屋久島の旅~4日目

最終日、朝起きたらなんと雨。この日は永田いなか浜に行こうと思っていましたが、天気が悪いと微妙ですねえ。雨がっぱは持ってきたけど傘は忘れたので、あまり雨のなかを動きたくありません。そこそこの移動時間も掛かるし、どこか近場の屋内で過ごせるところはないかと民宿のおばちゃんに訊きました。すると、来島したときに見かけた屋久島環境文化村センターがお薦めとのことです。

というわけで、雨がっぱを着て、屋久島環境文化村センターへ。いろいろと屋久島に関する情報が展示されています。展示室中央には島の大きな模型があり、各スポットの位置関係がよく分かります。いやあ、屋久島って大きいですねえ。他にも、島の成り立ちに関する展示や、動植物に関する展示があり、楽しむことが出来ました。自分は観光を終えてから来ましたけど、本来は屋久島に到着したら、初めに訪れるべき場所です。

10時20分、シアターで上映が始まります。映像のテーマは、屋久島の自然。大きなスクリーンで、森や滝などの四季折々の映像が流れます。普段はコンサートなどで使っていると思われる大きなホールでしたので、迫力がありました。

その後は、同じ建屋にあった喫茶ジェーンにて、ブランチ。ピラフセットとアイスコーヒー、屋久島茶のシフォンケーキを頼みました。ピラフはワンプレートに小鉢が乗っかって、いろいろな味を楽しむことが出来ました。屋久島茶のシフォンケーキも、程よい甘さが心地良かったです。

外へ出ると、先ほどの雨が嘘のように、すっかり腫れ上がっていました。出港までしばらく時間があるので、濡れた雨がっぱをベンチで乾かします。それから、屋久島観光センターにて、お土産を購入。たんかん餅を2.5箱買いました。続いてフェリーターミナルに行き、引換券を乗船券に換えます。少しターミナル内で待ってから、フェリー屋久島2に乗船です。

13時、汽笛とともに出港です。デッキで風を浴びながら、出港の様子を楽しみます。港で手を振る人たち、同級生が島を離れるらしくて海に飛び込む学生たち、そして遠くなっていく屋久島。復路のフェリーは旅情を誘いますね。

しばらくデッキにいたのですが、だんだん風が強くなってきたので、室内に退避。最初に通ってきた場所が通行禁止になってしまったので、だいぶ大回りしました。静止しているとあまり感じませんが、歩くと船の揺れを強く感じます。よろよろしながら二等船室に到着しました。畳の上の空いていたスペースを見つけて、ゴロリ。

売店でコーヒーと柿ピーを買ってきて、だらだらと過ごします。iPodで音楽を聴いたり、デジカメの写真を見返したり。4時間の航海でしたが、それほど長くもなく、ぼけ~っとしていたら着いた感じです。

鹿児島港に着いた頃には、日は落ちており、夕闇に包まれていました。薄暗い中を照らす照明たちが、旅の終わりという気分を、盛り立ててくれます。そこから18時25分発のバスに乗って、鹿児島中央駅前に行き、バスターミナルに向かいます。券売機で空港行きバスのチケットを購入し、出発までうろうろ。

そして、空港行きバスに揺られて40分ほどで、鹿児島空港に着きました。チェックインを済ませたあとは、夕食。最初に向かったところは、時間が遅くて入れませんでした。次に向かったふく福にて、黒豚カツの定食をいただきました。やはり鹿児島といえば黒豚!おいしくて満足です。

満腹になったら、20時40分発の飛行機に乗って、いざ東京へ。こうして今回の旅は、終了です。自然にたっぷりと触れる旅になりました。

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