明月院で紫陽花観賞2020

2020年06月03日、北鎌倉の明月院にて、紫陽花を観賞してきました。鎌倉の紫陽花観賞は毎年恒例の行事ですが、新型肺炎の影響で今年は難しい判断を迫られました。緊急事態宣言が解除されたことと、見頃を迎える前週に行くことで人混みを回避することを踏まえて、行くことにしました。なお、明月院は平日のみ開門しており、県外からの来訪は自粛するようにお願いが出ています。自分はギリギリ神奈川県内在住です。

8時50分ごろ、北鎌倉駅に着きました。ここから10分ほど歩いて、明月院に到着します。9時から開門ですが、実際には少しだけ早い時間から入れます。見頃前というのもありますが、人出は少ないですね。

さっそく紫陽花に囲われた山門へ続く階段の撮影をします。紫陽花の時季の明月院の代名詞とも言える光景です。それから脇道に入って、紫陽花の小路散策を楽しみます。色づきは半分程度といった感じですね。青く色づいている紫陽花も、明月院ブルーと言われる濃い青にはもうひと息掛かりそうです。

散策を続けていると、木陰に動く影を発見。リスがいました。ちょこまかと動いていて可愛いですねえ。それから花想い地蔵、六地蔵を参拝し、方丈にてお参りします。例年長い行列のできる円窓は、今年は公開中止となっています。枯山水庭園を鑑賞した後は、後庭園へ入園します。

後庭園の主役は花菖蒲です。紫色や白の花菖蒲が一面に広がる光景は贅沢ですね。周りにある青椛も爽やかで気持ちいいです。奥の方にはヒメアジサイが咲いています。通常の紫陽花よりも少し小振りな花が可愛らしいですね。

花菖蒲に満足したら、手前の方を散策します。方丈の円窓も、後庭園側からは望むことが出来ます。赤地蔵や青地蔵をお参りして、後庭園をあとにしました。

今回は明月院のみ拝観するので、もう少しだけ散策を続けます。沙羅双樹を見たり、桂橋から紫陽花と竹林を見たり、北条時頼の墓所を参ったりしました。

こうして今回の拝観はお終いです。だいたい1時間くらいの拝観時間となりました。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。

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