2026年07月26日、台北最高峰である七星山を縦走してきました。台北中心部からMRTとバスで行くことが出来るアクセスの良い山です。

淡水信義線で剣澤駅まで行き、そこからバスで移動します。元々陽明山バスターミナルまで行ってそこから小油坑に移動して山行開始予定でしたが、冷水坑に向かう小15系統のバスが先に来たのでそちらに乗車しました。

冷水坑ビジターセンターに着いたらトイレを済ませて出発します。まず向かった先は冷水坑温泉浴室にある足湯です。本来は登山後に寄りたいのですが、下山口が異なるので先に行っておきます。午前中ということもあってかそれほど混んでいません。お湯はぬるま湯で、暑い台湾にはちょうど良いです。


足を温めたら、いざ山行に出発です。石畳の階段を登って高度を上げていきます。日も高くなっているので一気に汗が噴き出しますね。花はあまり咲いていませんでしたが、紫色の花を咲かせているツルウリクサがきれいでした。

道なりに進んでいくと、東屋が見えてきます。ここが七星山冷水坑歩道観景台です。南国台湾とはいえ標高が高いので、日差しがあると暑いですが、日が陰っていれば空気は涼しいです。なので東屋の日陰はありがたかったですね。こちらで小休止しました。

東屋を出発すると少し下って広めの道に出合います。右へ進むと夢幻湖がありますが、一路七星山を目指すため寄り道はしません。というわけで左へ進むと七星山発射台があります。文字を見た時は何かの発射施設かと思いましたが、電波塔のようです。

ここから一気に登ります。樹林帯になり日陰となる区間が増えるにはありがたいですが、勾配は急なので息が上がります。ところで行き違う人の汗の臭いが何かの臭いに似ていると思って考えていたら、臭豆腐でした。普段食べているものは臭いに表れるものですね。

樹林帯が終わったら、間もなく山頂の気配です。最初のピークは七星山東峰です。山頂標と三角点があります。人はたくさんいましたが、山頂標で記念撮影している人は少なかったです。こちらでしばらく休憩しました。

続いて、主峰に向かいます。と言っても目と鼻の先です。鞍部まで下って再び登ると5分ほどで七星山主峰に登頂です。

七星山主峰は標高1,120メートルで台北最高峰となります。こちらの山頂標は記念撮影する人が列を為していました。東峰との差が顕著ですが、主峰以外はあまり興味がないのかもしれません。山頂標の手前には立派な台座に乗った一等三角点もあります。

周りを見渡すと、陽明山公園の山々や台北の街並み、台湾を囲む海などを望むことが出来ます。台北101は遠くからでもよく目立ちますね。山頂標で撮影を頼まれましたが、リクエストが多く、中国語も分からないので何となくの身振り手振りで解釈しましたが、どうもリクエストに添えなかったようです。

ひとしきり撮影を終えたら、大きな木の台があったのでそこに腰を掛けてまったりします。ベンチかと思っていましたが皆台の上に立って乗っているので、そういうものなのだと思いました。良い景色ですが日差しを遮るものがないので暑さが堪えます。

山頂に満足したら下山を始めます。笹に囲われた道を下っていきます。下りなので息は上がらず楽です。途中に展望台があるので寄ってみますが、日差しは相変わらず厳しいので、すぐに下山を再開します。

一箇所結構急勾配なところがありますので、慎重に下ります。石階段ですが万が一にも滑ったら怪我をするので、もう少しグリップに効く靴にすべきでした。

やがて噴気を上げる岩場のある広場に出合います。辺りには硫黄臭が立ち込めています。さらに進んでいくと、展望台のある広い場所に出ます。ここから下山口である小油坑の駐車場を見渡せます。

展望台から先に進んで緩やかに下っていくと、周囲には噴気孔が多く見られるようになります。冷水坑とはまた違った景色が広がりますね。地球の息吹を感じさせます。


景色を楽しみながら歩き下っていき、ついに下山完了です。小油坑ビジターセンターを少し見学したら、展望台に行って噴気孔を眺めます。噴気で岩が変色して黄色く染まっています。

それからushi cafeにて、牛肉ライスバーガーと柚子茶をいただきました。お昼ご飯を食べていないので、お腹を満たして喉を潤します。

バスの到着時刻を見計らって、小108のバスに乗車します。小108は一方方向の循環バスになりますので、一旦冷水坑まで戻って陽明山バスターミナルまで戻ります。一度来た場所に戻る形になるので、一般的な縦走ルートとしては、小油坑から冷水坑へ向かうコースが推奨されています。下山後に温泉にも寄れますしね。
どうせ戻るなら、冷水坑で降りて往路と同じルートで帰ってもいいかな、と考えていたのですが、誰も降りなかったので止めておきました。勝手が分からない土地では、地元の人の判断に流された方が良いと判断しました。
ちなみにバスは山道を走ることもあって、かなり揺れます。左右の揺れに加えて、減速と加速に伴うGも加わるので、座れないとハードですね。なまじ山歩きよりつらいかもしれないと思ってしまいました。

陽明山バスターミナルに着いたら、小260系統のバスで剣澤駅まで向かい、山行は終了です。
今回の山行データは、以下の通りです。
| 日程 | 2026/07/26 |
| 距離 | 3.94km |
| 歩行時間 | 1:50:32 |
| 経過時間 | 2:51:30 |
| 高度上昇 | 404m |
| 高度下降 | 334m |
| 平均心拍数 | 137bpm |
冷水坑から小油坑への縦走ルートです。前述の通り一般的には逆ルートを取りますが、先に来たバスに乗車した結果このルートとなりました。冷水坑の方が標高が低いので、獲得標高はこちらのルートの方が高くなります。
登山道はよく整備されており、とても歩きやすいです。今回はすっかり失念して街歩きの靴で登りましたが、スニーカー程度は履いてきた方が良いです。一部樹林帯はあるものの、基本的に日差しを遮るものはコース上にないので、盛夏は避けた方が無難かもしれません。ただ距離は短いので、何とかなるとは思います。自分は靴に加えて、帽子を忘れたのが手痛かったですね。
記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。

