2021年10月24日、妙高山の赤倉登山道をプチトレッキングしてきました。元々は山頂まで登る予定でしたが、例年より早い積雪により困難になりました。前々日に登った戸隠山があの様子なら、標高の高い妙高山はさらに積雪量が多いだろうとの判断です。というわけで、大谷ヒュッテまでのピストンに目標を切り替えましたが、実際に歩いてみたらこちらも困難で、かなり手前の折り返しとなりました。冬山に登る予定はありませんが、保険のためにチェーンスパイクくらいは持っておいた方が良いかなあ、と思いました。
妙高高原スカイケーブルの山頂駅から歩いて、スキー場のゲレンデに出たら、登山開始です。なかなかの急斜面で、スキーで滑る分には良いですが、登るのは相変わらずきついです。
急斜面を登りきると、本格的な登山道の入口が見えます。ここでうっすらと積雪があり、斜面で滑らないようにするのが大変でした。ストックを使用して何とかクリア。
登山道に入るとしばらく積雪はなくて、代わりに落ち葉が積もっています。時折地面が現れますが、湿っていますね。小さな沢を渡る手前で登山道がかなり痩せている箇所があり、注意が必要です。そしてこの辺りから雪が目立ち始めます。
緩やかに雪の中を登っていきます。まだそんなに標高は高くないですが、戸隠山より積雪量が多い気がします。ブナ林の黄葉がきれいですが、太陽は雲か山の陰に隠れて日当たりはありません。
ゆっくりと進みますが、次第に雪解け水がプチ沢のように流れ始めたので、ここで断念しました。先へ進んで状況が改善するとは思えませんし、帰りの下り行程のリスクを考えると、撤退が妥当だと判断しました。チェーンスパイクがないことが大きな理由ですが、前々日の山行で登山靴が湿っており乾ききっていないので、これ以上水気に触れることを嫌ったことも理由です。
積雪の下りなのでもう少し苦労するかと思いましたが、思ったより早く戻れました。亀ペースで大して進んでなかったようです。
というわけで、妙高山は夏に火打山と併せて再挑戦かなあ、と考えています。
今回の走行データは以下の通りです。
距離 | 2.64km |
山行時間 | 1:26:12 |
高度上昇 | 230m |
横線がスキー場のゲレンデを登っている部分で、大半を占めています。登山道に入った後は、ほとんど進めてないですね。急登箇所に差し掛かる手前で撤退したので、獲得標高のほとんどはゲレンデを登った部分になります。
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