スヴァールバル諸島とオスロの旅~7日目

7日目、この日が実質最終日。朝食をいただいたら、ホテルをチェックアウト。延泊は無理そうなので、他のホテルを探すことにしました。

まずはオスロ中央駅に向かい、コインロッカーに荷物を預けます。クレジットカードで決済できるので楽でよいです。解錠番号の書かれたレシートはなくさないようにしましょう。荷物回収時に、開けられなくなったようで途方に暮れている人を見かけました。

それからスマホでExpediaを使い、ホテルの予約を済ませました。情報化社会の恩恵に預かります。一昔前なら、自分の足で探さないといけませんしね。

  

宿も確保したところで、オスロ中央駅前からトラムに乗って、アーケシュフース城に向かいます。高台になっているので、そこから望む湾の景色が美しいです。てくてく歩いて入口らしき場所へ出ました。日本語の案内表示があるのが嬉しいです。最近は中国語の方が多いので。

  

城壁をくぐり、道なりに進んで、城門へ出ました。ここには衛兵がいます。城門を抜けると中庭に出ます。太陽が出ているので、ずっと日向にいると暑いので、みんな日陰に集まっています。さて、こちらもオスロパスで入場できるので、さっそく城内見学します。英語のオーディオガイドを借りました。

   

まずは幾つか部屋を見て、それから階段を下って地下へ行きます。地下牢などがあり、重苦しい雰囲気です。そこを抜けるとアーチ状の天井があるキリスト教関係っぽい部屋に出ました。そこから階段を登ると、祭壇がある教会に出ます。そこから鎧やタペストリーが展示されている部屋を通り、大広間へ。窓からは中庭を望むことが出来ます。それから王族の部屋を抜けて、長いテーブルのある部屋に出ました。さらにもう一部屋通ってから、塔の最上階へ。ステンドグラスがきれいでした。

その後はお城周辺を散策。湾に向けられた大砲などを見学。途中、写真撮影を頼まれたりしました。

それから市庁舎広場へ向かい、フェリーに乗船します。こちらもオスロパス利用可能です。船上から眺めるオスロフィヨルドの景色も美しいですね。向かった先はビグドイ半島。

  

下船後は高級住宅街っぽいところを歩いて、ノルウェー民俗博物館に行きました。様々な建物をノルウェー各地から移築した野外博物館です。農村の建物や郵便局、学校など、色々あります。建物だけではなく、畑や家畜なども再現されています。サボさんのような案山子が印象的でした。

そしてこちらの博物館のメインとも言える建物が、スターヴ教会です。木造の教会になります。明るい茶色と暗い茶色で、落ち着いた雰囲気です。立派な建物ですが、木の温もりのためか、親しみやすさも感じます。内部も見学可能です。

ぐるりと回って大半の建物を見学しました。様々な種類、そして時代の建物があって、面白いですね。そろそろ入口に戻ろうかな、と思ったら、ちょうど広場でフォークダンスショーなどの催しをやっていたので、見学しました。

最後に入口近くにある屋内博物館を見学します。教会関連や衣装関連の展示などがありました。時間が押し気味でしたので、こちらは駆け足となりました。

 

続いて向かった先は、ヴァイキング博物館。こちらは入ってすぐのところにあるヴァイキング船の大きさに圧倒されます。大きすぎてカメラのフレームに収まりません。端っこに小さな展望台があり、そちらへ登ると、船上の様子も見られます。他には、プロジェクションマッピングを用いた映像展示や、調度品や装飾品など、ヴァイキングの生活に関連した展示がありました。

こちらは1フロアのみなので、見学時間は比較的短くて済みます。見学を終えたら、屋外にあるカフェスペースで、Spriteを買って一服しました。

 

帰りはバスに乗って、オスロ中央駅前まで移動します。そして本日の宿泊先へ向かいます。本日の宿は、Oslo city boxです。セルフチェックイン方式。以前ヘルシンキで宿泊した時が、このタイプのホテルでした。北欧で8,000円のホテルだと大体こうしたタイプなのですかねえ。

チェックイン後自分の部屋番号を忘れて一瞬焦りましたが、何とか解決して部屋へ入ります。予約時に”狭い”と注記されていましたが、なるほど確かに狭いです。屋根裏みたいな感じで天井が斜めなので、しゃがまないと頭がぶつかります。洗面所も、シャワー室と壁との隙間が狭くて、移動が結構大変。そして備品もほとんどありません。ただ、部屋自体は清潔ですし、予算を安く抑えたい場合は、とても良いと思います。自分も延長の1泊のみなので、ちょうど良いです。

20時45分、休憩を終えたら、ホテルから南へ15分ほど歩きます。着いた先はVIPPA。フードコートです。倉庫のような建物の中に、10軒くらいの店舗があります。メニューは多国籍料理。パエリアを頼もうかな、と思ったら、既に注文したおじさんが50分くらい掛かると忠告してくれました。さすがにそこまで待ちたくないので、迷った結果、フィッシュ&チップスにしました。ドリンクはMackビールピルスナー。最後の夕食を楽しみます。下膳コーナーは端っこにあります。

食事を終えて外へ出ると、夕焼けが広がっていました。日が長い夏のオスロとは言え、22時ともなると薄暗くなってきます。

22時30分ごろ、ホテルに戻った後は、そのまま就寝。5時くらいに一度目覚めましたが、二度寝。

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