い印象です。比較的低い位置に椛の葉があるため、接写で色々と撮影してみました。
拝殿で参拝を済ませた後は、村上社へ行ってこちらにも参拝しました。撫で身代わりという村上義光の像があり、体の治したい部分を撫でると身代わりになってくれます。自分は八丈富士登山で転倒した際の右膝の怪我が微妙に完治しないので、右膝下を撫でておきました。
その後は茶屋のある道を通ります。ここは椛が天を覆うように伸びており、青空を背景にしつつ陰影も良い感じに出せます。石灯籠もあり、椛との組み合わせを楽しめます。
一通りの紅葉観賞を終えたら、鎌倉駅方面へ戻ります。その途中にある和風レストラン静久にて、遅めの昼食をいただきました。注文したのはカキフライ定食のごはん大盛ともりそばです。食事を終えたらそのまま駅へ向かい、鎌倉を後にしました。
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