釧路阿寒旅行2023

今回の旅行のトリガは、JALの国内線のセールで5月後半の航空券をゲットしたことです。主目的は雌阿寒岳登山なので、土曜朝発の日曜夜着が良かったのですが、ブラウザのトラブルなどで出遅れてしまい、土曜朝は売り切れてしまったため、金曜夜発となりました。できれば金曜は阿寒湖へ直行したかったのですが、バスの便がないので一旦釧路に出て宿泊する行程にしました。

初日、平日なので少し早めに仕事を切り上げて、17時30分ごろ羽田空港に到着しました。そこから釧路空港まで空の旅を楽しみます。ちょうどフライト中に日没の時間となるので、雲平線に沈む夕日を観賞しました。

釧路空港に到着後は、シャトルバスで釧路市内に向かいます。1時間弱乗車し、フィッシャーマンズワーフMOOにて下車したら、炉ばた煉瓦に向かいます。

まずはサッポロクラシック中ジョッキで喉を潤します。それから、ほたて、ほっき貝、紅鮭を注文して、網の上で焼きます。いい塩梅に焼き上がったら、さっそく頬張ります。貝は大ぶりで身も締まってぷりっぷりです。紅鮭も新鮮で口の中に旨味が広がります。その後はししゃも(メス)とこまいを頼みました。こまいは1注文で3尾来ます。骨が多いので少し食べにくいですが、マヨネーズで味変しながら3尾いただきました。お酒はとうきび茶ハイを追加しました。それから推されていたいわし餃子をいただき、最後は焼きたらこのおにぎりで締めました。満腹です。

食後は腹ごなしに幣舞橋周辺を散策しました。赤や緑にライトアップされた幣舞橋や、釧路川沿いの夜景、”Cool KUSHIRO”のオブジェなどを楽しみました。

その後は歩いてホテルまで向かいます。ホテルは釧路駅前なので、そこそこ歩きます。途中のコンビニで明日の山行用の買い出しを済ませました。

この日の宿泊先は、コンフォートホテル釧路です。シャワーを浴びてさっぱりしたら、日が変わる前に就寝しました。

2日目、7時すぎに起床して、無料朝食をいただきます。無料なのに結構メニュー豊富で色々と楽しめます。食後は阿寒湖のタクシーを予約して、10時手前にチェックアウト。釧路駅前まで出て、バスターミナルに向かいます。そこから2時間ほど阿寒バスに乗って、阿寒湖温泉に到着しました。

続いて予約していたタクシーに乗って、雌阿寒岳温泉登山口に向かいます。雌阿寒岳登山については、こちらの記事をご覧ください。

登山を終えたら、タクシーに乗って阿寒湖荘まで移動します。こちらは一昨年の冬に来た際にもお世話になった宿です。夕食前に展望大浴場に入って、疲れを癒します。泉質は単純泉です。そして温度の異なる3つの湯船があります。一番上は高温なので、実際に入れるのは2箇所です。

その後は部屋で夕暮れの阿寒湖を眺めたり、無料のソフトクリームをいただいたりして、まったりと過ごします。

そしていざ夕食。まずはサッポロクラシック中ジョッキを頼んで、様々な料理に舌鼓を打ちます。旅館の夕食は、たくさんの品数の料理を少しずつ楽しめるのが良いですよねえ。続いて阿寒1合を注文して、酔いを回していきます。さすがに終盤はかなり満腹となりました。

部屋に戻ったら、布団で横になります。お酒をそこそこ飲んだこともあってか、気づかぬうちに寝落ちしていました。というわけで、23時30分ごろには就寝しました。

最終日、6時手前に起床して、鹿鳴の湯で朝風呂を堪能します。露天風呂ですが、お湯が結構熱くてあまり長湯はできません。湖畔ということもあり、蚊が多いのも気になります。前回は厳冬期だったので、この辺りは特に気になりませんでした。

それからランドリールームで登山ウェアを洗濯し、続いて朝食をいただきます。そして10時ごろ、チェックアウトしました。

まず向かった先はボッケ遊歩道です。そこからさらに先にある滝口自然探勝路も散策してきました。散策の様子は、こちらの記事をご覧ください。

まりもの里桟橋まで戻ってきたら、阿寒湖遊覧船に乗船して、クルーズを楽しみます。風は冷たかったですが、ガラスなしに景色を楽しめるデッキ席に陣取りました。小島や大島、先ほどまで歩いていた滝口自然探勝路などを眺めます。そして船は滝口と呼ばれる細い湾に入っていきます。両岸が近くてリバークルーズのようでもあります。途中で船は折り返して、再び湖の広い場所に出ます。

次に向かう先はチュウルイ島です。こちらには、マリモ展示観察センターがあります。阿寒湖に沈んでいるマリモが水槽の中に展示されており、その大きさは圧巻です。これらは展示期間終了後に、再び湖の中へ戻されるとのことです。他には、マリモが形成されて最後は崩れていく各段階の展示がありました。

クルーズを終えたら、まりも通りを抜けて、阿寒岳神社に参拝しました。それからアイヌコタンまで歩いて、木多郎カリーに入店します。こちらは丸太舟と同じ店舗となっており、GoogleMapsで探したときには少し混乱しました。注文したのは、縄文カリー。こちらの店舗限定のメニューで、シト、キトピロ、シケレペなどのアイヌ食材が入っています。じゃがいもなどを餅状にしたシトがお気に入りです。遅い昼食だったこともあり、ライス大盛でいただきました。

食後はバスターミナル方面へ歩きます。途中、近くにあるウレ・カリプの足湯で、トレッキングで疲れた足を癒します。

その後は、阿寒バスに乗って釧路空港まで移動します。空港到着後は、展望デッキでHACの初音ミク飛行機を眺めたりして、のんびりと過ごします。出発まで3時間超あるので、やや時間を持て余す感じです。とはいえ、釧路市街地まで出て戻るには微妙な時間なので、空港で過ごすことにしました。

チェックイン手続きを済ませたら、レストランたんちょうにて、ザンギ定食をいただきます。お酒は角ハイボールを頼みました。お昼が遅かったので、お腹の空き具合はまだ余裕がありましたが、このタイミングを逃すとだいぶ遅くなるので、今のうちにいただきました。

そして30分遅延して、釧路空港を飛び立ち、羽田空港に向かいました。最終便なので遅延の可能性は高いですが、それにしても最近は遅延に当たるケースが多い気がします。これにて今回の旅行はお終いです。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。

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