先日、筑波輪行をしたさいに、初めてのパンクを経験しました。それから時間がなくて、しばらくそのままでしたが、夏休みに入り時間が取れたので、修理に挑戦してみました。以下、自分用の備忘録。
まず、タイヤをリムから外します。チューブの空気を全て抜き、タイヤの端にタイヤレバーを引っかけます。この端の部分をビードを呼びます。 引っかけたあとは180度回転させます。そして、シャフトに引っかけます。そのままの状態を保ち、1~2つ隣のシャフトで、同様にタイヤレバーを引っかけます。
すると、その区間だけ、ビードがリムの外側に飛び出します。飛び出さない場合は、2本目のタイヤレバーの位置を変えるなりして、やり直します。最初は3本使っても出来ませんでしたが、1回感覚を掴めば難しい作業ではありません。
上記の手順で、ビードが外れた区間ができると、あとはそこから指で押し出すように、リムを一周するとタイヤの片側が外れます。タイヤを、外した側に少しずらして、上に持ち上げます。その隙間を使い、チューブのバルブをリムから外します。あとは、チューブを引っ張り出します。
続いて新しいチューブを用意したら、軽く空気を入れて、チューブが円形になるようにします。このほうがリムに入れやすいためです。バルブをリムに通したら、残りの部分をリムに合わせてはめていきます。もし空気が邪魔なら、少し抜きます。
チューブをリムに合わせたら、外したタイヤを再びリムにはめます。このさい、ビードがチューブを挟まないように注意します。チューブにある程度の空気が入っていると、その予防になります。
こうしてはめていくと、最後のシャフト3本くらいの区間が、固くてなかなかはめられないと思います。うちは、端から、上に押し上げるようにビードをリムの内側に徐々に滑り込ませます。数ミリ単位でビードが収まっていくので、指の痛みを我慢して続けると、どこかのタイミングで、残り区間がリム周の接線と近い位置になり、簡単にリムにはめることができます。
以上で、チューブ交換は完了です。一番苦労したのは、タイヤをはめるときですね。それから空気を入れて、15km走行で無事なので、チューブ交換は成功のようです。
以下、余談ですが、最初手順を良く知らずに、タイヤのビードを両側ともはずし、タイヤを完全にリムから外してしまいました。また、最初にパンク原因の確認を怠ったために、チューブ交換後の走行で再びパンクさせてしまいました(><)。あとで確認したら、タイヤに思いきり金属片が刺さっていました。
結局、2回目のチューブ交換をすることに。まあ、良い練習にはなりましたね。さすがに1回目とは手際が違い、30分程度で完了です。最初は丸一日かかったのに。