輪行で霞ヶ浦から鹿島神宮まで走行

2021年9月20日、土浦駅から霞ヶ浦に沿って、鹿島神宮まで走ってきました。もともと鹿島神宮は、銚子あたりまで輪行した際に行きたいと考えていたのですが、距離的に何とかなりそうでしたので、今回の霞ヶ浦輪行に組み入れてみました。

流山おおたかの森まで自走して、輪行袋にパッキング。そこから東武アーバンパークライン(東武野田線のほうが未だに馴染みがある)に乗り柏駅まで移動します。往路復路共に感じましたが、東武の改札は広い改札が一方通行になっていて、大きな荷物を持っていると不便です。柏からは常磐線に乗って土浦駅まで移動します。

土浦駅で下車して、ロードバイクを組み立てます。駅の通路には、セーリングと自転車のマークがプリントされており、自転車推しのようです。霞ヶ浦は以前つくば駅から走ってきましたが、土浦に来るまで思いのほか時間を要してしまってあまり回れず、加えて天候不良でしたので、快晴の今回はしっかり楽しみたいです。

まずは水郷橋を渡って桜川の右岸を走ります。程なくして霞ヶ浦が見えてきます。そのまま走ると、霞ヶ浦総合公園に入ります。湖岸近くに建つ風車がフォトジェニックです。走り始めたばかりですが、ここでトイレ休憩をして、自販機で飲み物を補給しました。

ずっと湖岸沿いを走れれば快適ですが、時々道が途絶えて幹線道路を通らなければならない箇所が現れます。その場合、道路に自転車走行向けの案内表示がプリントされていますので、そちらに従います。ただ、予科練平和記念館のところは、左折箇所を少々見過ごしやすいと思います。

再び湖岸沿いを走り、蓮根畑などを望みつつ、防衛装備庁航空装備研究所土浦支所までやって来ました。前回霞ヶ浦へ来た際は、こちらで折り返しています。なので、ここ以降は初走行となります。

湖岸沿いで景色はあまり変わり映えしませんが、天気も良いので気持ちいいです。田んぼはちょうど収穫時で、黄金色の稲穂が頭を垂れています。湖の側には、小さな港や神社が時折あります。

西浦右岸31km地点あたりで、霞ヶ浦の看板を発見しました。霞ヶ浦の看板、もっとあるかと思いましたが、意外と見つかりません。

そのまま走り続けて、ちょうど中間地点あたりの、小野川に流れ込むところまでやって来ました。13時30分ごろで、そろそろお昼ご飯をいただきたいタイミングです。もともと気になっていたのはナマズを使った行方バーガーですが、販売箇所が限られていて、今回の走行予定ルートと合わないので、断念しました。

というわけで、ちょうど幟の見えた喜久に入店して、少し贅沢にうな重をいただきました。うなぎは霞ヶ浦の名産です。お腹を満たしたら、再び走ります。

途中で見かけたポプラ並木が良い感じ。そこから少し進むと、西の州に出ます。霞ヶ浦では貴重な砂浜です。それから和田公園に沿ってぐるっとカーブします。この辺りは湖岸沿いに遊びに来ている車の姿が少し増えます。セーリングをしている人たちもいました。

やがて、妙岐ノ鼻に出ます。広い湿原となっており、野鳥観察小屋もあるようです。近くに公衆トイレがありますので、こちらで用を足しておきます。それから稲敷大橋で湿原を渡ります。

ここまで来ると霞ヶ浦沿いもそろそろ終端です。程なくして、常陸利根川にぶつかります。ここから川沿いに進み、北利根橋を渡ります。そのまま潮来バイパスを走り続けますが、そこそこ交通量が多くて走りにくいので、路地裏へ逃げます。

こちらは交通量も少なくて走りやすいです。二分咲き程度の上戸川コスモス畑を望みつつ、常陸利根川沿いを走ります。途中に咲いている彼岸花の群生がきれいでした。

そこから少し北へ進み、潮来駅前を通過して、前川に出合います。ここから前川に沿って東へ走ります。最初は住宅街でしたが、徐々に建物はなくなり、畑になっていきます。工事等で予定通り進めない箇所はありましたが、交通量はほとんどないので、快適に走れました。

神宮橋の手前で国道51号線に合流します。対岸には、鰐川の水面に建つ鹿島神宮一之鳥居を望めます。

鹿嶋市側に渡ったら、鹿島神宮を目指して走ります。道が分からないので適当に走っていたら、無駄に丘に登って下るはめになりました。寸府井跡とか興味はありましたが、だいぶ日も傾いできたので、先を急ぎます。鹿島神宮駅前に出たら、再び坂を登り、大町通りに出ました。こちらを真っすぐ進むと、鹿島神宮に到着です。

鹿島神宮の大鳥居前で記念撮影をしたら、駐輪場のサイクルラックにロードバイクを停めます。少しだけ遠い位置にあります。

境内に入ったら、楼門をくぐり、拝殿で参拝します。夕暮れどきということもあり、人はだいぶ少なめです。それから、立派な杉並木に囲われた奥参道を歩いて奥宮に向かいます。杉並木で明かりが遮られるので、一層暗がりになります。あいにく奥宮は工事中で建物の全景は見られませんでしたが、参拝はできました。

人の少ない黄昏時の神社は良い雰囲気でしたが、帰り道も時間が掛かるので、長居はしないで戻ります。鹿島神宮駅前に戻り、輪行袋へのパッキングを済ませたら、後は電車を乗り継いで帰ります。

鹿島神宮から鹿島線で佐原まで行き、そこから成田線で成田乗り換えの我孫子行きに乗車。我孫子から常磐線で柏に行き、東武アーバンパークラインでおおたかの森へ。往路はここまで自走でしたが、面倒なのでつくばエクスプレスで最寄駅まで移動して、そこから自走しました。

今回の走行データは以下の通りです。自宅からの自走分は、さほど長くないので外しました。高度上昇は、最後の鹿島神宮付近で二度登った部分がありますが、それらは100mにも満たないので、大半は距離が長い分道中での小さな高度変化の積み重ねです。

走行距離70.31km
平均速度12.6km/h
平均移動速度17.7km/h
最高速度29.9km/h
経過時間6:59:04
走行時間5:35:45
移動時間3:58:22
平均心拍数125bpm
高度上昇429.6m

このように、土浦駅を起点に、霞ヶ浦の南岸を走り抜けて、そこから鹿島神宮を目指しました。霞ヶ浦沿いは自転車が走りやすい道でしたが、距離は想像していた以上に長く感じました。

記事に載せきれなかった写真は、以下をご覧ください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする