シドニーマラソンでBridge Run(10km)を走った

2018年09月16日、シドニーマラソン(正式名はBLACK MORES SYDNEY RUNNING FESTIVAL)のBridge Run(10km)に出場してきました。これまで皇居、グアムで5kmの部に出場してきたので、ステップアップして10kmを選びました。

参加申し込みをしたのは6月24日なので、3ヶ月もあれば10kmを走れるようになるだろう、と目論んでいたのですが、なかなか練習する機会をとれないまま9月を迎えました。これはマズいと思ってとにかく10km走ってみたのですが、まさかの4kmで失速して、残り6kmは歩いたり走ったりする形になってしまいました。

 

結局10kmを走りきることがないまま、本番を迎えました。まずは前日にタウンホールでゼッケン類を受け取ります。日本事務局で申し込んだので、専用の窓口で受け取る形になります。そして夜は早く寝て睡眠時間を確保し、朝食もしっかりと食べます。Bridge Runのスタート時刻は朝8時で、会場には1時間前の到着が推奨されています。スタート地点は、シティからハーバーブリッジを渡った先です。移動は電車で1駅、マラソン参加者は当日無料で公共交通機関を利用できます。具体的には、改札ゲートのうちどこか1,2箇所が開きっ放しになっているので、そこを通れば良いです。ゼッケンは見える位置につけておきましょう。

最寄り駅はミルソンズポイント駅です。そこから人の流れに従って歩いて行くと、ハーバーブリッジの真下の芝生に出ます。既に大勢の参加者たちが集まっています。しかし、この日はとにかく風が強くてかなり寒いです。快晴で太陽は出ていますが、まだ空気が冷えているので、寒さが堪えます。ウインドブレーカーあった方がいいですね。

この芝生エリアから階段を下りると、海沿いの道路があります。ここがウォームアップのランニングにちょうど良くて、走っている人も多くいました。とにかくじっとしていると寒いので、自分も軽く走り込み。

そうこうして、スタート時刻である8時が近づいてきました。参加者たちがぞろぞろスタート地点に向かいます。事前に申告した想定タイムによって、ゾーン分けされます。自分はB(60分)を選びましたが、ちょっと見栄を張った格好になりました。申し込んだ時点では、これくらいまでいけるつもりだったのですが。

参加者が多いので、前方以外はスタート時刻を過ぎてもなかなかスタートできません。少しずつ前へ進んでいき、8時20分ごろ、ようやくスタートラインを飛び越えることができました。

  

まずはノースシドニーの街中を走って、程なくハーバーブリッジへ向かう上り坂に差し掛かります。緩やかな上り坂を走っていくと、ハーバーブリッジが見えてきました。ハーバーブリッジのど真ん中を走れるのは、このマラソン大会の醍醐味ですね。

ハーバーブリッジを渡ると、坂を下ってループして、トンネルに入ります。トンネルは空気が溜まってしまうため、ランナーの熱気が汗の臭いとなって充満しています。ここは少し辛い区間でした。

  

その後は海の向こうにオペラハウスを望みながら、海沿いの高架を走ります。そして地上に下りたらシティの街中を走り、ミセスマッコーリズポイントのあるドメインへ入ります。緑が多くて気持ちのいいコースです。ミセスマッコーリズポイントまで行って折り返し、正面に見えるシドニータワーを望みながら、再び街中の道路へ戻ります。

ドメインを抜けた後は、ハイドパークの中間地点で折り返し、北へ向かいます。ハイドパークの反対側では、セントメアリー大聖堂が荘厳な佇まいを見せてくれました。その後はマッコーリストリートを真っ直ぐ進んで、ゴールとなるオペラハウス前を目指します。

  

若葉をつけた早春の街路樹に囲まれて、下り坂を気持ちよく走り抜けていくと、サーキュラーキーの海が見えてきました。道の先にはオペラハウスが見えるので、ラストスパートの気合が入ります。そして、無事フィニッシュラインを通過、10km完走しました。

   

完走メダルを受け取り、オペラハウス前でしばし余韻に浸ります。それからリカバリービレッジへ向かい、BLTバーガーを食べたりしました。

結果は、1時間09分02秒でした。ただし、正式なタイムはスタートラインを超えるまでの時間も含まれてしまうので、1時間26分33秒になっています。

天候も快晴で、気温も走るにはちょうど良い冷え具合で、良いコンディションだったと思います。そしてハーバーブリッジやオペラハウス、セントメアリー大聖堂などのランドマーク、シティの高層ビル群やドメインの緑など、バラエティに富んだ内容で、とても楽しいコースでした。人にお勧めしたいですね。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。

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