4日目、5時すぎに起きて準備を済ませ、7時ごろホテル前で待つも、送迎が来ません。おや?と思いメールを見たら、昨夕に海況不良で中止の連絡が届いていました。というわけでぽっかり予定が空きましたが、フリー散策の日程をこの日に当てることにしました。
10時すぎ、ホテルを出発して、エリザベスキー方面に向かいます。途中、Stirring Gardensや西オーストラリア州立最高裁判所の前を通っていきます。
エリザベスキーに着いたら、ベルタワーを眺めて、周辺を散策します。海からの風が結構強くて、少し肌寒いですが、日が出ているのでそこまで寒くはありません。スワン川を挟んだ対岸や、海岸線上に整備された公園や様々なモニュメントなど、風光明媚な景色が広がります。海鳥がのんびり羽根を休めている様子も印象的でした。
途中、ベンチに腰かけて休んでいたら、おばあさんからフェリー代を出してくれとせがまれました。断ったら少し離れたところでキレ散らかしていたので、何だ?と考えて、アボリジニかと気づきました。あー、この対応はすっかり頭から抜けていました。
その後はCATバスに乗ってキングスパークに移動します。ブルーラインに乗りますが、行き先が2種類あるので正しい行き先のバスに乗車します。後者位置はGoogle Mapsを見て判断します。Google Mapsのおかげで海外でのバス利用のハードルがだいぶ下がります。
キングスパークに着いたら、園内を散策します。しかし空模様が少し怪しいです。クイーンズツリーや州立戦争記念碑を見学して、パースの中心部を望んでいたあたりで、雨が降り始めました。多少の雨では傘は差しませんが、少々強めの通り雨でしたので忍ばせておいた折り畳み傘を差しました。
その後は植物園エリアを散策します。日本では見かけない植物の花や、鳥たちを写真に収めながら楽しみます。土地柄か、やはり乾燥に強そうな植物が目立ちますね。空も再び青空に戻ってきて、景色も映えます。途中に橋の通路があり、高い目線から森の景色を楽しめるエリアもあります。
植物園エリアを抜けてもキングスパークは続きます。とりあえず西の端まで抜けてみることにしました。森の中の砂地の遊歩道をひたすら歩きます。あまり変わり映えのしない景色なので観光客はほとんどおらず、地元の人がたまに散歩している程度です。
途中、May Drive Park LandにあるZamia Cafeで昼食を取れたら、と思ったのですが、日曜の昼過ぎということで結構混んでおり、断念しました。
そのまま公園を抜けたら、街中を歩いてバス停に向かいます。電車の駅からも遠くて歩くのはきつそうでしたので、バスで直接フリーマントルに向かうことにしました。ここでバスの支払いをちょいミスしたかもしれません。
フリーマントルに到着後は、街を散策します。観光地なので観光客の姿が多いです。フリーマントルマーケットの中へ入ってみたりしつつ、向かった先はフリーマントル刑務所です。
フリーマントル刑務所は世界遺産ですが、1991年まで実際に稼働していました。現在は観光が可能となっています。刑務所本体の建屋はガイド付きツアーに参加しないと見学できませんが、入口付近のエリアのみでしたら、フリーで見学できます。幾つかの展示ギャラリーがあり、20分くらいは楽しめると思います。一通り見学した後は、小腹が空いたのでカフェで軽食をいただきました。
続いて向かった先は、Little Creatures Breweryです。有名なクラフトビールの醸造所になります。観覧車のある公園を抜けて踏切を越えていくと、目の前に見えてきました。
とりあえず入ってすぐのところにあるカウンターでHAZY IPAを1パイント注文し、空いているテーブルに着きました。フードメニューはQRコード経由のスマホから頼める仕組みでしたので、牡蠣とポテトフライを注文しました。グラスが空いたので、Specialized lagerを1パイント追加で頼みました。ポテトフライが一人で食べるには結構な量があり、だいぶ満腹となりました。
食事を終えたら、薄暗くなった街を歩いてフリーマントルの駅へ向かいます。ここからパース駅まで電車に揺られて、そのままホテルへ帰りました。お酒が回っているので、21時ごろには就寝してしまいました。