チケットぴあのプレリザーブに申し込んだら当選したので、行ってきました。場所は新宿バルト9なので、少し早起きです。
当日はあいにくの雨。余裕をもって行ったら、随分時間を持て余しました。席はM列なので、幸か不幸かだいぶ後ろの方。周りは家族連れか、大友な成人男性だろうと思いましたが、予想に反して両隣とも女性でした。
まずは映画の感想から。最初に上映されたのは、「ちょ~短編プリキュアオールスターズGoGoドリームライブ」でした。てっきり後にやるものだと思っていたので、のっけから意表を突かれました。内容は歴代プリキュアがライブ会場で鉢合わせて、悪い奴をぶっ飛ばし、最後はみんなで歴代主題歌を歌うというもの。さすがちょ~短編というだけあって、時間がないので、ストーリーはないに等しく、アクションシーンと歌を見せるだけといっても過言ではありません。あとは脳内補完しろといった感じです。ちなみに、来春には、ちょ~短編ならぬ長編版が上映決定だそうです。
まあ、この短編はお祭り作品なので、こういうノリなのでしょう。さあ、いざ本編へ…!が、本編もある意味それに違わぬ超展開でした。とにかくあれもこれもとサービス精神旺盛な作りになっています。こまかれのプリンやり取りなんて、何という狙いっぷり。ビターさんとドライさんとの戦闘では、こまかれを分断して、りんかれ&うらこまといったカプリの網羅度を上げています。それに、ムシバーンさんも最後脈絡もなく、上半身脱いでるし。あらゆる方面の需要を満たす気満々です。
チョコラ姫は、最初黒っぽい描写(今思えば、ミルクもクレープもそうでしたね)がされていたので、その系統のキャラなのかな、と思ったら、以降別にそういった描写もなく。しばらく黒イメージがあったので、「いくら食べても太らない」と台詞もウソなのかと勘ぐってしまいました。まあ、案外映画の後日談として、一同体重計の前で悶え苦しんでいるのかもしれないですけど(笑。 個人的には、軽装に着替えたあとのチョコラ姫が好きです。
あと、今回のムシバーンさんは、勧善懲悪でいう悪ではなく、ある程度情状酌量に足る理由を持ち合わせています。これはもしかして和解できるのか、という期待を醸し出しつつ、最後は滅殺でした。ひどい…。最後に浮かべた安らかな笑顔が、唯一の救いです。
また、オープニングにあるミラクルライトの使い方は、昨年同様の寸劇による紹介でした。内容もさらに磨きがかかって、より面白いものになっています。これだけでも十分楽しめる!
ただ一点気がかりなのは、ナッツの活躍がなさすぎることです。メルポよりも活躍してない…。あらゆる方面の需要を満たしたと思われる本作でしたが、盲点はあった…!
といった感じで、正直いって昨年のダークプリキュアほどの感動はないと思います。制作側もそれをわかったうえで、みんな好きに楽しんじゃえば?というノリだったのではと感じました。 そのインパクト不足の代わりなのか、のぞみさんがついに一線を越えてしまった…!ちぃぃ、なんと余計なことを…
その他の感想としては、格闘シーンがDBZ並みにすごかった点と、キュアフルーレが初めて本来の”フルーレ”として活用された点に、感動しました(笑
舞台挨拶のほうは、公式サイトに結構詳しく載っていますね。舞台挨拶は2箇所であったはずですが、掲載されている方が新宿バルト9のものだと思います。レポートは別途書きたいですが、とにかく草尾さんのメッセージが基本大友向け(とうちは思っている)という熱い展開でした。他にも、永野さん前田さんによるこまかれのイチャイチャが収拾つかなくなったりなど、いろいろ濃ゆく、プリキュアファンなら満足間違いなしです。
最後には報道陣による写真撮影がありましたが、映っていないか若干心配です^-^;)。後方とはいえ、通路前の席なので…
おまけ。映画館でゴミを散らかすと、サファイアアローが炸裂します。