4日目、7時すぎに起床。この日は朝食の予約を忘れてしまったため、前々日に買ったスナックでしのぎます。そして8時すぎから、オプショナルのロックアイランドツアーへ出発。前日に、ダイビングでご一緒した皆さんと一緒に申込みました。
まずはジェリーフィッシュレイクに行きます。ボードを高速に飛ばして20分程度すると、ジェリーフィッシュレイクのある島の桟橋に到着です。ちなみに、ちょうど日本語の看板はペンキの塗り替え中だったそうです。
さて、島に上陸したあとは、森のなかを少々歩かなくてはいけません。わりと急な上り下りがあります。岩場に足をかけて、補助ロープを掴みながら進みます。数分歩くと、森に囲まれた湖が見えてきました。背中に背負ったフィンを下ろして装着し、マスクをつけます。体はライフジャケットを装着済み。いざ、桟橋から飛び込みます。
水中に顔をつけて、ぷかぷか浮かびながら、ガイドさんに従い、湖の中心へ泳いでいきます。すると、徐々に橙色のタコクラゲたちが姿を現しました。水面に顔を出しても鳥の鳴き声しかせず、水中に顔を入れればタコクラゲのみが見える幻想的な世界。水中では無音状態ゆえに聞こえるキーンという細い耳鳴り。なんだかとても不思議な感覚です。それから、ガイドさんの計らいで、タコクラゲを手に持つことができました。両手に収まる手毬大で、なかなかかわいいです。
ちなみに、飛び込みのときにカメラに衝撃を与えてしまったようで、撮影できません。おそらくメディアカードが外れたのだと思います。う……この光景を撮影できないのはつらい。リスクを覚悟の上で、水面でケースを開き、無事修復が完了しました。一歩間違えばメディアカードが湖底ですからね、失敗しなくて良かったです。これを機に思いましたが、日毎にメディアカード分けたほうが安全なのかも。
続いて向かった先は、ミルキーウェイ。入江のなかに入ると、そこは乳白色の水面が広がります。ミルキーウェイに入る手前も水深が浅く、明るい水色に染まっており、劇的に色が変わるわけではありません。さて、ガイドさんが泥をバケツにすくってくれたので、それを皆体に塗りたくります。顔までびっちり塗って、まるで歌舞伎役者。
白塗りになったあとは、泥を落とすためミルキーウェイのなかへ飛び込みます。ミルキーウェイでは、フィンなどの装備はしてはいけないようなので、そのままザブン。丸腰で泳ぐのってずいぶん久しぶり。空を見ながらぷかぷか浮かぶのは、気持よかったです。海水なので、表面積を広くとれば、楽にぷかぷかできます。
その後は、時間がなかったため、クラムシェルシティは寄らずに11時30分ごろ宿へ戻りました。元々時間があれば寄るという、オプショナル扱いです。その後はヤシの実ジュースをいただいたりして、しばしのんびり。この日は実質最終日なので、17時までに精算を済ませないといけません。忘れないように早めに精算しておきました。朝食代、オプションダイブ代、オプショナルツアー代などが含まれます。
それから部屋に戻ってお昼寝。冷房の効いた部屋で、南国の空を見上げながら、うとうとする贅沢な時間。さらに、一昨日買っておいた缶ビールも空けちゃいました。もう、ぐうたらパラダイスですねえ。おかげで昼ごはんは食べそびれました。
15時すぎ、このまま寝て過ごすのはさすがにもったいないので、ちょっとお出かけ。散歩がてら、歩いてダウンタウンまで行くことにしました。その前に、ちょっと腹ごしらえをするべく、ミニマートへ。チョコビスケットとミネラルウォーターを買いました。
マラカル島から橋を渡って、コロール島に進みます。道中、普通に珊瑚礁とかが見えて、きれいですね。郊外からダウンタウンが近づいてくると、徐々に賑やかになってきます。ちょうど下校の時間みたいで、制服のポロシャツを着た学生さんの姿を、多く見かけました。ショッピングセンター付近まで歩いたら、折り返し。途中、アイランダーに寄って、お土産を買いました。ストーリーボードを買ったのですが、予想以上に高いですね。値札が貼っていないものが多いので、値段を聞きながら、100USドル以下のものを選びました。お財布の現地通貨が少々ピンチ。
宿に戻ってきたのは、17時すぎ。さすがに結構歩いたのと暑さで、だいぶ疲れました。部屋に着いたら夕寝です。
20時すぎ、お腹が空いたので、夕食を食べに出かけます。最初行こうと思っていた店が、営業しておらず、出鼻をくじかれました。その後少々さまよい、結局クレーマーズカフェへ。肉が食べたかったので、サイコロステーキっぽいメニューを選びました。出てきた料理は、サイコロステーキを生地で挟んだもの。かなりの量があり、満足そして満腹でした。お酒はまたバドワイザーでした。
食事を終えて、部屋に戻ると、机のうえにやけにたくさんの蟻の姿。はっと気づいた先には、昼間に買ったクッキーの残りが。目ざとく甘いものは狙ってきますねえ。蟻を払いのけ、残りのクッキーを全て食べてしまいました。
その後は仮眠をとります。飛行機が早朝便なので、ホテルを2時に出発するのです。出発までじっくり寝たいところですが、携帯電話のバッテリが危うく、目覚ましの不安があるので、結局浅い眠り。