2024年8月12日、国際線の飛行機に乗り遅れてしまったので、メモをしておきます。出発ぎりぎりだったことは過去に数回ありましたが、乗り遅れてしまったケースは初めてです。
まず、乗り遅れの遠因ともいえる今回の経由便についてです。元々はパリから羽田への直行便を予約していたのですが、予定していた便が欠航となったので代替便の案内がだいぶ前にありました。なぜかヘルシンキを経由して、翌日の夕方に羽田へ向かって飛び立つ便です。この時はあまり深く調べずに、この提案が妥当なのだろうと思っていましたが、どうもヘルシンキから羽田へ向かうフライトを1日分間違えて案内されていたように思えてきました。もともとパリを10時台に出発する便が20時台へダイヤ変更になったようですが、ヘルシンキ経由なら総移動時間は増えるものの、帰国を3時間ほど早くできるためです。今となっては確かめる術はありませんが、1年くらい前に予約した便はダイヤ変更などで振替案内が来ることがあるので、その際はそれが自分にとって最善の提案なのか、確認する必要があることを痛感しました。今回のケースは、帰国時間が遅れてもパリを20時台に出発する方が良かったです。
ここから本題の乗り遅れの顛末です。パリからヘルシンキへ向かう便ですが、こちらのチェックイン締め切り時刻をきちんと調べていなかったため、乗り遅れてしまいました。これはほぼ100%自責です。何となくシェンゲン協定内のフライトだから国内線の感覚があって、1時間ちょい前に空港に着けば良いか、と思っていたのですが、これをきちんと調べておくべきでした。パリとヘルシンキ間のフライトは、JAL発券のチケットでフィンエアー運航便でとなり、この場合は45分前までにチェックインをしておけば良かったのか、目的地である羽田に合わせて60分前となるのか、航空会社が違うし同日乗り継ぎでもないので恐らく前者だと思いますが、これを40分前だと勘違いしていて、オンラインチェックインも間に合いませんでした。ロワシーバスが目的のターミナルに停まってくれなかったことも遠因ではありますが、直接の原因は時間の勘違いですね。
そして航空券の規約は何となく認識していましたが、まとめて購入した旅程の一部でも搭乗をしないと、以降の航空券が無効になってしまいます。つまりパリとヘルシンキの航空券が無効化した時点で、ヘルシンキと羽田間の航空券も無効化しました。最初は宿も取っている都合上、何とかヘルシンキまで行きたいと考えていましたが、既にヘルシンキと羽田間の航空券が無効化しているなら、敢えてヘルシンキに行く理由はありません。一応ヘルシンキでの軽い観光も考えていたのでそこは口惜しいですが。
最終的に有償で手続きをしてもらって、パリと羽田間の航空券を確保しました。この際に困ったのは、自分がJALの登録メールアドレスをインターネットプロバイダ提供のものにしていたので、現地で受信をできなかったことです。ワンタイムパスワードの通知先がメールアドレス宛に来るので、色々な操作ができないのです。代替手段として、SMSで必要な支払い情報(ユーロ建て)のあるURLを送ってもらいましたが、迷惑メール対策が機能しているのか、URLが無効化された状態で送られてしまい、アクセスができません。オペレーターはシステムに登録されたメールアドレスにしか情報を送信できないので、JMB会員としてではなく非会員として予約番号からメールアドレスを登録し、そちらへURLを送ってもらいました。メールアドレスはYahooメールを使いました。ヨーロッパ圏内ではYahoo JAPANのサービスは基本的に利用できませんが、Yahooメールは例外的に利用可能です。
失効した航空券は未使用区間の税金のみ払い戻されます。ホテルはキャンセル返金なしのプランで予約していたので、返金なしです。失ったものばかり数えるな!の精神で、損失は具体的に計算しないことにします。