久米島の旅～最終日

最終日、朝食前にランニングに行きたかったけど、起きる時間が遅かったので、先に朝食を済ませました。

少しお腹を落ち着かせてから、ランニング。海沿いを南へ走り、島尻の石墓付近で折り返し。およそ6kmを走りました。10kmくらい走るコースも考えましたが、前日までのダイビングによる腰疲労も鑑みて、おとなしめにしました。詳細は「久米島でランニング」記事をご覧ください。

11時ごろ、チェックアウト。荷物はフロントに預かってもらいます。売店で引き換えたアイスを食べつつ、島内散歩開始です。空はあいにくの曇天ですが、雨が降らなかっただけ良しとします。サトウキビ畑を横目で見つつ、向かった先は奥武島。新奥武橋を渡って島に上陸します。少し歩いた先にあるのが、名勝畳石。日本の地質百選や国の天然記念物に指定されています。見事な六角形で、これを自然が作り上げたことに感嘆です。その後広場の東屋でまったり。とにかく時間に余裕がありまくりの本日なのです。

久米島に戻り、続いて向かった先は北西方面。地図を見て見つけた史跡名勝へ行ってみようと思います。海沿いではなく内陸側を、久米島空港真泊線に沿って歩きます。途中で抜けたサトウキビ畑は、風が吹くと葉がこすれて、ざわわ……ざわわ……という音に包まれ、心地よいです。そして遠くには山々の姿、手前にサトウキビ畑が見えて、なかなか気持ちの良い眺望でした。太陽も少しだけ顔を出してくれて良かったです。

久米島一周線に合流した後は、宇根の大ソテツに立ち寄ります。庭園の奥の方にそれらしきものが見えますが、有料だけど窓口に人がいないので、断念。その後は仲原善忠の生家を見学。

続いて向かった先は、登武那覇城跡。高台にあるので、坂道を少々登ります。たどり着いた先では、島の見事な眺望があります。城跡なので建屋はありませんが、建物跡を示すと思われる岩が埋められていました。時間もあるし、景色も良いので、まったりしたかったのですが、風が吹いて結構寒いので、そこそこにして下山しました。

街中を歩いていたら、お昼時になったので、スリーピースにて、ピリ辛味噌そばをいただきます。ピリ辛の名前の通り程よい辛さで、美味しくいただけます。ちなみにこちらはパーラーなので、スイーツメニューが豊富です。どちらかと言うとそちらがメインかもしれません。

食後はイーフビーチをお散歩。砂浜を見ていたら、白いカニがいました。他にも生き物がいるかな、と思って探しますが、結局見つけたのはこの1匹のみ。

その後はサトウキビ畑を歩いたり、ウロウロして時間を潰します。正直暇になってしまいました。自転車をレンタルして、行動範囲を広げた方が良かったかなあ。

というわけで、予定よりも1本早いバスで空港へ向かことにしました。空港に到着したらチェックインを済ませます。1本早い便に空席があるとのことで、振り替えてもらいました。那覇空港での乗り継ぎがあるので、羽田に着く時間は変わりませんが、那覇空港でサクララウンジを使えるのは大きいです。

那覇空港に着いたら、売店で沖縄そばをいただきます。那覇空港って離島への乗り換え需要がそれなりにあるはずなのに、制限エリア内のレストランが少ないですよねえ。ラウンジに入ったら、あられミックスと野菜ジュースで一服。

それから羽田空港行きの飛行機に搭乗しました。窓からは月がきれいに見えたので、カメラで撮影を試みましたが、なかなかきれいに撮れませんねえ。なお、出発が予定より30分くらい遅れたので、帰りの終電がギリギリで結構焦りました。プライオリティバゲージがなかったら、危なかったかも。

こうして今回の久米島旅行はお終いです。