初日、8時30分すぎに自宅を出発して東京駅まで向かい、そこから東北新幹線で盛岡駅まで向かいます。車内ではおかきとコーヒーでまったりと過ごしました。
11時40分ごろ、盛岡駅に着きました。駅ビルにある明明家にて、カルビ冷麺と生ビールをいただきます。冷麺といえば焼肉ですので、併せて楽しめるこちらのメニューをチョイスしました。モチモチでツルリな冷麺と食べ応えあるカルビに満足です。
食事を終えたらホテルに向かい、チェックイン手続きを済ませたら不要な荷物を預けます。その後は西口駅前で、からくりう時計を眺めたりしつつ、ぼぅっとして過ごします。この後大曲へ移動するのですが、予約した新幹線まで少し時間があるためです。せっかくならどこか観光したいところですが、そこまでの時間の余裕はなくて、時間を持て余しました。まあ、安全のために意図的に多めに時間を取ったので、そこは織り込み済みです。
14時30分ごろ、盛岡駅へ戻って新幹線に向かいます。臨時列車ということで新幹線ホームではなく、在来線ホームから発車します。自分は新幹線eチケットを利用していたので、一旦新幹線改札から入場して、そこから在来線乗り換え口を通って、田沢湖線のホームへ下ります。
赤い鼻先の秋田新幹線に揺られること1時間ほどで、大曲駅に着きました。車窓から眺めていたところ、一部雨が降っていた区間がありましたが、大曲はまだ雨は降っていません。
駅前に仮設トイレがあったので、そちらで用を足しておきます。それから人波に乗って花火大会会場を目指します。道中には露店が出ており、食べ物や飲み物を売っています。会場直前にある広場には、たくさんの露店が軒を連ねていました。雨予報なので飲み食いが微妙ですが、せっかくなので焼きそばと牛串ステーキと缶チューハイを買いました。
土手が近づくと入場チェックがありますので、チケットを首から下げます。一応チケットに穴が開いていて紐も付属しているので事足りますが、雨対策にチケットホルダーを持ってきた方が良かったです。土手へ下りるところで再度ゲートチェックがあり、そこを抜けたら席を探して着席しました。一応通路席です。
17時15分、昼花火の部が始まりました。空は暗くなり始めていますが、まだそれなりに明るいです。そのため、光だけではなく、煙幕を使って見せる花火も多くありました。紫を用いるものが多かったですが、他にも五色の煙を龍に見立てるものもありました。
昼花火の部の終了と夜花火の部の開始には少し間があるので、ここで牛串ステーキをいただきました。
18時50分、夜花火の部が始まります。しかし、天候不順で花火が雲の中に隠れてしまい、うっすら光が見えるだけ、という残念な形になってしまいました。オープニングではナイアガラなどが披露されましたが、土手の平たい席なので、低い位置の花火は見えづらいです。その後、各業者ごとに十号割物と創造花火が順番に披露されます。それぞれ特色があって面白いです。特に創造花火はそれぞれの個性が分かりやすく出て、楽しめます。
そして天気予報通り雨が降り始めました。ちょうど花火大会の時間帯だけ降雨の予報なんですよね……。事前にレインウェアを着ていますが、結構強めに降り続く時間帯もあり、カメラの水滴拭きは途中で諦めてしまいました。
雨だったり、写真を撮ったりで、なかなか飲み食いをする隙がありませんが、このままではタイミングを逸するので、焼きそばを食べつつ、缶チューハイを飲みました。
21時ごろ、大会提供花火の時間となります。たくさんの花火が一斉に上がり、とても華やかで迫力があります。しかし、煙が思いきり被ってしまってちょっと残念。
大会提供花火が終わると、混雑を避けるために早めに席を立つ人が多いです。自分は予約した新幹線の時間がだいぶ先なので、最後まで見ていきます。終了後は、スマホの画面の明るさを最大にして、ペンライト代わりに振りました。
さて、帰り道が大変なことで有名な大曲の花火大会ですが、土手を越える部分は人が集中するため、交通整理が行われています。動いたり、止まったりを繰り返して、少しずつ進んでいきます。ここを越えてしまえば、人は多いですが特に渋滞することなく、駅まで歩いていけます。
駅の手前で、各方面ごとにゲートが設けられています。自分はまずトイレへ行きたかったので、ゲートに入らず左手の歩道を通って駅前の仮設トイレに向かいました。そして再びゲートまで戻って、新幹線のゲートに入ります。この時点では指定席券あり・なしの区別はなく、先の部分で分かれます。列車ごとに列が形成され、待機所という形になります。
改札は解放されていますが、新幹線eチケット利用の場合は、自動改札機にかざす必要があります。予定より少し遅れて、23時40分ごろ臨時列車のこまち370号に乗車し、0時50分ごろ盛岡駅に着きました。
途中のコンビニでスイーツを買い、1時すぎにホテルへ戻りました。翌日の準備などをしつつ、3時手前に就寝しました。