小笠原の旅~初日

小笠原諸島へ向かう交通手段は、実質おがさわら丸のみです。なので、まずは竹芝桟橋へ向かいます。11時出港なので、朝はそれほど早くなく、助かります。9時30分すぎに客船ターミナルに着いて、窓口で予約票と乗船券を交換します。搭乗は10時すぎから始まりました。上の方のデッキから順番に入って行きます。

船室は奮発して一等寝室にしようかと思ったのですが、一人では取ることが出来ませんでした。割り増し料金を払えば取れるはずなのですが、夏休み時期の繁忙期だったからかもしれません。というわけで、特二等寝室にしました。

特二等寝室はテレビが付いています。東京湾内なら地上波が見られて、それ以降は基本的にBS放送のみです。島に近づくと地上波が見られるタイミングもあります。夜は、22時くらいを過ぎると、BS放送も見られなくなります。消灯のタイミングで見られなくなるのかな、と思っていましたが、その後も途切れ途切れには見られて、次第に映りが悪くなる感じです。

というわけで、出港した後は、しばらく寝室でテレビを見ていました。それからレストラン父島に行き、昼食。選んだメニューは島塩ラーメンです。優しい味付けで、あっさり風味だけど、メンマの味が濃くて良かったです。食堂の値段は多少高めですが、手痛いほどでもないので、船上の楽しみとしてほぼ毎食通いました。

 

その後屋外デッキへ出て、東京湾の景色を楽しみます。陸が見えると、景色の変化があるので楽しいですね。海風も気持ちよいです。

 

ひとしきり楽しんだら、売店であるショップドルフィンに寄って、飲み物とお菓子を購入して、部屋に戻ります。夕食の時間まで、テレビを見ながらダラダラと過ごしました。今回の時間潰しには、テレビがだいぶ役立ちましたね。

夕食は、島塩ステーキをいただきました。写真の通り、なかなかのボリュームがあって満足です。陸上では物足りなさを感じるかもしれませんが、船上では寝てばかりでほとんど体を動かしていないこともあり、ちょうど良いです。

食後は屋外デッキへ出て、夕日を観賞します。たくさんの人たちが海を眺めていて賑やかです。多少雲は出ていましたが、天気が概ね良くて、きれいな夕焼けと夕日を見られました。

その後は一旦部屋へ戻って寛ぎ、それから再び屋外デッキへやって来ました。今度の目的は、スターウォッチングです。人工の光がない漆黒の洋上なので、星空を望むには最適なのです。さらに今は新月のタイミングです。外へ出てすぐのところは照明があるのですが、奥に行くと照明がなくなるので、満天の星空を見ることができます。こんなにも隙間なく星が見えるものか、零れ落ちそうなくらいの星空には、思わず感動しちゃいます。特に天の川を肉眼ではっきりと見られたのは、嬉しかったです。写真も頑張って撮りましたが、船が揺れているので、露光時間が長いと上手く撮れず、なかなか難しかったですね。一応天の川もうっすらと撮影することは出来ました。

部屋に戻ったら、程なくして消灯の時間になりました。あまり体を動かさずダラダラして過ごしたので眠れるか不安でしたが、わりとぐっすり眠ることが出来ました。

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