2022年3月30日、Surface Pro8を購入しました。Windows OSを使うのであれば手堅い選択と思われるSurface ProシリーズでメインPCを更新します。以前利用していたのは、Surface Pro3です。そちらに大きな不満がなかったため、今回も同シリーズを使います。しかしキャンペーンに合わせて買ったのですが、この時期はちょうど学生の購入時期と重なるため在庫不足であり、本体は翌週配送、タッチキーボードとスリムペンは生産待ちという状況で数か月後の配送となりました。
ストレージやメモリの容量、CPUなどはある程度カスタマイズが可能なので、純粋にPro3とPro8の比較とはなりませんが、自分の2台を比較すると以下の比較表になります。
項目 | Pro3 | Pro8 |
---|---|---|
CPU | Core i5 | Core i7 |
ストレージ | 128GB | 512GB |
メモリ | 4GB | 16GB |
画面サイズ | 12インチ | 13インチ |
重量 | 800g | 891g |
USB端子 | Type-A 1個 | Type-C 2個 |
画面サイズが少し大きくなったのは嬉しいです。劇的な差分ではありませんが、ちょっぴり便利です。Pro3に比べてフレーム部分が細くなっているので、本体サイズはそこまで大きくなっていません。液晶については反射が気になるので個人的にはノングレアだと嬉しいのですが、フィルムを貼るしかないんですかね。
それからストレージサイズが4倍になった点は大きいです。Pro3から更新したい動機の1つがストレージの容量不足だったからです。まあ、写真などのデータはNASなどを立ち上げてそちらに保管するのがいいんでしょうけど、今のところSurface Pro本体と外付けポータブルUSB HDDだけで頑張っています。お絵描きでは、大きなキャンバスで描いても処理落ちせず、良い感じです。そしてストレージとメモリの容量が増えたので、仮想環境などを立ち上げてプログラミング環境を久しぶりに充実させたいと考えています。
重量は100gほど重くなっています。数字だけ見ると大したことないかな、と思っていましたが、最初の頃はずいぶんと重く感じました。しかし常用していると、次第に気にならなくなります。そしてUSB端子はType-Cとなったため、USBハブを買い直すことになりました。しかし2個になったことで柔軟性が増えたのは良いですね。今のところは1個で事足りていますが、USBマウスのレシーバなど固定用途で一口塞いでしまっても良いかも。
相変わらずSDカードスロットが本体にない点は残念ですが、将来的な汎用性を考えたら仕方ないのかもしれません。でも旅先でカメラから写真をSurface Pro8に取り込みたいときに、わざわざSDカードリーダーを持ち歩かないといけない点は、スマートではないですね。製品の設計観点から理解はできるものの、使用者としては納得のいかない点でもあり、悩ましいところです。
現在まで数か月間使用して気になっている点は、スリープ状態からの復帰がSurface Pro3と比べて少し遅く感じられることです。そしてスリープ状態から復帰できない確率が、Surface Pro3と比べて顕著に高いことです。これらの原因は不明で、デバイス固有の問題か、ソフトウェア構成の問題かはわかりません。通常使用に支障をきたすレベルではないので、しばらく様子見します。
タッチキーボードとスリムペンはまだ十分に使っていないので、後日感想を書けたらと思います。