歌劇版『斬舞踊』

2026年08月09日、お盆休み初日に歌劇版斬舞踊を観劇してきました。会場は両国シアターカイです。160席くらいの小劇場で、前列部分が舞台を囲うようにL字型になっています。

観劇のきっかけは、望月りのさん(りのち)の出演です。演者専用の予約フォームはS席のみですが、専用の予約フォーム経由の方がりのちの集客実績に貢献できることもあってS席にしました。本作は古事記を題材にした演劇ですが、少し前に古事記に関する書物を読んでいたので、実際の神話との突合せも楽しめました。なお本舞台に合わせて読んだわけではなく偶然です。

会場は両国駅の東口から南へ5分ほど歩いたところにあります。回向院の隣にある両国シティコア1階が入口になっており、17時45分すぎに扉が開いて受付開始しました。もっとたくさんの人が事前に集まっているかと思いましたが、開場前にいたのは数人程度でした。

チケットの受け取りに際して、銀行への振込みを証明するものを提示する必要があり、少しもたついてしまいました。先方で確認してくれるものかと思い込んでいましたが、本人確認も兼ねていたのでしょうか。こうしたプレイガイドを通さない形式はあまり馴染みがないので、新鮮でした。

S席の特典として、全員集合写真と絵馬を受け取りました。絵馬は持ち帰っても良いですし、演者へのメッセージを書いて奉納しても良いです。絵馬の情報は事前に把握していなかったので、書く内容がすぐには浮かばず持ち帰ってしまいました。自分はこうしたメッセージや思いを伝えるのが苦手ですねえ。そしてせっかくなので物販でりのちのブロマイドAセットを購入しました。

舞台の上演時間はおよそ2時間です。古事記のスサノオがヤマタノオロチを退治するエピソードを軸に物語が演じられます。スサノオが高天原から葦原の中つ国に降ろされるところから物語は始まり、オオゲツヒメのエピソードを交えて、ヤマタノオロチに苦しめられる村へ辿り着きます。

スサノオ、クシナダ、ヒスイ、シュサの4人で討伐隊の基地の跡地に向かうあたりは創作要素が大きくなりますが、何となく魔法陣グルグルを思い出す4人パーティでした。それぞれの関係性は違うのですが、男女2組の構成とかですね。

諸々感想などを箇条書きにしていきます。

  • ストーリーは、古事記で描かれている本筋を守りつつ、物語性を増やすためのアレンジが為されている
    • なので、淡々と進んだり、突拍子もないように映る部分もあったとは思う。原典がそうなので。
  • 舞台全体を通して一番印象的だったのは、ヤマタノオロチをこう表現するか!というところ。動きや声の出し方など、人が演じているのに人ならざるもの感が出ていて、圧倒された。
  • シュサ役は、役柄とりのちのキャラクターが合っていて、とても良かった
  • 演劇のプロとの演技力の差は、正直まざまざと感じさせられた。発声で空気が変わる
  • 席が演者が入退場するルートと隣接していたので、臨場感がすごかった。駆け抜けていく時の風を感じられるレベル。

舞台は生ものなので、1回ではなく何度か観劇して、違いを楽しんでも良かったのですが、他の予定や準備の都合で1回のみの観劇となりました。

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