LOOX U50WNの使用感

キャンペーン締め切りの言葉に釣られて、ポチッとしてしまったLOOX U。さっそく持ち歩いて使っています。PC用のモバイル回線は契約しなかったため、ローカル作業のみです。2週間ほど使ってみた感想をつらつらと書いていきたいと思います。

まずキーボードの使い心地についてです。絶妙な大きさで、親指タイピングも両手タイピングも可能と謳っていますが、個人的には親指タイピングは少し厳しいかな、と思います。無理ということはないのですが、真ん中あたりのキーは結構親指を伸ばす必要があり、疲れます。両手タイピングも十分なキーの大きさというわけではありませんが、慣れれば全然許容できるレベルです。少なくとも、親指タイピングよりは早いです。

個人的な使い方ですが、両手で持ってタイプする必要のある場合は、片手で本体を支えて、空いた利き手で複数指のタイピングをしたりしています。時折親指タイピングも混ぜます。個人的には、結構入力効率いいかなあ、と感じています。まあ、無理な使い方なので、結構疲れますが。

さて、キー入力といえばキー配列ですが、評判に違わず、LOOX Uの変態配列は使いづらいです。そこで、猫まねきというキーバインドソフトを用いて、変更をしました。まずは、半角全角を、ESCの位置にしました。もともとの位置ではスペースとの押し間違いが多くて大変でした。続いてカーソルをファンクションキーなしで使えるようにしました。カーソルは頻繁に使うので、ファンクションキー併用だと、作業効率がた落ちです。それに伴い、句点を移動する必要があるので、@の位置に持ってきたのですが、いまいちです。左から読点句点の順にないと、どうもしっくりきません。そこで、押し出すような形で、読点を@の位置に、句点を読点の位置に持ってきました。他には、ハイフンやTABを使いやすい位置に移動したいのですが、まだ思案中です。

ポインテイィングデバイスは、特に不自由なく使えています。通常の操作をする分には、全然問題ないと思います。両手持ちしたときは、すごく自然に使えます。

バッテリーは標準タイプを使っていますが、一日中スタンバイモードで待機させるのは、少し不安があります。一応持ちこたえることは可能ですが、残量ギリギリの状態で作業をするのは嫌ですし、うちは往きと帰りでは、電源を落とすようにしています。

重さは、思っていたより軽いです。Zaurusの2倍の重さなので、それなりの重量感を覚悟していたのですが、いざ使ってみるとさほどでもないです。まあ、慣れなのでしょうか。以前1kg近くあるLet’s note R3を両手持ちで使ったときは、さすがに重かったです。とはいえ、LOOX Uもずっと持っていると、さすがに腕や肩が疲れてきます。やはりベストは、座ってひざの上に置いて、両手タイピングですね。

ひざの上といえば、発熱も気になるところです。基本的にPCなので、その発熱量はPDAの比ではありません。鞄の上に置いて30分ほどいじっていると、かなり鞄が温まっています。なので、直にひざ上に置いての利用は、少し厳しいかも。

最後に即応性。これはわかっていたことですが、やはりPCなので、起動までに1分ほどかかってしまいます。なので、PIMとして使うには少し難しいです。Zaurusを使いたいところですが、さすがに3台持ち歩くのはなあ、と思い、LOOX Uで何とかできないかと思案中です。常時休止状態にしてどれくらいバッテリーが持つか、また携帯とどうやって連携するかが鍵かと思っています。この辺はいずれ別記事にて。

最後にまとめると、いくつか不便に思うところはあるけど、常時携帯用PCとしてはかなり満足な使使い心地です。今はテキストエディタでブログの草稿を書く程度ですが、もっと活用方法を見つけていきたいと思います。個人的には、これで開発作業ができたら嬉しいんだけどなあ…

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