3日目、7時すぎに起床して、10時すぎにチェックアウトしました。さすがにスーツケースを持って移動するのは辛いので、荷物を預けます。荷物の預かりはカウンターで預ける方式ではなく、2階にある荷物保管庫にセルフサービスで預ける方式です。
この日は純粋に観光に当てます。まず向かう先はセントゥーサ島です。MRTに乗って南端であるHarbourFront駅まで向かいます。MRTの駅の間隔は基本的に短いのですが、HarbourFrontとその手前の駅は結構長い距離を走っていました。
HarbourFront駅に着いたら、駅直結のショッピングセンターであるVivoCityを散策します。朝食を食べていなかったので、Central Hong Kong Caféに入店してブランチとしました。注文はテーブルに埋め込まれたタッチパネルから行います。注文したのは、海南鶏飯になります。チキンは一般的な蒸し鶏ではなく、フライドチキンです。小鉢も2個ついて朝からお腹いっぱい食べました。
セントゥーサ島へ向かうSentosa ExpressのホームはVivoCityの3階にあるので、エスカレーターで上ります。3階は屋上広場がありますので、少し散策しました。また屋内ではロボカーポリーの遊具を発見しました。
Sentosa ExpressもMRTと同様にクレジットカードのtap決済が可能です。セントゥーサ島側の駅には入出場ゲートはなく、セントゥーサ島内の駅間はフリーで乗降できます。まずは終点であるBeach駅へ行きました。
さっそくSisoloビーチを散策します。しかし生憎の曇天です。一昨日や昨日はそこそこ雲はあったのですが、青空が見えることもありました。しかしこの日は雲がしっかり広がっており、晴れ間が見える気配がありません。それでもビーチ沿いを歩いて海を楽します。晴れていたら断然美しかったんだろうなあ、という雰囲気ですね。時折絶叫が聞こえるジップラインやバンジージャンプなどのアクティビティを眺めつつ、ビーチをのんびり散策しました。
ここでだいぶ喉が渇いてきたので、セブンイレブンに寄って水を買いました。今回の旅行ではセブンイレブンにはよくお世話になりました。他の屋号でも概ね同じなのでしょうが、知っているブランドの方が気づきやすいし、安心感もあります。
Beach駅まで戻ってきたら、Imbiah駅まで移動します。駅前から階段とエスカレーターを上っていき、広場に出ました。マダムタッソー蝋人形館やゴンドラの駅があります。周りに建物や木が多いので、眺望はそこそこに楽しめます。
一通り見終えたら階段を下りて行きます。そしてImbiah駅には戻らず、そのままResort方面に向かいます。ショッピングセンターとなっており、広場にはクリスマスらしい飾り付けも行なわれていました。少し休憩して北へ真っすぐ進んでいくと、Resort World駅に出ました。ここからSetosa Expressに乗ってVivoCity駅まで戻ります。
MRTに乗ってChina Townへ移動します。駅から出るとそこは漢字の看板が広がる世界で、中華圏の街並みに来たことを感じます。
真っすぐ通りを進んでいくと、程なくして右手にカラフルな像がたくさん屋根に飾られている建物が見えてきます。こちらがヒンズー教の寺院であるSri Mariamman寺院になります。屋外ですが、中へ入る際は靴を脱ぐ必要があります。崇める神は異なるものの、神道と同じく多神教なので、どことなく神社の境内と似た雰囲気を感じます。様々なオブジェにもそれぞれ云われはあるのでしょうが、その辺は不勉強でわかりません。こういう時、教養の大切さを思い知りますね。
続いて向かった先は、名探偵コナンの壁画です。こちらはシンガポールを舞台にした劇場版に合わせて制作された公式のものになります。
その後はBuddha Tooth Relicを見学します。こちらは入場する際に脱帽などが必要です。内部は多くの飾りや仏像が並んでおり、荘厳な雰囲気です。仏教寺院なので日本国内の寺院と通じる部分もありますが、どことなく異なる部分も感じます。建物自体は高層階までありますが、一般の人が入れるのは1階部分のみです。
続いてMRTでLittle India駅へ移動します。あまり時間がなかったこともあり、街並みをぶらっと散策します。お供え用の生花を売っているお店が多いのが印象的でしたね。また路地を歩いている最中にタンテンニア氏の邸宅跡を見つけました。リトルインディアにある唯一の中華別荘であり、カラフルな配色が目を惹きます。
それから向かった先は、Bugis駅です。そこから北東方面へ歩いて、サルタンモスクまでやって来ました。内部を見学できる時間は過ぎてしまったので、外観の見学のみとなります。丸形のドームや尖塔というモスク特有の外観を楽しみました。
Bugis駅に戻ったら、1駅ですがMRTでRochor駅まで移動し、ホテルに行って荷物を回収します。そして再びRochor駅に戻ってMRTでチャンギ空港へ向かいます。EXPOへ向かうDownTown線は意外と混んでいました。中心部だけ混んでいるかな、と思っていましたが、意外と郊外も人が多く乗っていますね。EXPO駅から空港行きの電車に乗り換えますが、たまに空港行きのホームに別方面行きの電車がやって来るので案内板の表示を確認しておいた方が安心です。
チャンギ空港に着いたら空港内のシャトルでターミナル1へ移動します。出国審査前の保安検査は簡易的に行われます。搭乗前の保安検査は搭乗口前で改めて実施されます。なのでその時間を見込んで搭乗口へ移動する必要があります。
出発まで時間がありますので、Marhaba Lougeで寛ぎます。こちらで夕食をいただきました。お酒はシンガポールということでTiger Beerをいただき、その後赤ワインを少々いただきました。
22時25分ごろ、チャンギ空港を離陸して、日本へ向かいます。5時55分ごろ羽田空港に到着した後は、一旦帰宅して眠気の残る中、9時30分すぎに職場へ向かいました。現地での滞在時間を優先した代償ですが、仕方ないですね。これで今回の旅行はお終いです。