アジア、ヨーロッパと旅してきて、今度はアメリカに行きたいと思い、いくつか候補を挙げました。東海岸のニューヨーク、西海岸のサンフランシスコ、ロサンゼルス、ラスベガス……いろいろ考えた結果、ホテル宿泊代が安いラスベガスをメインにしました。ザ・エンターテインメントという街も、これまでの旅にはなかった感じで、楽しそうです。
今回利用したのは、ANAの羽田発着便。仕事を終えて、一旦家に戻り、荷物を整えて、出発です。羽田空港はドアトゥードアで30分強の距離なので、便利です。成田空港の夜便は、ターミナルの寂しい感じが苦手だったのですが、羽田はターミナルがこじんまりとしていて、且つ深夜便が多いので、賑やかで良かったです。ただ、あまり使い慣れていないせいかもしれませんが、自販機の場所が分かりにくいです。結局喫茶店の窓口で買ったけど、あとで歩いていたら、柱の陰にありました。ちょうど空港利用者アンケートを頼まれたので、そのへんの話を書いておきました。
そしていざ出発。深夜便だからか、機内食は軽食が出ただけで、すぐにお休みタイム。その後、スナックと機内食が出て、ロサンゼルス国際空港に着きました。日付変更線を越えるので、日付は1日巻き戻ります。不思議な感覚ですね。
入国審査を済ませたら、税関手続きへ。今回はキャンディを一袋持ってきていたので、申請しました。すると、別レーンに連れていかれて、登録作業っぽい手続きを受けました。だいたい3分くらい掛かったと思います。
その後は、ラスベガス行きのユナイテッド便に乗り継ぐため、ターミナル3からターミナル7へ移動します。そこそこの距離があり、無料のシャトルバスもありますが、急いでいなければ、普通に歩いて行ける距離です。最初、入口がわからなくて迷いましたが、脇にあるエスカレーターで2階に上り、そこから中へ入ります。搭乗口に着いたら、iPodで音楽を聴きながら、延々と待機。途中、日本人も数人見かけました。
機体は50人乗り程度の小型機。隣席には、TOSHIBAの作業着を着た大柄な男性。いろいろ親切に助けていただき、感謝。しばらくすると、窓の外に大量の光が現れました。砂漠のなかの街、ラスベガスです。周りが砂漠なので、光と闇の境目がはっきりとしており、まるで海に浮かぶ島のように見えます。
程なくして、ラスベガス空港に到着しました。話に聞いていた通り、空港内にはスロットマシンがあります。そして、手荷物受取所は、大きいなスクリーンに様々な広告が映し出されてとても賑やか。荷物は、ターミナル3で受け取ってしまうようです。
それから看板を頼りに、シャトルバス乗り場へ向かいます。2社のチケットオフィスがありますが、適当に決めて、ホテル名を告げて、チケット購入。指示されたバスに乗り込みます。空港からストリップへの距離は、だいぶ近いです。さすがに歩いていくのは、少々しんどい距離ですけど。
2軒ほどのホテルを回ったあと、最後に自分の宿泊するホテルに着きました。今回お世話になるのは、モンテカルロ。ホテル選びは、結構悩みましたが、ラスベガスにはカジノのイメージを求めてきたので、ホテルテーマ自体がそれに沿ったモンテカルロを選んでみました。そしてなかなか慣れないチップ文化。ドライバーに渡したあと、ドアマンやポーターにも渡さないと、と思ったら、完全にセルフ方式でした。大型ホテルで高級ホテルでもないので、特にはないんですかね。ちょっと拍子抜けしました。
部屋は29階です。エレベータは階層別に3種類ありました。話に聞いていた通り、ラスベガスのホテルは超巨大ですねえ。部屋に着いた後は、少し休憩。窓からは、ストリップ地区の大通りが見えます。夜景がとてもきれいです。
それから、さっそくカジノフロアへ向かいます。25セントスロットはお金がなくなるのが速くて、ちょっと辛いです。1セントや5セントスロットくらいがちょうど良いです。まあ、当たりも小さいけど、基本的に長く遊びたいので。25セントのビデオポーカーもなかなかお気に入りです。
そんな感じにプレイしていたら、MLifeというカード登録の勧誘を受けました。このときの英語を上手く理解できなくて、ちょっぴり落胆。多少は理解できるつもりでいましたが、ちょっと難しい話になると、ダメですね。後で調べたら、MGM系のホテルで、割引やポイント蓄積ができる、メンバーカードのようです。
初めてのカジノ体験でしたが、マシン相手にプレイしている分には、基本的に日本のゲーセンと同じ感覚です。少額で賭けていればそこそこ長く楽しめますし、適度に当たりがきて還元されるので、良いですね。その後はフードコートにあるマクドで腹ごしらえして、結局1時間ほど遊んで、部屋に戻りました。
寝たのは、2時すぎです。