2018年12月14日、円覚寺で紅葉を楽しんできました。通勤前の時間を使って寄り道です。本当はもう少し早い時期に訪れたかったのですが、天気予報では晴れでも当日になると曇りの日が続き、遅くなってしまいました。この日は待ちに待った朝からピーカンの日です。
北鎌倉駅に着いたら、歩いてすぐの円覚寺に向かいます。平日の朝で、ハイシーズンでもないので、人の数はそれほど多くありません。目当ては紅葉でしたが、時期が遅くなったため、もう終わり間近でしたね。落葉している木が多かったり、塩害の影響か色づきが良くない木も見られました。それでも色鮮やかに紅葉した木々もあり、目を楽しませてもらいました。
まずは朝の静かな境内を歩いて、その空気を楽しみます。そして一番奥にある黄梅院まで進みました。ここは谷の深い場所なので、なかなか日が射さず、朝の時間帯では日陰のまま。
その後は如意庵に向かう階段を登り、モミジや竹林を楽しみます。青空を背景にした赤いモミジのシルエットや、金色に輝く笹の葉が美しいです。
続いて妙香池の畔へ向かいます。池の傍には低いモミジがあり、きれいに色づいているのを楽しみにしていましたが、既に枯葉となり、ほとんどが落葉していました。しかし、正伝庵近くのモミジはきれいに赤く色づいており、仏日庵の屋根瓦と共に、良い写真が撮れました。
寿徳院に続く階段の脇にも、黄色いイチョウと赤いモミジが並んでおり、加えて常緑樹の緑もあって、きれいでした。仏殿近くの紅葉は、少し落葉が進んで寂しさがありましたが、色づき自体はきれいで、太陽の光で透かされて映えていました。
それから選仏場や山門を廻って紅葉を楽しみつつ、総門へ向かいます。踏切の音が聞こえてきたので、少し待って、総門の傍から横須賀線が通るのを撮影してみました。
これにて今回の紅葉観賞はお終いです。鎌倉の紅葉はわりと遅くまで楽しめますが、さすがにちょっと遅すぎた感はあります。きれいな紅葉も見られましたが、今シーズン最後の見頃といった感じでした。
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