2017年3月9日、北鎌倉の東慶寺で梅を観賞してきました。桜は毎年観賞しているけど、梅は久しくお花見していなかったな、と思ったことが、きっかけです。職場が鎌倉に近いこともあり、平日の午前中を使って、お出かけしました。
10時30分ごろ、北鎌倉駅に到着です。そこから歩いて5分程度で、東慶寺に着きました。拝観料を払って、境内に入ります。さっそく飛び込んでくるのは、参道沿いに並ぶ白梅の列。木によってはだいぶ花弁が落ちてしまっていますが、ギリギリ楽しめます。
しだれ梅に白梅、紅梅、さまざまな梅を愛でます。天気は快晴でしたので、梅が青空に映えて気持ちいいです。梅は花だけではなく、枝の形も魅力的ですよね。老練さと力強さを感じさせる、そんな枝や幹が好きです。桜ほど花が主張しないので、そうしたところも楽しめるのだと思います。
時間に余裕があれば、もう1箇所別のお寺を回ろうかと考えていましたが、そこまでの余裕はなさそうなので、東慶寺を満喫することにします。というわけで、境内の奥にある墓所へ。後醍醐天皇皇女の用堂女王のお墓などがあります。初めて来るかな、と思っていたら、ふつふつと記憶がよみがえり、以前にも訪れているようです。
境内手前の方へ戻ります。さざれ石などを見つつ、のんびりと境内を歩きます。梅以外にもミツマタやラッパスイセンなど、花が咲いていますが、やっぱりこの時期の主役は梅ですね。その後は本堂に行って、お参りしました。
最後は、せっかくの明るいレンズなので、梅をアップにしたぼかし写真を撮ろうと頑張りました。近すぎてオートフォーカスは利かないので、マニュアルで焦点を合わせます。そんなことをしていたら、奇しくも写真教室の人たちがやって来ました。引退後に趣味を楽しむ姿を見て、いいなあと思いました。
東慶寺をあとにしたら、北鎌倉駅前にある、きそばやま本にて、けんちん蕎麦を大盛でいただきました。けんちんうどんはあるけど、お蕎麦は初めてのような気がしますので、新鮮でした。
平日でもそこそこ人出があるのが鎌倉ですが、空きすぎず混みすぎず、程よい人出でした。午前半休で鎌倉を楽しめる今の職場の地の利は、これからも積極的に活用していきたいですね。
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